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4得点で快勝、首位をキープ

13日、浦和レッズはエコパスタジアムでJリーグ第23節・清水エスパルスとのアウェイゲームに臨んだ。静岡へ駆け付けたレッズサポーターによる、ホームゲームかのような大声援が秋晴れの青空に響く中、レッズはそれに応えるかのように4-1で快勝。勝ち点を47に伸ばしリーグ首位を守った。

今季ここまで無敗の黒い3rdユニフォームに身を包んだレッズは、李がリーグ戦では第12節のヴァンフォーレ甲府戦以来のスタメン出場。柏木と2シャドーを組んだ。試合に先立ち、両チームキャプテンの阿部勇樹と平岡康裕の2人が差別撲滅へのスピーチを行い、15時6分に清水ボールでキックオフされた。

後方から丁寧なビルドアップを見せるレッズと、ワントップを前線に残して5バックと4人のMFでブロックを作りカウンターを狙う清水という構図でゲームが進んだ。那須、阿部、啓太の3人が流動的に動いてボールを動かして攻撃の起点になり、ピッチを広く使って攻撃を展開した。清水のカウンター攻撃を受け、ノヴァコヴィッチのシュートがクロスバーを直撃するシーンこそあったが、全体にゲームはレッズペースで進んでいった。

均衡を破ったのはレッズ。中盤で受けた李のドリブル突破から平川を経由して森脇につながると、左足で放ったグラウンダーのミドルシュートがゴールに吸い込まれ、22分にレッズが先制した。続く28分にはGK西川を含めた後方の選手たちで清水のプレッシングをいなすと、森脇のロングボールに抜け出した李がGKとの1対1を制して追加点。遅攻と速攻を使い分けたレッズが2-0とリードを奪ってハーフタイムを迎えた。

「特に立ち上がり15分を集中すること」とミシャ監督から指示を受けて後半に入ったレッズは、49分に啓太がゴールバーを直撃するミドルシュートを放つなど、前半の勢いそのままにゲームに入った。清水が前線でのプレスに掛ける人数を増やしたことでレッズの前線にスペースが生まれ、中央からサイドからと次々にゴールに迫る形を作っていく。

72分には柏木の右コーナーキックを槙野が頭で合わせて3-0とし、リードを広げた。しかしホームの清水も意地を見せ、直後の76分にコーナーキックから平岡のゴールを許し3-1となった。勢いに乗って試合終盤の攻勢に出る清水に対し、ミシャ監督は李に代えて青木を投入して3ボランチに変更。平川に代えて永田もピッチに送り込み、ゲームを締めくくりにかかる。

そして終了直前の90+1分、相手GKのパスをカットした興梠がドリブルで持ち込むと、守備に入った相手のオウンゴールを誘って4点目。レッズサポーターによる『PRIDE OF URAWA』の大きな歌声が響く中、このまま4-1でタイムアップを迎えてレッズが敵地で勝ち点3を手にした。

レッズの次戦は20日(土)のリーグ第24節の柏レイソル戦。今季すでに2敗を喫している柏に対してのリベンジを期し、ホーム・埼玉スタジアムで19時キックオフのゲームに臨む。

【李 忠成】
(先発で結果を残せたのが大きいのでは?)
「大きいですね。次につながったと思います。残り11試合で、内容よりも個人としても結果を出すことを重視してやっていきたいですし、この試合もそういう気持ちで臨んでいました。絶対に何が何でも得点を取るという気持ちで毎試合やっていきたいです」

(得点シーンはイメージ通りだった?)
「裏に抜けるプレー、あれも自分の良さだと思っています。森脇もしっかり見てくれていました。裏に抜けるプレーやクロスを、もっと自分が入ったときに見せていきたいです」

(森脇選手の先制点でも一回仕掛けて引きつけて良いパスを平川選手に出していたが?)
「本当は自分でいかないといけなかったですが、ヒラさんに渡して結果が出たので、良しということにします。自分でも狙おうと思ったんですけど。でもヒラさんが横にいたので。少し焦ってパスを出したので、もう少し引きつけられれば良かったと思います」

(点を取るまでは相手も危険なシーンを作っていたが?)
「90分でやるのがサッカーです。最初の20、25分くらいまでは相手も集中していましたが、時間が経つにつれて空いてくるなと思っていました。思い通りに試合を運べたと思います」

(全体的にリズムに乗れていたのでは?)
「相手も結構引いていたので、自分たちのサッカーをゆっくりできました」

(興梠と並び気味で2トップになるような動きもあったが?)
「相手が引いているときはそうですね。攻め込まれているときはあそこまで行けないですが、押し込んでいるときは自分が前に引っ張っていてもいいかなと思っていました。そうすることによって、ヒラさんや森脇が攻撃に参加できるので」

(久々のリーグ先発で気持ちの良い終わり方だったのでは?)
「勝てたことはそうですね。4-1という点差のあるスコアでしたし、良かったと思います。次はレイソル。すごく良い相手なので、絶対に自分の得点で叩いて勝ちたいです」

(点を取って乗った?乗れたから点を取れた?)
「乗れたから取れたと思いますね。練習からプレーが良かったですし。練習から良いプレーをできれば試合でも結果が出ると思います。本当に、動けるようになりました。今日は暑かったですが、もう暑くないですし、涼しくなればもっと良いプレーができると思っています」

(残り11試合で先発して結果を出したことで、リーグの残りに自分が貢献できるイメージが膨らんだのでは?)
「終盤戦も、守りに入るのは良くないです。守りに入るのではなく、自分が入ることによって加速するイメージがこのチームにつけばいいと思いますね。カップ戦でもリーグ戦でも、1試合ごとに進化することのできるチームが優勝できると思います。だから、守るのではなく、自分が入ることによって新しいサッカーができてくると必ず優勝が見えてくると思います。11試合は少ないようで長い。ここで誰かが爆発しないといけない。自分がそうなれればいいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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