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2ndステージ 第6節 vs甲府 猛暑の中、武藤、李のゴールで2ー0の完封勝利

30日、浦和レッズは山梨中銀スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第6節ヴァンフォーレ甲府戦に臨み、2-0で快勝した。

前節の鹿島アントラーズ戦で2得点を挙げてチームを逆転勝利に導いた李忠成が2試合ぶりにスタメン復帰し、リーグ戦では今季初めて1トップで先発した。2シャドーは右に武藤、そして左には鹿島戦に続いて2試合連続で高木を起用。出場停止明けの宇賀神が左ウイングバックに戻り、右は関根。ダブルボランチと3バック、GKは前節と同じメンバーが入った。

気温30度以上という猛暑の中、試合は18時4分、レッズボールでキックオフされた。5-4-1システムの甲府は、1トップに2ndステージ途中から加入したFWドゥドゥが入る布陣だ。

立ち上がりにチャンスをつくったのは甲府だった。レッズは、ドゥドゥの抜群のキープからサイド突破を許し、10分間で立て続けに4本のCKを与えてしまう。

しかし11分。李が右サイドを長いドリブルで突破してシュートまで持ち込んだのを皮切りに、形勢が一気に逆転した。

先制点が生まれたのは14分。右サイドの森脇が逆サイドへ展開したボールを受けた宇賀神が左サイドからクロスを上げると、ファーサイドへ走り込んだ武藤が頭で合わせて1-0。これでゲームが落ち着き、その後はレッズがボールを支配する時間が続いた。

対する甲府はリードされているにもかかわらず前へ出て来る気配がなく、ドゥドゥのチェイシングも単発で、淡々と時間が過ぎていく。

だが、レッズとしては相手のローペースに付き合ってはいられない。すると45分、宇賀神のスルーパスを敵陣深くで受けた高木がマイナス気味にダイレクトでクロス。これをゴール中央で待ち構えた李がボレーで叩き込み、2-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

後半もレッズが一方的にボールを支配し、選手交代をしながら追加点を狙っていった。69分、柏木を下げて青木を投入。72分には武藤に代えて石原、77分には李に代えてズラタンがピッチへ。猛暑の試合で消耗は激しく、終盤は運動量が落ちていったが、終了間際には高木、ズラタン、石原のコンビネーションから石原が惜しいシュートを打つ場面も見られた。

試合はこのまま2-0で終了し、レッズは1stステージ終盤から引き分け1試合を挟んで8試合無敗。2ndステージも5勝1分けで勝ち点を16に積み上げた。

次節は3試合ぶりのホームゲーム。8月6日(土)18時30分より埼玉スタジアムにて湘南ベルマーレと戦う。

【高木俊幸】
(今季初めてフル出場したが?)
「最後の方は気持ちで走りきりました。足もつりそうでしたが、うまくつらないように走りました。どちらかというと自分は足をつっても、そこからまた走れるタイプなので、はまれば90分走りきれるタイプだと思っています」

(アシストを決めた場面については?)
「試合前に阿部さんから『あそこに走り込め』と言われていましたが、あそこまでうまくいくとは思いませんでした。相手のディフェンスラインを下げるような動きをしてみてというアドバイスもあったので、それをやった結果、あのようないい形のゴールが生まれたと思います」

(試合後に柏木選手から何と声を掛けられた?)
「今日は合格点だと言われました。相手がこれだけ引いてくる相手でしたし、もう少し押し込まれているような相手だったら、もっと走らなければダメだと言われていたと思います。鹿島戦は言われてから動く感じでしたが、今日は自分から意識的に戻ることもできたし、相手ボールになった瞬間にスイッチを切り替えてプレッシャーをかけることもできました。後ろのウガ君(宇賀神)も90分通して指示を出してくれましたので、その声を聞きながら、守備面でも貢献できたと思います」

(鹿島戦に続いて出場のチャンスを与えられたことについては?)
「鹿島戦ではいいプレーを出せませんでしたが、その次の週にまた切り替えて練習に取り組めた姿勢は良かったと思います。それをしっかり見ていてくれたミシャ監督が、自分を起用してくれたことに感謝したいです。その期待に応えたいという思いが今日は強かったです。ゴールはできませんでしたが、アシストや90分走りきるという最低限のところは出し切れたと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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