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2ndステージ 第5節 vs鹿島 李 忠成の2ゴールで逆転勝利、鹿島との上位対決を制す

23日、浦和レッズはカシマサッカースタジアムで、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第5節、鹿島アントラーズ戦に臨み、後半から途中出場した李忠成の2得点で逆転勝ちを収めた。

リオ五輪代表に選ばれた興梠と遠藤がこの試合から不在となる中、レッズは1トップに6月15日のガンバ大阪戦以来8試合ぶりの先発となるズラタンが入り、2シャドーの一角には今季リーグ戦初先発となる高木。また、出場停止の宇賀神の位置に関根が入り、右ウイングバックには6月18日のサンフレッチェ広島戦以来の先発となる梅崎が入った。3バックの中央では那須が先発した。

涼しい風がピッチやスタンドを舞う中、試合は18時34分、鹿島ボールでキックオフ。立ち上がり、レッズはパスがなかなかつながらず、アタッキングサードまでボールを運べない難しい時間が続く。

前線の呼吸がうまく合わず、ボールを奪われてシュートまで持ち込まれる場面もあっかが、鹿島の攻撃に対しては3バックにボランチの阿部を含めたメンバーがうまく対応し、決定機をつくらせない。

だが、時間が経つにつれて徐々にレッズに落ち着きが見られるようになり、流れるようなパス回しから27分にはズラタンがこの試合のチーム初シュート。29分と38分の右CKのチャンスなど、ペースをつかんでいった。

0-0のままハーフタイムを迎えると、ベンチは後半開始からズラタンを下げて李を投入。57分には高木を下げて青木を入れ、柏木を一列上げた。

ところが60分、鹿島の山本の左クロスに対してマークが甘くなり、ゴール前で土居に合わされて先制点を奪われてしまう。

しかし、そのわずか2分後の62分だった。梅崎から右サイドに流れた柏木にパスが渡り、柏木が右足で送ったクロスに李が右足で合わせて1-1の同点。

これで勢いづいたレッズは73分にも李が決めて2-1と逆転に成功した。武藤の強烈なシュートをキャッチしたGK曽ケ端がほんの少しだけ前にこぼしたところを見逃さない、執念のゴールだった。

76分には武藤を下げて石原がピッチに立ち、その後は追加点を狙いつつも、しっかりリスクマネジメントをし、リードを守った。

試合は2-1で終了し、カシマサッカースタジアムでは6年間無敗となり、また1stステージ終盤から前節の引き分けを挟んで7試合無敗となった。チームは次節、7月30日(土)18時より山梨中銀スタジアムで行なわれるヴァンフォーレ甲府戦に臨む。

【柏木陽介】
「内容はあまり良くなかったと思いますけど、失点ゼロでいけばチャンスが来ると思っていました。失点して、『この試合を落とせば上に行くチャンスがなくなる』という強い気持ちが、勝利に導いてくれたと思います」

(同点ゴールのアシストについては?)
「自分がボランチをやっていたとき、前に入ったらここが空いてくる、というのは感じながらプレーしていました。モリ(森脇)からウメちゃん(梅崎)に入ったときに、サイドの裏が空いてくると感じていたので、そこのスペースをしっかり使えたというところと、ウメちゃんもいいタイミングで、パスを出してくれました。

最初は中に持ち込もうと思ったんですけど、チュン君(李)がスピードの変化で、いい感じで前に入ってきてくれたので、右足はあまり自信がなかったんですけど、丁寧に合わせにいこうと思ってパスを入れました」

(どういう部分で、スペースが空くことを感じていたか?)
「試合を通して、サイドが空いたときに、引いたところから出て行けば空いてくると感じていました。そこは前半から、自分が前でプレーするなら意識してやろうと思っていました」

(逆転勝利となったが?)
「内容的には、決して良かったとは言えないですし、押し込まれる時間が多かったと感じています。チームとして勝ちたい、という気持ちが一番強かったと思います。

あと、個人的には、前節に大宮と引き分けて、ファン・サポーターからブーイングを受けていたので、今日は絶対に勝ってファン・サポーターのみなさんを見返す、ではないですけど、これからまた一緒に戦っていこうという強い気持ちを見せたかったので、最後まで全力で走りきりたかったです。それができて良かったです」

(オリンピックで2選手を欠いている影響をどう感じているか?)
「それは仕方のないことなので、切り替えていますし、チームとして誰が出てもいいサッカー、いいプレーをすることを、出ている選手が心がけてやっていると思います。そういう、一人ひとりの勝ちたい気持ち、やらないといけない気持ちが、今日の勝利につながったと思います」

(甲府戦に向けての意気込みを)
「ここ7試合、負けなしできているので、しっかり勝ち点を積み重ねて、上位に食らいついていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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