MENU

NEWS

2ndステージ 第4節 vs名古屋 アウェイで痛恨の黒星

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第4節名古屋グランパス戦は25日、パロマ瑞穂スタジアムで行なわれ、前半途中から1人少ない状態となったレッズは、惜しくも1-2の逆転負けを喫した。

レッズの先発は那須が出場停止開けで戻った以外は、前節サンフレッチェ広島戦と同じメンバー。19時4分、レッズボールでキックオフされ、試合が始まった。

立ち上がりは、5バックで守備を固める名古屋に対し、レッズがボールを支配する時間が続いた。3分には宇賀神、興梠、武藤とつないでペナルティーエリアに侵入。7分にも宇賀神のクロスからチャンスが生まれ、9分には興梠、高木、武藤の前線3人の連動から決定機が生まれた。

先制点がもたらされたのは、一方的に攻めていた19分だった。高木のワンタッチパスを裏に抜け出して受けた柏木が左足に持ち替えてシュートを打つと、相手DFに当たってオウンゴール。良い流れ、良い時間帯での先制点に、真っ赤に染まったアウェイゴール裏が沸き上がる。

ところが、ちょっとしたほころびが失点につながってしまう。先制点から1分後の20分、一度は封じたかと思われたところを永井謙佑に粘られてクロスを上げられ、川又堅碁がヘディングシュート。1-1の同点となる。

ここは慌ててはいけないところだったが、その直後の22分、縦パス一本で危険にさらされると、永井に裏を取られたところを抑えに行った森脇にレッドカードが出されて一発退場となった。1人少ない状態で長時間プレーしなければいけないという苦しい状況になった。

ここでベンチが取った策は、右ワイドの関根と左ワイドの宇賀神をサイドバックに下げて4バックにすること。前線の人数はそのまま、我慢しながらあくまで勝ち越しゴールを狙おうという積極采配だ。

その後は1人少ないレッズがボールを支配しながら1-1で折り返すと、後半もチャンスの回数で相手を圧倒していく。しかし、痛恨の2失点目は63分。矢野にドリブルで持ち込まれて右足シュートを決められ、勝ち越しを許した。

追いつきたいレッズは72分、那須に代えて梅崎、高木に代えてズラタンを投入。76分には関根に代えて橋本を入れた。これによって1トップにズラタン、2シャドーに梅崎と興梠、ボランチに武藤と柏木、左サイドバックに橋本、右サイドバックに宇賀神、センターバックが槙野と阿部という布陣となった。

80分、橋本が左ボレーシュート。89分には橋本の左クロスからゴール前に勢いよく入った興梠がシュートを打つも枠外。アディショナルタイムにはGK西川が相手シュートをキャッチした後、そのままドリブルで持ち上がり、FWにパスを送ってチャンスメークする場面もあった。

最後まで諦めなかったレッズだが、そのままタイムアップ。今季初の連敗となった。けれども10人で見せた魂の攻撃は、次につながる価値のあるものだったはずだ。次節はホーム埼玉スタジアムに戻り、中3日の29日(水)19時より、ヴァンフォーレ甲府と対戦する。名古屋戦で示したスピリットを次は必ず勝利に結びつけたい。

【阿部勇樹】
(スピードのある選手に対して2試合連続で対応に苦慮しているが?)
「リスクマネジメントのところが一番大事になってくると思います。相手はブロックを作っている中でショートカウンターを狙ってきますし、飛び出してくると思います。特に永井君には、追いついてくれると思ってパスが出ていると思います。出しどころも含めて、そこをどうやって早くつぶせるか。そこも注意しつつ攻撃もしていかないといけません。

でも、そういうことも今までやってきましたからね。さらにそれをやれるようにしていけば問題はないと思います。ACLでもそういう相手と戦ってきましたし、やってきたことを続けていくことと、さらにそれの質を上げていくことだと思います。相手が嫌がることを意識してやることも必要だと思います」

(連敗となったが?)
「簡単な試合は1つもありません。みんながやり続けてきたことをやるべきです。今日も1人少なくなってからも我慢しつつ、2点目を奪いにいくことを狙いました。1人少なかったですが、勝たなければいけない試合でした。チャンスはあったし、そういうところで決めなければいけませんでした。

悔しい気持ちです。この悔しい気持ちを次の甲府戦にぶつけたいし、次の試合を中断後にもつなげていかないといけません。相手は今まで以上に来ます。それを上回らなければいけません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

2ndステージ 第4節 vs名古屋 アウェイで痛恨の黒星 2ndステージ 第4節 vs名古屋 アウェイで痛恨の黒星 2ndステージ 第4節 vs名古屋 アウェイで痛恨の黒星 2ndステージ 第4節 vs名古屋 アウェイで痛恨の黒星

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ