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2ndステージ 第15節 vs新潟 興梠の2得点でリーグ5連勝、ステージ優勝に王手

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第15節アルビレックス新潟戦は22日(土)14時2分、デンカビッグスワンスタジアムでキックオフされた。

15日(土)にYBCルヴァンカップで13年ぶりに優勝し、勢いに乗る浦和レッズの先発は、GK西川、3バックに森脇、遠藤、槙野、ボランチには今季リーグ戦初先発の青木と阿部。ウイングバックは右が駒井、左が関根、2シャドーが武藤と高木、1トップには興梠が入った。柏木は今季リーグ戦初のベンチスタート。また、平川は2ndステージ第2節柏レイソル戦以来となるリーグ戦ベンチ入りを果たした。

試合はレッズボールで開始。最終ラインに5枚を並べ、5-3-2のゾーンDFで守る新潟に対し、立ち上がりは中盤にパスコースを見つけるのに手こずる様子もあったレッズだが、落ち着いた対応をしながら徐々に攻め手を見つけ出していく。

試合が動いたのは7分。右のタッチライン際に張った森脇が頭で落としたボールを、遠藤が見事なロングフィード。DFラインの裏に抜け出した興梠が冷静に決め、1-0とリードした。興梠はJ1リーグ通算99得点目となった。

残留争いに必死な新潟は、失点直後からDFを1枚上げて4バックに早変わりし、積極的なボール奪取を試みるようになる。すると15分、森脇のミスパスをラファエル シルバに拾われ、ドリブルからそのままシュート。1-1と振り出しに戻された。

その後は5-4-1に陣形を変えた新潟に対し、レオ シルバにボールを奪われてカウンター攻撃を浴びるなど、ピンチもあったが、それでも互いに譲らず、1-1のまま前半を折り返した。

後半は前半に警告を受けていた森脇を下げて那須を投入。那須は3バックの中央に入り、遠藤が右に回った。守備を整えたレッズは勝ち越しを狙い、63分に武藤からズラタン、69分に高木から李へと交代カードを切り、ゴールを狙おうとする。1-1のまま試合が進んでいくと、新潟も59分に鈴木武蔵、76分に野津田、87分に指宿と、攻撃の選手を入れ、レッズの隙を突こうとする。

終盤は何度もピンチにさらされながらも、GK西川を中心にゴールを死守。するとアディショナルタイムに入る直前の90分に劇的シーンが生まれた。左サイドを崩した関根のパスに、ニアの李がDFを背負ったままスルー。中央に飛び込んだ興梠がシュートを決め、2-1と勝ち越す。

試合はこのまま終了。チームの全2得点を挙げた興梠は史上12人目のJ1リーグ通算100得点。レッズはリーグ戦連勝を5へ伸ばし、リーグの対新潟戦の不敗記録も21へと伸ばした。

これでレッズは2ndステージ優勝に王手。29日(土)14時より、エコパスタジアムで行なわれる次節のジュビロ磐田戦で引き分け以上で2ndステージ制覇が決まる。

【青木拓矢】
「早い時間帯に点を取れたことはよかったですけど、その後に失点して、そこからバタバタしてしまった印象があります。次は、ああいうミスをしないようにしなければいけないと思います。

相手は常にカウンターを狙っていたと思うので、悪いボールの失い方をしないとか、リスクマネジメントを心がけてやりましたけど、それがうまくできなかった部分も、少し出てしまったと思います」

(先発は急遽だった?)
「ロッカーで知りました。ただ、そんなに気にしていませんでした。先発かサブかは半々の気持ちでいました。自分が出たときには勝ち点3を取りたいですし、今日を入れて残り3試合すべてで、勝ち点3がほしい状況でした。まずは最初の試合で達成できたのはよかったです」

(新潟は、あそこまで前から来るチームではなかったと思うが?)
「相手もアグレッシブで、毎回新潟とはやりにくい試合になってるという感じがあったので、我慢が必要だとみんなで話していました。その我慢が実って、最後に勝ち点3を取ることができたと思います」

(後半はなかなか崩しきれない状況だったが?)
「相手が1点取ってから、少し引いてきて、ちょっと難しいという話をハーフタイムにしていました。だけど、我慢してやれたことがよかったと思います」

(中盤でかなり持ち味を出せたのでは?)
「でも、もっと出していかないといけないというのは感じました。もっともっと、という感じです。全体的なこともそうですし、対峙している選手に少し負けてしまったかなというところもありました。個人的には、スタメンのときは前にいる選手に負けない、という形で挑んでいます。でも今日は、レオ シルバ選手に少し負けたかなと思います」

(レオ シルバ選手はJリーグの中でも球際が強い選手だが、どれくらいできるかという思いがあった?)
「ここで対戦できたことはすごくよかったです。試合はまだ続きますし、帰ってから、また作り直そうと思います」

(レオ シルバ選手に対して、一番気を遣った部分は?)
「速いですね、最初の一歩が。それはセカンドボールを拾いに行く一歩でもありますし、切り返した一歩とかもそうです。その一歩が、レオ シルバ選手にかかわらず、外国籍選手は速いと思います。そこを自分ももっとやっていきたいと、特に感じました。ラファエル シルバ選手とかもそうでしたけど、相手の外国籍選手が強力だった、というのもあります」

(ある意味、楽しかった?)
「楽しかったですし、やって体感できたことを次につなげたいと思います」

(ボールを失った後、ファーストディフェンダーとしてすごく守備に行っていた印象があるが?)
「ただ、行くときとステイするときをもう少し考えてやれればいいと思いましたし、話し合いもしました。後ろがついてこなければ、僕が行く意味もなくなってしまいます。そういう情報から判断したり、後ろに声を出してもらったり、というところだと思います」

(決勝点の前、ボールを奪われた後に取り返したシーンについては?)
「あの場面はヤバいと思いましたけど、それが逆に得点につながったので、許してほしいです(笑)」

(ルヴァンカップで4試合、先発フル出場していたことが、今日しっかりできた部分につなかった?)
「その影響はあったと思います」

(ここにきて、今日のような勝ち方ができたことについては?)
「カップ戦で優勝できましたし、そこで気が緩みがちになることはありますが、そこをしっかり締めて今日勝てたのは、非常によかったと思います。今日の勝利で、気の緩みがない、というのは、みんなが感じられたと思います」

(次の磐田戦に向けては?)
「残り2試合で、合計勝ち点6を取らないといけないと思います。しっかりと一試合一試合を戦って、勝ち点を積み上げていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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