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2ndステージ 第13節 vs広島 3ゴールを奪い、鉄壁の守りで完封勝利

25日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第13節、サンフレッチェ広島戦に臨んだ。

スタジアムに足を運んだ37,005人の前で、レッズは前節に続いて3ゴールを挙げ、3-0で完封勝利。リーグ3連勝を果たし、年間勝ち点を64まで積み上げた。

レッズは前節得点した興梠が、公式戦5試合ぶりに先発し、1トップ。その他は前節と同じスタメンで臨んだ。

試合開始から多くの選手が自陣に引いて守りを固める広島に対し、レッズはGKの西川を交えてじっくりとボールを回しながら、攻撃の糸口を探った。長短のパスや、緩急をつけた展開でチャンスメイクを図り、15分すぎには駒井のラストパスから高木のシュート、高木のクロスから興梠のヘディングと、立て続けに決定機を作った。

そこから互いに探り合いのような展開が続く中で、30分には自陣左サイドに飛び出してきたミキッチを関根がペナルティーエリア内で倒してしまい、PKを与えてしまう。しかし、ウタカのキックはクロスバーの上へと外れ、難を逃れた。すると34分、自陣でのボール奪取から柏木がドリブルでボールを運んでカウンターを仕掛け、最後は武藤のクロスが帰陣してきた相手DFのオウンゴールを誘い、レッズが先制して前半を終えた。

1-0で迎えた後半、レッズは立ち上がりから広島の猛攻を受けるものの、左サイドを突破してきたミキッチのシュートは西川が左足でセーブ、茶島のシュートはゴールライン手前で那須が食い止め、ゴールを守った。すると50分、柏木のスルーパスに反応した高木が相手ペナルティーエリア内左からラストパスを送り、最後は興梠が押し込んで、追加点を挙げる。これで興梠は2試合連続ゴール、リーグ通算98得点目となった。

得点直後、ミシャ監督は駒井を下げて遠藤を左ストッパーに入れ、宇賀神を左ワイドへとポジションチェンジ。そして60分には、宇賀神が入れた浮き球の縦パスにタイミングよく抜け出した高木が、相手GKとの1対1を制して、今シーズンのリーグ初ゴールを挙げた。

スコアを3-0とした後、66分には高木に代わって青木がボランチの位置に入り、柏木がシャドーに入る形でゲームを進めた。広島に危険な場面を作られることもあったものの、西川が再三のシュートストップで失点を許さない。試合終盤でもレッズの選手は攻守に運動量や闘う姿勢を保ち、さらなる追加点こそ生まれなかったものの、試合は3-0で終了。これでホーム2戦連続の完封勝利となった。

また、ガンバ大阪の試合結果により、レッズの年間勝ち点3位以上が確定。明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップへの出場権を獲得した。

次戦は10月1日(土)14時5分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第14節、ガンバ大阪戦。2ndステージで好調を維持する相手だが、今のレッズに恐れるものはない。年間勝ち点1位、年間優勝という目標へ向け、ホームでさらに勝ち点3を積み重ねていきたい。

【興梠慎三】
(5試合ぶりの先発だったが?)
「自分自身、なかなかコンディションが上がらない中で、監督が判断して、5試合スタメンで出ることができませんでした。でも、自分自身は腐ることなく、それを真摯に受け止めていました。自分のコンディションが悪いことは分かっていましたし、その中でチームが勝ち点3を積み上げていて、ベンチで見ていて悔しい思いはありましたけど、いつかチャンスは来ると思っていましたので、練習の中でアピールしながら、この機会を待っていました。その中で、まだミスは多かったですけど、得点できて、チームが勝てたことはよかったと思います」

(ゴールシーンについては?)
「自分のゴールというよりは、その前の崩しが完璧だったので、そこを褒めるのが大事だと思います」

(ゴールによって、苦しい思いが吹っ切れて、いい方向に持っていける感じになったか?)
「今日にかかわらず、今週は非常にいいトレーニングが、自分自身でできていました。先発から出ればゴールを取れる自信もありましたし、少しミスが多かったですけど、その中でも落ち着いてプレーできたと思います」

(3点目は自身と高木のどちらがボールを持ってゴールを決めてもおかしくないシーンだったと思うが?)
「トシ(高木)のほうがいい体の向きでいました。その前に塩谷がトシについていましたけど、そこに体をぶつけてトシをフリーにさせようと思い、それでいい形でトシがフリーになって、トシも落ち着いてゴールを決めたと思います。非常にいい動き出しだったと思います」

(残りが4試合となり、年間優勝に向けては今日の勝利は大きかったのでは?)
「毎年優勝争いをしていく中で、残り5試合は一番重要だと、僕は常々言ってきていました。ただ、残り5試合で勝てなかったシーズンが多かったので、毎年『今年こそは』と言い続けていますけど、本当に今年こそは、チーム自体が非常にいいと思うので、年間優勝できるようにがんばりたいと思います」

(今までとチームが変わったところは?)
「一番大きな要因は、レギュラー争いが厳しいことかなと思います。それがチームにとってプラスになっているのではないかと思います」

(次節のガンバ大阪戦に向けては?)
「ガンバは非常に悔しい思いが多いチームなので、今年こそは、試合が終わったら笑えるように、全力でハードワークして戦いたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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