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2ndステージ 第12節 vs鹿島 アウェイでの激しい戦いを制し、勢いをつけ次戦ホームへ

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第12節、鹿島アントラーズ戦は、26日(土)15時4分より、県立カシマサッカースタジアムで行なわれた。

レッズの先発は出場停止の那須のところに前節の出場停止から戻ってきた槙野が入り、それ以外は前節と同じ10人が名を連ねた。選手入場の際にはアウェイゴール裏で「URAWA」のコレオグラフィが美しく浮かび上がり、選手を鼓舞した。

試合は鹿島ボールでキックオフ。互いにアグレッシブにボールを前へ運ぼうという意識が見られる中、3分、早くもスコアが動く。

レッズは敵陣でボールを奪われると、カイオに裏へ抜け出される。そこから中央へパスを出され、フリーになっていた遠藤に決められた。0-1。開始早々の手痛い失点だ。

だが、すかさず反撃に出たレッズは6分、すぐさま同点ゴールを生み出した。柏木が中央から左に展開し梅崎から武藤、宇賀神がダイレクトでつなぎ、最後は高木が右足で流し込んだ。

1-1になってからは互いにスピーディーに攻撃を仕掛けていく時間が続いた。両チームともスプリント回数は多く、攻守がめまぐるしく入れ替わる展開。しかし、レッズは前線にボールが収まらず、徐々に相手に押し込まれてシュートを浴びる場面が増えてくる

鹿島ペースで前半を終えると、ベンチはハーフタイムに2枚のカードを切る作戦に出た。梅崎と高木を下げて、ズラタンと青木を投入。これにより、1トップにズラタン、3バックのリベロに阿部、ダブルボランチは柏木と青木。左ウイングバックに宇賀神、左ストッパーに槙野。守備の修正により、前半に比べてボールがスムーズに回るようになり、チャンスが増えていく。

勝ち越しは72分。宇賀神のクロスから相手GKのミスもあり、興梠のレッズ移籍後3年連続2桁ゴールとなる今季10点目で2-1とした。

レッズは78分、興梠に代えて李を入れ、前線の運動量を増やしながら逃げ切りを狙う。最後まで息の抜けない展開だったが、試合は2-1のまま終了した。試合全般を通じて鹿島の猛攻を受け続けたものの、西川のファインセーブに加え、運も味方につけての勝利だった。

アウェイ連戦を制したレッズはこれで3連勝。年間勝ち点1位を守るとともに、2ndステージ優勝争いの望みもつなげた。次戦、10月3日(土)16時より埼玉スタジアムで行なわれるサガン鳥栖戦に臨む。

【西川周作】
「相手の危ないシュートもありましたけど、こういう勝ち方ができて、また良い流れでホームに戻れるかな、と思います。

みんながハードワークしてくれていたのが後ろから見ていて分かりましたし、それに応えたいと必死でした。前半からすごい雰囲気の中で試合をやれたので、非常に楽しめましたし、セーブにしてもキックにしても、いろいろトライできた試合でした。

失点は、相手のスローインからうまくやられてしまいました。遠藤選手の左足は注意していたんですが。でも早い時間だったので、慌てるということはみんななかったですし、失点してすぐにみんなが集まって、落ち着いてやろうと確認してやれました。高木選手のゴールが失点直後だったので、助かりました。

相手のセットプレーは、良いボールが上がってくるということを覚悟していましたから、自分が出る出ないをはっきりしようと思っていましたし、打たれるときは、良いポジションを取っておくことを心がけていました。枠には飛んできましたけど、みんなが身体を寄せてくれた分、そんなに良いシュートは来なかったと思います。みんなで勝ち取った勝利でした。

後半、自分が弾いてゴールラインを割らずに、シュートを打たれた場面もありました。自分がしっかりボールを収めるか、冷静にコーナーキックにしても良かったかな、と思います。自分が取りに行ったことでダヴィ選手に打たれたんですが、そういうシュートが入らなかったり、金崎選手のヘディングシュートが入らなかったり、運も味方につけたのかな、と思います。

鹿島のシュートが27本というのを聞いて、びっくりしました。後半よく打たれている感じはありましたが、それほど打たれていたとは思いませんでした。それも、みんなが身体を張ってシュートミスを誘ってくれていたと思います。

鹿島は本当に上位にいるチームという感じがしました。そういう相手に勝てたことで自分たちに自信がつきます。ここから5試合、昨年の経験を生かして、失速せずにここから上がっていきたいです。ここ最近良くなったのは、ナビスコカップの新潟戦2試合があってのことだと思いますから、ナビスコカップで敗退してしまったことが無駄になっていないと思います。ここから自分たちが取り戻したものを継続できるか、というところだと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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