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2ndステージ 第11節 vs清水 アウェイ連戦の初戦、4ゴールで勝利を飾る

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第11節・清水エスパルス戦は19日(土)19時4分より、エコパスタジアムにてキックオフされた。

槙野が出場停止のレッズは4バックでのスタート。右サイドバックの森脇と左サイドバックの宇賀神が高い位置を取りながら攻撃的に試合を進める策を採った。

立ち上がり、レッズは4-4-2のブロックで網を掛けようとする清水に対し、慎重にボールをつなぎながら攻め口を見いだそうとする。最初にチャンスを作ったのは右サイドから。高木や関根が右サイドを崩していくと、8分に得たCKを皮切りに20分までに5本のCKを獲得した。

待望の先制点が入ったのは28分だ。右サイドで得たFKの場面で、柏木が蹴ったボールに森脇が頭を合わせ、これが清水の選手に当たってゴールへ吸い込まれた。

1点を追う展開となった清水は、ピーター・ウタカと鄭 大世の2トップが迫力を増してレッズゴールに迫ってきた。38分、ウタカのシュートを西川が右足で防いだ場面は、相手に左CKが与えられる判定。すると、大前のキックに後方から勢いよく飛び込んできた鄭 大世にヘディングシュートを決められて1-1の同点とされた。

セットプレーから1点ずつを決めた前半を終えると、後半は互いに次の1点を目指してそれぞれの持ち味を出しながらゴールに迫っていった。中と外をミックスしながらダイナミックなボール運びをするレッズ。ブロックに掛かるや前線にロングボールを蹴る清水。

スコアが動いたのは55分。左ワイドの梅崎から右ワイドの関根へ斜めのロングパスが通り、中へダイレクトで折り返したボールを興梠が冷静に流し込んだ。レッズは興梠のリーグ戦10試合ぶりの得点で2-1と勝ち越しに成功する。

ピンチから一転、勝利を大きく引き寄せる3点目が入ったのは66分だ。清水の左CKをGK西川がパンチング。ボールを受けた高木が高速ドリブルで前線へ運び、左を走る森脇にパスすると、森脇のクロスを武藤がワントラップし、落ち着いてシュートを決め、3-1と突き放した。

ベンチはその後、68分に高木を下げてズラタン、73分に興梠を下げて青木、85分に関根を下げて平川を投入。さらなる追加点を狙いつつ、守備も固めていく。

勢いに乗るレッズはアディショナルタイムに柏木がだめ押しの4点目。背番号8が真っ赤に染まったアウェイゴール裏に駆け寄ると、サポーターから「浦和の太陽」の歌声が響いた。

レッズは4-1でリーグ2連勝。次戦は26日(土)、カシマスタジアムで15時キックオフの明治安田生命J1リーグ2ndステージ第12節・鹿島アントラーズ戦に臨む。

【興梠慎三】
「久々のゴールだったので良かったです。前半からなかなか守備がはまらなかったのですが、攻撃面では良いコンビネーションもたくさんありましたし、3人で崩しての得点はなかったですが、後半は良い崩しから決めることができました。1点、2点と立て続けに取れればチームとして余裕も出てきます。僅差の試合ではプレッシャーがかかります。決めるところを決めればよりスムーズに点差も開くと思います」

(今日の選手の配置はいつもと違っていたが?)
「試合前に監督から守備に関してどういうふうに相手を突くかということを言われました。(途中から)2トップ2シャドーにしてやったのもうまくいきました。高い位置でボールを取ったときに人数が多くいたので相手もつきにくそうで良かったと思います」

(後半は?)
「相手も前半はうちのパス回しについてきましたが、後半は体力的に落ちるかなと思っていました。間のスペースで受けることができて、うちの方がチャンスが多かったと思いますし、それをきっちり決めることができたからこういう結果になったと思います」

(ゴールが決勝点になったが?)
「あそこまでの崩しが完璧で、美しい崩しでした。良いタイミングで入り込めばボールが来ます。押し込むだけでした。それまでのつなぎがすごく良かったです。決めるべき選手が決めるとチームが乗ってきます。今まで1点差の試合が多かったのですが、それは自分が決めなかったから難しい試合になっていました。FWである自分が決めることによってチームはどんどん良くなると思います」

(サポーターも多かったが?)
「最近は自分のコールがなかったです。やっぱり点を決めないとコールしてもらえないですから、久々に聞けて良かったです」

(次戦に向けて)
「残り6節。去年もそうでしたが、残り5試合が大事と言ってきましたので、その5試合に入る前に、鹿島との貴重な試合で勝って勢いづいて、残り5節に向かいたいです。去年はケガで残り5節に出られませんでした。ケガをせずにやりたいです。また鹿島との試合というのはちょっと嫌な思いもありますが、ケガをせずに、自分が成長したところを示せるように、アウェイの地でゴールを奪えたら良いと思います」

(年間勝ち点1位に返り咲いたが?)
「今のサッカーを変える必要はありません。変なプレッシャーも感じないでやれたら結果として良い形になると思います。残り5節は本当に大事です。誰一人ケガなく残り5節を戦えたら、今のレッズには優勝する力があると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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