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2ndステージ 第16節 vs磐田 2ndステージを制し、次節はホーム埼スタで年間勝ち点1位をかけた戦いへ

29日(土)、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節 ジュビロ磐田戦が、エコパスタジアムにて14時3分にキックオフされた。

前節の勝利で2ndステージ優勝に王手をかけたレッズは、この試合で引き分け以上、敗れた場合でもステージ2位の川崎フロンターレが鹿島アントラーズに引き分け以下であれば、ステージ制覇が決まる一戦に臨んだ。また、年間勝ち点でも、レッズの勝利、川崎が鹿島に敗戦という条件で、1位が確定する。

レッズは、72分に武藤のゴールで先制すると、最後まで攻撃的な姿勢を崩さずに追加点を狙い、90分を闘い抜いて1-0で勝利。残り1試合を残して2ndステージ優勝を決めた。また、年間勝ち点では、川崎が鹿島に勝利したことにより、両者の勝ち点差は1のままで、最終順位は次節のホーム最終節・横浜F・マリノス戦まで持ち越された。

レッズのスタメンは、GKに西川、3バックは右から森脇、遠藤、槙野、ボランチは柏木と阿部、ウイングバックは右が駒井、左が関根、2シャドーは武藤と高木、1トップには興梠というメンバーとなった。前節はケガのため出場を回避した柏木が先発に名を連ねた。

スタジアムには24,896人の観客が訪れ、赤に染まったレッズ側応援席から選手たちを鼓舞する力強い声援が響く中、試合はレッズボールでキックオフされた。

レッズは後ろでしっかりとボールを回しながら攻撃を組み立て、裏のスペースを狙った縦パスや、サイドからクロスを入れてゴールを狙っていった。23分には武藤のパスを受けた柏木が左足で、28分にも高木がドリブルから右足でシュートを放つが、いずれも枠を外れてしまう。31分には武藤のドリブルが相手のファウルを誘い、ペナルティーエリアのすぐ外、ゴールほぼ正面でFKのチャンスを得る。キッカーは柏木。左足で直接ゴール右上を狙っていったが、これは惜しくもポストに弾かれてしまった。

訪れるチャンスをなかなかゴールに結びつけられないレッズだったが、すばやい攻守の切り替えでセカンドボールを拾い、相手にチャンスらしいチャンスを与えないまま、前半を0-0で折り返した。

後半もレッズの攻勢は続くが、磐田も粘り強い守備からカウンターで一発を狙ってくる。セットプレーの場面では、2試合連続得点中のジェイの高さを生かそうとしてくるが、そこはレッズの選手がしっかりと身体を寄せ、フリーで打たせない守備を見せて相手を封じていった。

68分には、高木に代えて李をピッチに送り出してゴールを狙っていくと、72分、駒井が右サイドの深い位置までドリブルで進入してクロスを入れる。これを武藤が頭で合わせてファーサイドに流し込み、レッズが先制。80分には武藤に代えてズラタンを投入。ズラタン、興梠、李で前線の3枚を構築して追加点を狙っていった。87分には、柏木に代えて青木がボランチに入り、積極的なプレスで守備を引き締めていた。

アディショナルタイムは4分。選手たちは最後まで貪欲にゴールを狙う攻撃的な姿勢を見せ、1-0でレッズの勝利。この瞬間、レッズの2ndステージ優勝が決まった。

試合直後には、ピッチ上でステージ優勝のセレモニーが行われ、キャプテンの阿部がカップを高々と掲げると、選手たちも喜びの表情を浮かべていた。

そして、これでリーグ6連勝、公式戦11連勝とその数字を伸ばしたレッズは、年間勝ち点で73を獲得。クラブ記録であった2006シーズン、昨シーズンの勝ち点72を上回り、残り1試合を残して記録更新となった。

次戦は11月3日(木・祝)、2ndステージ最終節となる横浜F・マリノス戦が、埼玉スタジアムで13時30分にキックオフされる。2ndステージ優勝の喜びも束の間、次節、チームは年間勝ち点1位をかけた大一番をホームで迎える。中4日のハードな日程となるが、チームがシーズン当初から掲げていた目標は、あくまでも年間勝ち点とチャンピオンシップで頂点に立つことだ。

『ALL COME TOGETHER!』、スタンドを赤に染め、レッズに関わるすべての人たちの想いを結集し、ホーム・埼玉スタジアムで歓喜の瞬間をともに分かち合おう。

【武藤雄樹】
(自身のゴールシーンを振り返って)
「後ろに下がりながらでしたが、しっかりボールを捉えようと思っていました。コースもいいところに飛んでくれたので入ってくれて良かったです」

(チャンスが多い中でなかなか点が取れなかったが?)
「今まで勝ってきた試合は、1点を決められるという強い気持ちを持って戦うことができていましたし、今日も焦っている気持ちはなかったです。ただ、1点取った後にもゴールチャンスは何度かありました。これから頂点を目指していく上では、そういう場面で2点、3点と取れるチームにならなければいけないと思います」

(9番を背負って大事な試合でゴールを決めたいと言っていたが?)
「一つの自信にはなります。今日のようなプレッシャーのかかる試合で決めたいと思っていました。しかし、これで終わったわけではないですし、次の試合や、チャンピオンシップで必ず決めたいです。去年のチャンピオンシップでゴールチャンスを逃してしまった悔しさは今でも残っています。今年こそは必ず決めるという強い気持ちを持っていますし、ゴールでチームの勝利に貢献したいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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