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2019シーズン加入記者会見および新ユニフォーム発表会

16日、埼玉スタジアムのボールルームにて2019シーズン加入選手記者会見および新ユニフォーム発表会が行われ、今季より完全移籍で加入した杉本健勇、山中亮輔、鈴木大輔、汰木康也、岩武克弥、そして浦和レッズユースから昇格した石井 僚、池髙暢希、大城 蛍の8選手が会見に臨んだ。なおFCポルト(ポルトガル)より期限付き移籍で加入したエヴェルトンは来日スケジュールの都合上、明日からの合流となり、本日は欠席となった。





2019シーズンのユニフォーム新パートナーおよびトップパートナーの発表が行われた後、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)着用モデルを含めた計8つのユニフォームが壇上に並べられ、トップパートナーである株式会社ナイキジャパンのマーケティング本部長スポーツマーケティング アスリートプロダクトサービス マネージャー 武尾康治様より、2019シーズンモデルの新ユニフォームについてご説明いただいた。

「今シーズン、ナイキ グローバル フットボールが掲げるクリエイティブディレクションは、“MAKE ME FAST, MAKE ME LETHAL”です。いかに速く、破壊力のあるパフォーマンスを見せるところにフォーカスしており、選手をより速くさせることが一番のポイントになっています。これはプロダクトはもちろんのこと、グラフィックを用いても、相手に何もさせないといったコンセプトがデザインに含まれています。

ホームユニフォームは、チームの伝統である赤・白・黒というカラーコンビネーションを今シーズンも継承していきます。ホームのテーマに関しては“LETHAL PRIDE”というテーマがあり、これは、破壊的な誇りという意味です。アウェイの地で戦う時も、ホームの誇りをしっかり感じるという意味で、このような力強いデザインになっています。グラフィックの特徴としましては、ストライプのようなデザインになっていますが、近くで見るとダイヤモンドが鎖のように繋がっています。細いピンストライプのような線で一つひとつのダイヤモンドを形成し、融合し合うダイヤモンドを縦に並べてホームユニフォームをデザインいたしました。

アウェイユニフォームは、クラブ史上初めてとなる、上から黒・黒・黄というカラーコンビネーションになっています。2017年シーズンに黄・黄・黒がアウェイユニフォームにありましたが、今回はその真逆となっております。黄色は弊社で使っているボルトという蛍光色を使っていますが、蛍光色の黄色は相手にこれ以上近づいたら危ないぞという警戒心を与えます。ボディ自体は黒で、そこにアクセントとして蛍光色の黄色を入れることで、相手の反応を少しでも遅らせる、相手にとって嫌な色になってくれたらと思っています」



その後、新加入記者会見が行われ、中村修三ゼネラルマネージャー、選手たちが順に挨拶を行い、取材メディアからの質疑応答が行われて、選手たちは、2019シーズンの浦和レッズでの活躍を誓った。

【中村修三ゼネラルマネージャー】
「少し遅いですが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨シーズン、浦和レッズは監督が2度替わり、強化責任者が替わり、色々なことがありました。オリヴェイラ監督の就任後、チームは安定し、最終的にはリーグ5位、天皇杯は優勝、ACLの出場権を獲得することができました。オリヴェイラ監督にはしっかりチームを建て直してもらったと思っています。結果だけではなく、レッズに不足していた勝利への執念や、最後まで走る・戦う・諦めないといった、チームが戦う上で必要なベースを植え付けていただいたと思っています。今シーズンは、昨シーズンのベースを継続しつつ、1シーズンを通して、攻守に渡って安定的なチームを作っていきたいと思っています。そして、まだどこのクラブも成し遂げていない、リーグ優勝とACL優勝(の2冠)に向けて、明日からスタートします。

その目標を達成するために、これから紹介させていただきます選手を補強し、質の高い選手で2チーム分の戦力を揃えられたと思っています。それでは、紹介させていただきますが、中央の3人(杉本健勇、山中亮輔、鈴木大輔)はみなさんよくご存知だと思いますので割愛させていただきます。

モンテディオ山形から加入した汰木康也は、スピードのあるドリブラーで、僕の中では日本人ではなかなかいない選手だと思っています。個で局面を打開できる数少ない選手だと見ています。まだまだ守備やキックの精度が低いといった課題もありますが、課題が改善されたらすごい選手になると期待しています。以前、浦和レッズに永井雄一郎という選手がいましたが、顔もかっこいいですし、プレーも似ている選手だと思います。

続いて、明治大学から加入した岩武克弥です。彼は大学を代表する選手で、明治大学では昨シーズン、チーム事情によりセンターバックをやっていましたが、浦和レッズでは本来のポジションである右サイドで勝負させたいと思っています。一対一の守備の強さや、正確なフィード、何度でもアップダウンができるタフな選手です。即戦力として活躍できる力が十分あると思います。

そして、ユースから昇格した石井 僚は、191cmの大型のゴールキーパーです。ゴールキーパーとしての才能もありますが、彼は足元の技術も高く、特にキック力とその精度の高さはすごいと思います。池髙暢希は攻撃的なミッドフィルダーで、足元の技術はもちろん高いですが、特にキックの精度の高さは優れていると思います。ゴール前でのフリーキックは1発で決める力を持っている選手です。最後、大城 蛍は、ボランチやセンターバックを中心にやっています。足元の技術はもちろんですが、戦術眼がすごくある選手で、守備だけでなく、昨年のプレミアリーグではセットプレーからハットトリックするなど、得点力も持った選手です。ここにエヴェルトンが今日来日して明日の練習から参加しますが、総勢31名で目標に向かって明日からスタートします。よろしくお願いします」



【杉本健勇】
「こんにちは。セレッソ大阪から移籍してきました、杉本健勇です。ここに移籍してくるのに、決断はそれほど難しくなかったですが、強い覚悟を持ってここに来たので、しっかり結果を残して、先ほど言ったように、リーグとACLのタイトルが獲れるようにがんばりたいと思います。よろしくお願いします」



【山中亮輔】
「横浜F・マリノスから移籍してきました、山中亮輔です。僕の特徴は左足のキックだと思うので、それを存分に発揮できるように、浦和レッズの勝利のために精一杯がんばります。よろしくお願いします」



【鈴木大輔】
「みなさん、こんにちは。柏レイソルから加入した鈴木大輔です。まず浦和レッズのような歴史のあるビッグクラブに加入できたことを非常に誇らしく思います。実際にこのようにみなさんの前に立ったり、浦和レッズのトレーニングウェアやユニフォームに袖を通すことで、非常に今モチベーションが上がっています。背番号の数だけタイトルを獲るつもりでがんばります」



【汰木康也】
「モンテディオ山形から来ました、汰木康也です。自分は横浜F・マリノスの下部組織で育ちましたが、浦和レッズというクラブに昔から憧れを持っていました。このチームの一員になることができて、本当にうれしく思っています。特徴はドリブルなので、試合ではもちろんですが、練習でも日本トップクラスの選手たちと一緒に毎日刺激を受けることが楽しみですし、チャレンジしていきたいと思います」



【岩武克弥】
「みなさん、こんにちは。明治大学から加入しました岩武克弥です。まずはこのようなクラブに入れることを大変嬉しく思います。そして、大卒ということもありますので、1年目からしっかり活躍して日本代表に入れるようにがんばりたいと思います」



【石井 僚】
「ユースから昇格しました石井 僚です。1日1日を大切にして、ファン・サポーターのみなさんに信頼されるような選手になれるようにがんばりたいと思います。よろしくお願いします」



【池髙暢希】
「ユースから昇格しました池髙暢希です。常にチャレンジして、貪欲に練習から取り組んで、少しでも早く試合に出場して、結果でチームの勝利に貢献できるようにがんばりたいと思います。よろしくお願いします」



【大城 蛍】
「ユースから昇格しました大城 蛍です。1日でも早く試合に出場し、チームの勝利に貢献できるようにがんばります。よろしくお願いします」

【質疑応答】
(中村GMに伺います。今回の補強の意図と感触を教えてください)
「天皇杯に優勝してACL出場権を得たということで、まず各ポジションに代表クラスの選手を補強しないといけない。もう一つは、先を見据えた強化という点で、年齢構成も考えました。外国籍選手も含め、20代ということをプライオリティーにおいて、このメンバー構成といたしました」

(選手のみなさんに伺います。改めてレッズの魅力について感じることと、背番号を選んだ理由は?)
杉本健勇
「レッズと言えばファン・サポーターが熱狂的で日本一だと思っています。今までは敵としてやってきましたが、今年からは、その声援が味方になるので心強いと思います。背番号14はつけたことがないのですが、昔から好きだった番号です。レッズでは17年間、平川(忠亮)さんがつけてきた、レジェンドの番号だと思っています。これまで(平川氏とは)話したことがなかったのですが、背番号をつける前にしっかりと挨拶をさせてもらいました。そういう意味でも、自分が活躍をしないと、この番号の価値が下がってしまいますし、平川さんの魂というものを引き継いでいって、がんばりたいなと思います」

山中亮輔
「レッズの印象と言うとファン・サポーターが熱狂的で、非常に目が肥えたファン・サポーターだと思うので、厳しいこともあると思います。そこをチャレンジして、僕自身しっかりとここで成長できるようにがんばります。背番号に関しては、クラブから提示してもらいましたが、小さいころから6番をつけることが多かったので、非常に縁のある番号だと思っていますし、僕の番号にできるように、レッズの6番と言えば僕と思われるようにがんばりたいと思います」

鈴木大輔
「レッズの印象は、熱いファン・サポーターがいて、自分が対戦したときも嫌でしたけど、非常に一体感のある雰囲気を作り出す印象です。背番号の4については、センターバックをやったときからずっと4番で、今までいたクラブでも4番をつけることが多くあり、馴染みのある番号なので選びました」

汰木康也
「レッズの印象は先ほども少し話したのですが、昔から自分にとって憧れのクラブでしたし、あの雰囲気の中で、いつかサッカーをできたらいいなと思っていました。憧れのクラブという印象です。背番号は、昔つけていた番号でもありますし、同年代の関根(貴大)選手や原口(元気)選手がつけてきた、ドリブラーのイメージがある背番号です。みなさん24をつけて、上にステップアップしていったイメージがあるので、ライバル心ではないですが、そのイメージが重なったので、つけさせてもらうことになりました」

岩武克弥
「レッズの印象は、選手、サッカー、ファン・サポーターのすべてが、日本一だなと思います。自分が埼玉スタジアムに応援に行ったときに鳥肌が立ったことを今でも覚えています。背番号は、以前、平川さんがつけていた番号なので、そうした偉大な先輩にしっかりと追いつき、追い越すことができるように、また28番が自分の番号だと言われるようにがんばります」

石井 僚
「レッズの印象は、ファン・サポーターはもちろんですが、代表クラスの選手がたくさんいるというイメージが強いです。背番号は、32番をつけますが、自分の番号にしていけたらいいなと思います」

池髙暢希
「レッズは、ファン・サポーターがすごいという印象で、そうしたファン・サポーターの期待に応えられるように、信頼されるようにがんばろうと思います。背番号は33番で、初めてつける番号です。いい印象の33番となるようにがんばりたいと思います」

大城 蛍
「レッズの印象は、ファン・サポーターが熱く、後押しがすごいというイメージです。34という番号を1年目でつけますが、これまで山田直輝さんたちがつけてきた番号です。この番号をしっかりとつけて、ファン・サポーターのみなさんの前でプレーできるようにがんばりたいと思います」

(選手のみなさんに伺います。レッズへの加入が決まったときにチームメート、家族、お世話になった方などから、かけられた言葉やリアクションなどで、印象に残っていることは?)
杉本健勇
「あんまりないですけど……応援してくれる周囲や家族を含め、僕がまさか国内移籍、ましてやレッズへ移籍することを想像していなかったと思うので、普通にみんなびっくりしていました」

山中亮輔
「相談はしていましたが、最後は自分で決めました。なので、周囲がというよりは、レッズで活躍をしてやると思っています。家族も喜んでくれましたし、今は、加入できてうれしいです」

鈴木大輔
「よく言われたのはレッズのファン・サポーターは熱狂的で、サッカーに対して目が肥えている。下手なプレーはできないなということを言われて、プレッシャーに感じたのを覚えています。家族や身内に話したときには、実は、レッズのファンだったということを言っていて、良かったなと思いました」

汰木康也
「以前、レッズへの憧れを親に話したことがありました。今回、レッズからお話をいただいたことを話したとき、すごく喜んでくれたのを覚えています」

岩武克弥
「先ほども述べた通り、日本一のチームということは全員が言っていましたし、両親は特に語らずがんばれよって言ってくれました」

石井 僚
「トップへの昇格が決まったときに、今までお世話になった方々に挨拶に行きました。そのときに1年目からレッズで大丈夫かと言われましたが、その言葉を糧に、1年目からしっかり活躍できるようにがんばりたいと思います」

池髙暢希
「プロになることは小さいころからの夢だったので、みんなにがんばれという言葉をもらいましたが、印象に残っているのは、当たり前のことですが、ここからだぞということは言われたので、自分もここからどんどん上に行けるようにがんばっていこうと思います」

大城 蛍
「自分は出身が沖縄なので、そこから出てきてトップ昇格が決まったときには、地元の仲間や親から、よくやったということを言われました。ここからが大切になってくるとも言われたので、しっかりと日々をがんばっていきたいと思います」

(オリヴェイラ監督のサッカーの印象と、その中で活躍するイメージは?)
杉本健勇
「オリヴェイラ監督がレッズの監督に就任してから、まだ半年くらいだと思います。鹿島アントラーズにいたときのイメージがすごく強く、勝負強いと言いますか、勝つサッカーをするイメージです。また、自分が入ったらというのは、あまり考えていませんが、しっかりと全員で守備をして全員で攻撃をするので、FWなので得点をすることはもちろんですが、収めるところや守備をやらないといけないと思っています。そのあたりは少しずつイメージができています」

山中亮輔
「オリヴェイラ監督のイメージは、鹿島のときのイメージが強いです。もちろん、タイトルをたくさん獲っている監督ですし、勝者のメンタリティーを知っている監督。僕自身もタイトルを獲るためにレッズに移籍をしてきました。それに貢献するために、簡単に試合には出られるとは思っていませんが、まずはキャンプからアピールして、試合に出場できるように、そして勝利に貢献できるように全力でやっていきたいと思います」

鈴木大輔
「昨シーズン対戦した印象では、時間の使い方がうまいなと思いました。その時間帯に守るのか攻めるのか、リスクをかけるのかなど、最適なプレーを求めていますし、勝ちに対してしたたかなところと、同時に激しさも持ち合わせていることが、自分の中での印象に残っています。いろいろな監督を経験しているので、そうした引き出しを出しつつ、順応できると思っています」

汰木康也
「昨年、あまりレッズの試合を見ていなかったので、監督のサッカーについてはイメージがないのですが、先日、柏木(陽介)さんと自主トレをしたときに『守備を大事にする』と聞きました。自分の課題でもあるので、真摯に1年間取り組んでいきたいと思います」

岩武克弥
「ハードワークという印象があります。明治大学で、ハードワークについては追求してきたつもりなので、違う部分などをすり合わせていけたらと思います」

石井 僚
「戦術に関しては、まだしっかりと聞いていないので分からないのですが、早く理解して対応していけたらいいなと思います」

池髙暢希
「印象は、昨年ユース昇格した橋岡(大樹)選手や荻原(拓也)選手をよく使っているなという印象があります。自分もよければ使ってくれると思いますので、しっかりとアピールしたいと思います」

大城 蛍
「自分は、昨シーズン、何度かメンバーにいれさせてもらうことができて、若手を出場させる監督だと思います。自分もキャンプからしっかりとアピールをして出場できるようにがんばります」



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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