MENU

NEWS

1stステージ 第5節 vs甲府 甲府の堅守を打ち破る2ゴールで、リーグ3連勝を飾る

4月1日(金)、明治安田生命J1リーグ1stステージ 第5節 ヴァンフォーレ甲府戦が、埼玉スタジアムで19時34分にキックオフされた。

レッズが翌週5日(火)にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)MD4広州恒大戦を控えているため、金曜日開催となったこの試合で、レッズは、68分に興梠が甲府の堅い守備を打ち破るゴールを決めて先制すると、81分にも森脇の鮮やかなミドルシュートが決まり、リードを広げた。アディショナルタイムに1点を奪われるが、2-1で勝利し、リーグ3連勝を飾った。

甲府とのJ1リーグ通算成績は、レッズの6勝5分1敗。大きく勝ち越してはいるものの、2013シーズン以降は、甲府の徹底した守備とカウンターからの一発に苦しめられ、レッズは3年連続ホームでドローという辛酸をなめさせられてきた。この試合は、そんな難敵を再びホームに迎え、必勝を期して臨んだ一戦となった。

国際Aマッチウィークによる中断を経て、12日ぶりのリーグ再開となったレッズは、GKに西川、3バックは右から森脇、遠藤、槙野、ボランチには柏木と阿部、右ワイドに梅崎、左ワイドに宇賀神、2シャドーに李と武藤、1トップに興梠を先発に起用して試合に臨んだ。

ディフェンスラインと中盤で「5-4」のブロックを作る甲府の守備に対して、レッズはボールを保持しながら、じっくりと突破口を探る立ち上がりとなった。中央からは、興梠、武藤、李が連動しながらワンタッチプレーで攻め上がり、左サイドからは槙野と宇賀神、右サイドからは森脇と梅崎がサイドからクロスを入れてゴールに結びつけようとするが、いずれも甲府の堅守をこじ開けるには至らず。相手ペナルティーエリアの手前で得たFKの場面など、何度か訪れたセットプレーのチャンスも決めきることができない。

31分には、甲府の山本が2枚目の警告を受けて退場となり、レッズが数的優位を得る。しかし、何度も試行錯誤を繰り返しながら、様々な攻撃の形から突破口を見いだそうとするレッズイレブンだったが、0-0のまま前半を折り返した。

後半も、守る甲府と攻めるレッズの構図は変わらず。53分には、レッズが前掛かりとなったところでボールを奪われ、クリスティアーノのカウンターからロングシュートを打たれるが、これはゴールの右に外れていった。62分には武藤に代えてズラタンがピッチに入り、ズラタンの1トップに興梠と李の2シャドーという形でゴールを狙っていった。そして迎えた68分、遠藤の縦パスを興梠がスルーして李にボールが渡ると、ゴール前に走り込んだ興梠が李のパスを受けてシュートを放つ。興梠の公式戦4試合連続となるゴールが決まって、ようやく甲府の堅守を打ち破ることに成功した。

レッズは、71分に宇賀神に代わって関根、梅崎に代わって高木を投入。2人のアグレッシブな仕掛けで甲府の守備を揺さぶっていった。勢いに乗って相手を一方的に押し込むレッズは、81分、関根のクロスを相手DFがクリアしたボールに反応した森脇が思い切りよく右足でミドルシュートを放つと、ボールはバーの下を叩いてそのままゴールネットに吸い込まれて2-0とした。追加点を奪って自陣で守備を堅める甲府をたたみ掛けていく。アディショナルタイムの90+2分、甲府の稲垣に1点を返されてしまうが、試合はそのままタイムアップ。レッズがホームで2-1の勝利を収めた。この結果、勝ち点10で首位に立つ川崎フロンターレを2ポイント上回り、レッズが勝ち点12で暫定ではあるが、首位に浮上した。

次戦は5日(火)、埼玉スタジアムで19時30分キックオフにて行われるACLの広州恒大戦。グループリーグ突破をたぐり寄せる重要な一戦を中3日の連戦で迎えるが、今のレッズは難敵・甲府をホームで下してリーグ3連勝と波に乗っている。この勢いをそのままに、再びホーム・埼玉スタジアムで勝利の凱歌を響かせたい。

【李 忠成】
「まず、勝ち点3を取れたことが、非常に大きな意味を持つ試合だと思います。金曜日なのに、たくさんのファン・サポーターのみなさんが足を運んでくれて、すごく支えになりました。

相手があそこまで引くことは分かっていたんですけど、なかなかこじあけられず、そこから相手が一人少なくなり、攻められなくなりました。でも、ディフェンスの枚数は変わらなかったです。最初の点が入るまで手こずりましたけど、最初の点が入った時点で、試合はほぼ決まったと思います」

(先制点は大きかった?)
「大きかったですけど、前半の内に決めたかったので、後半までかかってしまったことは、自分たちの課題だと思います」

(惜しいシーンもあったが?)
「前半は2つくらい、惜しいシュートがありましたけど、決めたかったです。もっと練習します」

(前線の連係については?)
「最初の得点も、(遠藤)航からいいくさびのボールが入って、(興梠)慎三がスルーして、自分のスルーパスから慎三がゴールしました。ああいう狭い中でも、コンビネーションでうまく点が取れた先制点で、すごくきれいだったと思います」

(次の広州恒大戦については?)
「間違いなく、アジアで一番強いチームです。そのチームをホームに迎えて、とても楽しい試合になると思います。広州に勝てば、アジアNo.1が見えてくると思うので、自信もつきます。しっかり叩きたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

1stステージ 第5節 vs甲府 甲府の堅守を打ち破る2ゴールで、リーグ3連勝を飾る 1stステージ 第5節 vs甲府 甲府の堅守を打ち破る2ゴールで、リーグ3連勝を飾る 1stステージ 第5節 vs甲府 甲府の堅守を打ち破る2ゴールで、リーグ3連勝を飾る 1stステージ 第5節 vs甲府 甲府の堅守を打ち破る2ゴールで、リーグ3連勝を飾る

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ