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1stステージ 第3節 vs広島 アウェイでスコアレスドロー

開幕2連勝チーム同士の対戦となった明治安田生命J1リーグ1stステージ第3節・サンフレッチェ広島戦は22日14時4分より、アウェイのエディオンスタジアム広島で行なわれた。

浦和レッズは3月4日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のブリスベン・ロアー戦で負傷した李 忠成が先発メンバーに名を連ね、ズラタンはサブに入った。興梠は2試合ぶりの先発。これにより、前線の陣容は1トップに興梠、2シャドーに李と石原という、今シーズン初めての組み合わせとなった。

また、左ウイングバックに橋本和がACL北京国安戦に続いて2試合連続スタメンで、 右ウイングバックには梅崎。3バックの中央にはACL北京国安戦で出場停止だった那須が戻り、柏木と阿部がダブルボランチを組んだ。

試合は広島ボールでキックオフ。ミシャ監督が、試合前に疲労の差を危惧していた通り、立ち上がりから一歩の出足で遅れを取ることが目立ち、セカンドボールを支配されてしまう。

だが、苦しみながらも中央とサイドをうまく使い分けながらゴールへと迫り、徐々にチャンスも作れるようになった。20分、森脇が強烈なミドルシュート。22分には李の折り返しを橋本が左ボレーシュート。25分には柏木の右足シュート、そして柏木の左CKを槙野が頭で合わせる場面があった。一方、守備面では広島のカウンター攻撃に対してピンチとなることもあったが、素早い切り替えとカバーで対応し、前半を0-0で折り返した。

ハーフタイム、ミシャ監督に「もっと勝利への気持ちを前面に出してプレーしよう」と発破を掛けられた選手は、後半、エネルギーを振り絞ってギアを上げていこうとする。

レッズが動いたのは56分。石原と李に代えてズラタンと啓太を入れ、さらにその8分後には橋本を下げて加賀を投入。ここからの布陣は1トップにズラタン、シャドーに興梠と柏木、右に森脇、左に梅崎。啓太と阿部がボランチを組み、加賀は右ストッパーに入った。

すると、65分ビッグチャンスが訪れる。ズラタンが相手に引っ張られながらターンから右足シュート。さらにはCKとチャンスは続いた。DFの背後を取る動きも増え、攻撃は次第に活性化された。

しかし、71分、啓太のクロスに柏木が飛び込むが合わず。86分、ズラタンのヘディングはGK正面。アディショナルタイムにもセットプレーのチャンスを得たがいずれもゴールにはつながらない。

試合はこのままタイムアップ。0-0のスコアレスドローで勝ち点1を積み上げた。リーグはここから約2週間の中断期間に入る。

次節は4月4日(土)15時より、ホーム埼玉スタジアムに松本山雅FCを迎える。

【森脇良太】
「連戦の中でもしっかりやらなければいけないと思っていましたが、球際の部分で相手に先手を取られたところもあります。

広島にはだいぶ研究されてきている実感はあります。やはりずっと勝ち続けているチームの方が、だんだん難しくなってくると思います。お互いに攻めてこそ、良いサッカーが展開できると思うのですが、片方が引いているとなかなかそうはなりません。最初は僕らも前から取りに行こうと思っていたのですが、相手が後ろを固めて出てこない中で、無理に行ってカウンターで失点してしまっては相手の思うつぼです。広島との試合は、こういうふうになるのかな、と思いますが、仕方ないで片付けてはいけないと思います。また工夫して勝てるように見直していきたいです。

後半、自分自身が一つ前に上がってからは、ストッパーと違いミスを恐れずに攻撃にいけるというところはあります。数は多くなかったですが、クロスまでいけた場面もありました。それよりも前半のシュートが残念でした。コースも良かったので絶対に入ったと思ったのですが。

これまで体を酷使してやってきましたが、やっと連戦が終わって2週間あきます。これからリカバリーもしっかりして十分に準備をして松本と対戦できます。J1のチームはどこも簡単ではないですが、J2から昇格したばかりのチームに負けているようでは、リーグ戦は難しくなります。絶対に勝たなければいけません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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