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1stステージ 第14節 vs鳥栖 今季最多の6得点で2試合連続の逆転勝利

30日、浦和レッズは、アウェイのベストアメニティスタジアムで明治安田生命J1リーグ 1stステージ第14節・サガン鳥栖戦を戦い、一人少ない相手に先制を許したものの、後半の6得点で2試合連続の逆転勝利を飾った。
レッズの先発は第12節FC東京戦から3試合連続で同じ顔ぶれ。絶好調の攻撃陣に期待が掛かる中、ウォーミングアップ中には興梠や関根らのチャントが歌われ、忠成コールが沸き上がった。
強い雨の中で始まった試合は、戦前の予想通り、攻めのレッズ対守りの鳥栖という様相を見せながら進んでいったが、レッズは慎重なパス回しが目立つ展開となった。
ピッチが少し荒れていたこともあり、守備陣が割り切って蹴り返す場面も多く、パスをつなぐことで生まれてくる、レッズらしいリズムをつかめなかった。
それでも徐々にサイドを使い始めてゴールに近づくと、鳥栖は左サイドバックの吉田豊が18分と22分に相次いで警告を受けて退場。早い段階でレッズは数的優位を得ることとなった。
ところが31分、森脇のファウルでゴール正面左のFKを与えると、水沼宏太に豪快な直接FKを決められ、先制を許してしまう。その後は落ち着きを取り戻せないまま時間が経過し、39分に那須、44分には興梠にイエローカードが出るなど、流れを取り戻せずに前半を終えた。
しかし、仕切り直しとなった後半は、浦和レッズの流れとなった。47分、阿部がミドルシュートを試みたところからチャンスが生まれ、相手DFに当たって跳ね返ってきたボールを武藤が冷静に右足で蹴り込み、1-1の同点。武藤は3試合連続ゴールとなった。
その後は数的優位のボディーブローが確実に相手にダメージを与えていった。59分には柏木に待望の今季初ゴールが生まれ、2-1と逆転。その4分後には興梠のコースを狙い澄ました左足ミドルで3-1と突き放し、77分には興梠に代わってピッチに入ったズラタンのゴールで4-1ととどめを刺した。
素晴らしかったのはゴールラッシュが最後まで途切れなかったことだ。84分に梅崎、88分にはズラタンのこの試合2点目で計6点。大勝利のアウェイスタンドでは勝利の凱歌「We are Diamonds」が響き渡った。
レッズはこれで開幕以来13試合連続無敗のJリーグタイ記録。昨季第33節に痛恨の引き分けに終わるなど相性の悪かったJ1でのアウェイ鳥栖戦で初勝利を飾り、ステージ優勝へさらに一歩前進した。
次戦はAFCチャンピオンズリーグのため未消化だった第10節柏レイソル戦。6月3日(水)19時より日立柏サッカー場で行なわれる。

【武藤雄樹】
(得点シーンについては?)
「今までやってきた積み重ねで、落ち着いて蹴れたと思います」

(大学の先輩が相手のGKだったが、癖などは分かっていた?)
「そんなことはないです。一緒にやっていたのは大学のときですし、それから自分も成長しています。自分のシュート自体は、しっかりコースに蹴り込めました」

(興梠といい関係ができていたようだが?)
「相手が1人少なくなったことと、自分たちが追いつき、逆転したことで、相手も前に出てこないといけなくなり、その中でスペースが空いてきたと思います。0-1で進んでいたら、もっとしっかりブロックを敷かれ、分からないゲームになっていたでしょう。早い時間で逆転できたことが、その後のゲームをやりやすくした要因だったと思います」

(リードされているときも慌てなかった?)
「失点しても、落ち着いていこう、しっかりつないでいこうと話していました。後半もギアを上げていこうと話した中で、早い時間での得点だったので大きかったです」

(3試合連続ゴール、シーズン自己ベスト、チームの勝利と、いろいろあるが?)
「もちろん、一番嬉しいのは勝利です。鬼門と言われたり、無敗という注目もあった中で、アウェイで結果を出せたのは良かったです。毎試合ゴールを狙っていますが、連続ゴールはそこまで気にしていません。自己ベストも、元々そんなにたいした点数を取ってきたわけではないので、これから伸ばし続けられるよう、がんばりたいです」

(このスタジアムはあまり嫌いではない?)
「仙台時代もここで試合をしていますが、あまり覚えていません。浦和では鬼門と言われていましたが、自分にはあまり関係ないと思って臨みました。今は自分もそうですし、チーム全体が自信を持ってサッカーをできています。そういう部分が、今日も出たと思います」

(他の選手が気にしている感じはあった?)
「そんなに気にしていないですね。昨年のことを思い出す部分はあったかもしれませんが、それよりも、昨年はいいゲームをして最後に追いつかれただけ、という話をしていたので、問題はなかったと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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