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1stステージ 第12節 vsFC東京 ホーム6連勝で首位攻防戦を制す

16日、明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第12節。浦和レッズは埼玉スタジアムにてFC東京戦に臨んだ。42,995人の観衆を集めて行われた首位攻防戦は、レッズが今季最多タイとなる4ゴールを奪い、リーグで11戦無敗、ホームでは開幕から6戦全勝とした。

レッズは前節のスタメンから、1トップ2シャドーの組み合わせを変更。右のシャドーに李が入り、左は前節に引き続き武藤。1トップに入った興梠は、リーグのホームゲームでは第2節・モンテディオ山形戦以来の先発出場となった。

試合序盤の5分、レッズが先制ゴールを挙げる。縦パスから武藤、興梠とテンポ良くパスをつなぎ、左サイドを上がってきた宇賀神に展開。アーリークロスをGKの前で李が左足でコースを変え、ゴールに流し込んだ。李にとっては、嬉しい今シーズン公式戦初ゴールとなった。

レッズは守備陣のボールキープに対するFC東京のプレスをかいくぐって縦パスを入れ、前線の3人が相手守備陣の隙間でボールを良く収め、そこからのコンビネーションから多くのシュートシーンを作っていった。また、守備では素早い切り替えで相手にチャンスらしいチャンスを与えず、幾度かあったセットプレーも集中した守りではじき返した。FC東京は前半途中に選手を交代して状況の打開を図るも、試合はレッズのペースで進んだ。

42分には自陣からの縦パスを興梠が収め、ためを作って左サイドへパス。これを受けた宇賀神がクロスを上げると、右サイドから走り込んだ関根が2試合連続となるゴールを決めた。前半は攻守において、レッズの良さが存分に見られる展開となった。

さらに後半開始早々の47分にもゴールが生まれる。柏木からのパスを右サイドで受けた関根がゴールライン際まで持ち込んで低いクロスを入れ、武藤がニアで合わせてネットを揺らし、得点差を3点に広げた。

その後、試合は激しさが増してやや荒れ模様となり、レッズの選手が痛んで倒れ込む場面も増えていった。FC東京も選手交代をしながら反撃を試み、74分には左サイドからの太田のクロスを交代出場していたFC東京の前田に頭でピンポイントで合わされ1点を返されてしまった。

失点し、相手に流れが行きかねない嫌な雰囲気も漂いつつあった中、これを打ち破ったのは、興梠との交代でピッチに入っていた梅崎だった。76分、相手陣内でボールを奪うと、背番号7はボールを持ちだし、ペナルティーエリア外から左足を一閃。鋭くコントロールされたシュートがFC東京ゴールの左隅を打ち抜き、レッズが再び点差を3点に広げた。

終盤はオープンな展開となり、相手にセットプレーを与える回数が増えてきたが、レッズの選手たちは全員が体を張って守り、90分にはCKから危険なシュートを打たれるが、西川が食い止め、ゴールを死守。レッズがそのまま4-1で勝利を収め、リーグ首位の座を堅持した。

次戦は23日(土)19時よりホーム埼玉スタジアムにて、鹿島アントラーズと戦う。

【武藤雄樹】
「今日は得点をする時間帯が、どのゴールも良かったと思います。前半、後半とも立ち上がりに自分たちが優位になるゴールを決められましたし、自分たちがコントロールできたゲームだという印象を受けています」

(自身のゴールはニアサイドに飛び込む形だったが?)
「本当に関根が良いボールをくれました。前半にファーサイドにいてボールが通らなかったシーンがあり、ハーフタイムにそれを考える中で、次はニアに行こうと思っていました。そこにピンポイントのボールがきて、決めることができて良かったと思います。今日はクロスに対して何人も入っていくことができたので、ファーサイドで関根がフリーになって決めるシュートもありました。本当に練習でやっている形が出てきたと感じましたし、自信になるゲームでした」

(宇賀神が『すごい後輩だと思う』と言っていたが?)
「僕からしたら、先輩のウガさんはすごいと思っています。本当に闘えますし、何度も素晴らしいクロスを上げてくれていました。僕としては本当に頼れる先輩です。守備のときにもいつも声を掛けてくれますし、もっといい関係を築けるはずです。これから浦和レッズの左サイドが相手の脅威になれるようにやっていきたいです」

(埼玉スタジアムに自分のチャントが響いたのを聞いて感じたことは?)
「最高でしたね。ウォーミングアップのときも、試合の後も歌ってもらえました。アップのときから今日はやってやるという気持ちでいたので、結果を出してまた歌ってもらえたことは、サッカー選手として最高の気持ちでした」

(浦和に移籍してきて、この2シャドーは自分にハマると感じている?)
「僕も浦和にきてこのポジションをやってみて、ここで生きると思っています。体がそんなに大きくないですし、ポストプレーを求められるよりは、相手の間で受ける方が良さが出せると、今すごく感じています。結果として仙台のときより試合に出られていますし、ゴールも取れています。浦和に来て良かったと僕も思っています。もちろん、仙台にいたのが悪かったとは思っていないですし、それがあっての今だとは思っています。ただ、こうやってミシャ監督が僕を使ってくれて、成長できている実感が自分にもあります。本当に監督には感謝しています」

(次節は鹿島アントラーズとの試合になるが?)
「骨のない相手がいないのがJリーグです。1stステージもあと6試合ですが、毎試合を決勝戦のような気持ちで戦おうとみんなで言っています。それは、次も一緒です」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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