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1stステージ 第12節 vs新潟 激しい攻防もスコアは動かず、0-0のドローに終わる

14日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、アルビレックス新潟と、明治安田生命J1リーグ 1stステージ第12節のゲームを戦った。

晴天の土曜日、スタジアムに足を運んだ33,763人の観衆の前で、レッズは最後までゴールを目指して激しく戦ったが、試合はスコアレスドローに終わった。

レッズの先発メンバーは前節と同じ11人。ベンチには、リーグではおよそ1ヶ月ぶりに、石原が名を連ねた。

前半は、ボールを保持して相手陣内に攻め込むレッズ、自陣で守りを固め、奪ってから素早いカウンターを狙う新潟という構図で進んだ。守備時には5バック気味の布陣になる新潟に対し、レッズは前線の選手たちがスペースに動いてボールを引き出すところから、攻撃を組み立てていった。

19分には武藤のパスをペナルティーエリア内で受けた興梠が相手DFに倒され、PKを獲得。しかし中央を狙った興梠のシュートは相手GKの左足に阻まれ、先制とはならなかった。

先制のチャンスこそ逸したものの、レッズはテンポの良いパス回しやボールを奪われた後の切り替えを徹底し、ペースを握って試合を進めた。前半の終わり際には新潟の攻撃を受ける場面もあったが、西川や遠藤、槙野らが落ち着いて対応。前半は0-0のままで終了した。

後半立ち上がり、レッズは新潟のカウンターから何度かピンチを迎え、新潟の山崎にヒヤリとするシュートを打たれる場面もあった。やや流れに乗れない時間が続く中、ミシャ監督は58分に、武藤に代えて梅崎をピッチへ。また、右ワイドの関根と左ワイドの宇賀神がポジションを入れ替わると、関根が左サイドで起点を作るなどして、徐々に主導権を奪い返していった。さらに70分には、宇賀神に代わりズラタンが入って1トップとなり、興梠が左シャドー、梅崎が右ワイドへと移った。

1点勝負となってきた中で、レッズの選手たちはファン・サポーターの大声援を受け、何度もCKのチャンスを得るなど、攻撃を仕掛け続けた。83分には関根に代わって駒井が入り、右に駒井、左に梅崎の両ワイドに。新潟も前線のメンバーを次々と交代させ、最終盤は両チームの選手が互いのゴール前に迫る、激しい展開となった。

攻め上がった森脇がこぼれ球を叩いて惜しいシュートを放つなど、4分のアディショナルタイムを含めて最後まで勝利を目指して戦ったレッズだったが、スコアを動かすことはできず、試合は0-0のままでタイムアップとなった。なお、レッズはこれで公式戦13戦無敗となった。勝利こそ逃したものの、選手たちには健闘を称える拍手が、ファン・サポーターから送られていた。

次のゲームは5月18日(水)に埼玉スタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 第1戦、FCソウル戦となる。ホーム&アウェイの2戦で準々決勝への切符を掴み取るため、レッズに関わるすべての人たちの力を結集し、埼玉スタジアムを浦和の赤で染め尽くして、何としてもホームで勝利しよう。

【森脇良太】
「思った以上に、難しいゲームになりました。本来やらなければいけない、やるべきサッカーというのは、表現できませんでした。

前半は何回かいい形がありましたけど、もっといいサッカーをしなければいけません。できるはずなのに、それがなかなか出せなくて、相手のカウンターを受けるシーンがありました。前半から、そういういい場面を増やしていくべきだったと思います。ただ、なかなか運動量が上がらなかった分、本来あるべき姿は見せられませんでした」

(新潟のカウンターについては?)
「強烈でした。ボールの失い方が悪くて、全体が間延びしているところでカウンターを受ける場面があったので、難しいシーンはありました。でも、その中でも最後はやらせないというところは、表現できたと思います。無失点で相手を抑えられたのは、ポジティブに考えていいと思います」

(積極的な攻撃参加があったが、結果につながらなかった要因は?)
「最後の精度をあげなければいけないということがあります。僕自身も、最初の方はボールが足につかなかったシーンがありました。本来やらなくてはいけないプレーは、僕を含め、なかなか出せなかったです。暑さが影響したのかどうかは分からないですけど、もっとやらなくてはいけません。ここまではいい流れで来ていますけど、他の選手も危機感を抱いていると思っているので、レッズがもっと良くなる、もっと勝ち点を多くしていくためにも、一つ一つの質を上げていかなくてはいけないと感じています」

(次戦に向けては?)
「ACLという違う大会になりますけど、どの大会、どの試合でも勝つのが自分たちの目標です。連戦でハードですけど、ホームで戦うFCソウル戦は、絶対に負けられません。非常にタフで、難しいゲームになると思いますけど、とにかく楽しんでサッカーをしたいです。そして埼スタで勝って、次のアウェイゲームに臨みたいです。がんばります」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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