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12年ぶりの対決を制し、決勝トーナメント進出へ

ヤマザキナビスコカップ予選リーグAグループ第5節サガン鳥栖戦は6月6日(水)19時より、ベストアメニティスタジアムで行なわれる。
第3節終了時には1勝2敗、勝ち点3で7チーム中6位と低迷苦しんでいた浦和レッズだが、第4節川崎フロンターレ戦を3-0と快勝したことにより一気に3位まで順位を上げ、決勝トーナメント進出の可能性をたぐりよせることに成功した。
Aグループの現在の順位は、首位が勝ち点9のジュビロ磐田、2位は勝ち点6のセレッソ大阪、3位レッズ、4位に同じく勝ち点6のサガン。上位2チームが進む決勝トーナメント争いはほぼこの4チームに絞られたと言える。ただし、2位のセレッソと4位のサガンはレッズより消化試合が1つ少ない。レッズが決勝トーナメントに進むためにはサガンを破って勝ち点3を積み重ねることが必須となるだろう。
サガンの指揮官は、かつてセレッソでもプレーし、2006年からサガンに所属(2006、2007年は選手、以後2010年まで強化スタッフなど)していた元韓国代表選手・尹晶煥(ユン・ジョンファン)。昨シーズンから監督として指揮を執ると猛練習でチームを鍛え上げ、今シーズンはクラブ創設後初めてJ1に上がった。
J1での初めてのシーズンは、ここまで5勝5分け3敗、勝ち点20で8位と大健闘している。開幕当初はなかなか点が取れなかったが、第4節のヴィッセル神戸戦で3得点。最近では5月25日の第13節でガンバ大阪に3-2と打ち勝っている。
ゴールゲッターは北京オリンピック代表FW豊田陽平。強靭なフィジカルを生かしてリーグで5得点を挙げている。また、横浜F・マリノスから移籍した身長193cmのキムクナン、金民友(キム・ミンウ)、呂成海(ヨ・ソンヘ)といった韓国籍選手がチームの中核をなしている。
サガン戦と言えば、かつてを知るファン・サポーターの誰もが忘れられない試合がある。土橋正樹の延長VゴールでJ1復帰を決めた2000年11月19日のJ2最終節だ。サガンとの公式戦での対戦はその日以来12年ぶりとなる。
日本代表の槙野智章、オーストラリア代表のスピラノビッチが2014FIFAワールドカップブラジル大会・アジア最終予選のため、矢島慎也がU-19南アフリカ遠征で不在となっているが、選手たちは皆、予選リーグ突破に向けて高いモチベーションで、ミシャ監督の指揮の下、ハードトレーニングを行なっている。「相手はハイプレッシャーで来ると思うし、守備も堅いと思う。その中でも蹴ってしまわず、しっかりつなぎながら崩していければ、どこかで穴は見つかるはず」と柏木陽介は言う。チームの目指すものは、しっかりとつなぐサッカーを続けて、なおかつ勝利をつかむこと、ただそれだけだ。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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