25日(日)、浦和レッズは埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第13節サンフレッチェ広島戦に臨む。直近の公式戦で3試合連続のアシストを決めるなど、躍動感あふれるプレーでチームの勝利に貢献している関根貴大。持ち前のアグレッシブな仕掛けでサイドからチャンスメイクする背番号24が、明日の試合に向けた意気込みを語った。

「明日対戦するサンフレッチェ広島とは、マッチアップする場面が多くなると思いますが、サイドで主導権を握れるかが一つポイントになると思います。相手のサイドも脅威なので、しっかりケアしながら自分も積極的に仕掛けて、1対1の勝負に勝って優位に試合を進めていきたいです。

前節のFC東京戦では、左ワイドのポジションで出場しましたが、縦だけでなく中に入っていく選択肢も増えるので、左の方がより全体が見える感じがします。左ワイドで出場したときの方がアシスト数も多いですし、どちらかというと左の方がやりやすさを感じていますが、最近は右でも左でも自分のアシストから得点が生まれているので、結果を残せていることは自信につながっています。

ただ、中への動きが多くなって、逆に縦に行く回数が減ってしまうと、それはチームとしてマイナス要素にもなりかねないので、そこはしっかりと判断していきたいです。サイドを有効に使った戦いは今の浦和の強みでもありますし、そこを生かせれば個もより生きてくると思います。

また、前節はウガ君(宇賀神)と縦の関係になりましたが、ウガ君はもともとワイドの選手なので、お互いの連係やタイミングはスムーズです。特に攻撃では任せることもできますし、守備でもしっかり話し合いながらやれているので、お互いの特徴を生かしながらプレーできていると思います。

以前、川崎との直接対決で負けたことで、自分はもっとやらなければいけないという意識が芽生えました。敗戦の悔しさに加えて、自分は体調不良でメンバー外だった悔しさもあります。でも、その悔しさがあったからこそ、個人としてもチームとしても、いい形で盛り上げて今の結果に結びついていると思っています。明日はホーム戦ですし、リーグ3連勝を飾ってファン・サポーターのみなさんと笑顔で喜び合えるように、全力でがんばります」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】