チームは前節から中3日の日程でヴァンフォーレ甲府戦を迎える。この試合が、移籍前の最後のゲームとなる関根貴大は、今まで積み上げてきたものを見せ、勝利すると誓う。育成からトップチームへ昇格し、シーズンを重ねるごとにスタジアムを沸かせてきた背番号24のMFが、明日への意気込みを語った。

「今まで自分の中で積み上げて成長してきたものを、明日の試合でしっかり見せたいと思います。チームのために最後まで全力を尽くしてがんばりたいです。

攻撃では、サイドで仕掛けるタイミングなど、一つの考えにならないように、周りの選手とうまく連係しながら、自分の良さを出して、最後にゴール前に関わる回数を増やしていければいいと思っています。

甲府は、5-3-2や5-4-1など、相手のシステムは試合に中でも変わってくると思います。そこを見極めながら、どこが空いているのかを判断して、うまく試合運びできればいいと思います。奪われた後の切り替えや、カウンターの部分は、しっかりケアしながら、プレーしたいと思います。

ファン・サポーターのみなさんには、ここまで自分を育ててくれて、後押ししてくれました。本当に日本一のサポーターだと思っています。その中で、プレーできたことは、本当に幸せでした。

ただもっとチームのために結果を残したかったです。自分の中で、もっとやれる自信はありましたが、目に見える結果は、なかなか出せませんでした。タイトルに関しては、ルヴァンカップを獲れましたけど、ファン・サポーターのみなさんにリーグ優勝を届けることができなかったことは残念な思いがあります。

みなさんは、大宮戦の後も、チームを後押ししてくれて、本当に浦和レッズのために闘ってくれます。そのみなさんのためにも、ピッチで自分たちは結果を残すことが責任だと思っています。勝利だけを考えて、甲府戦後に笑って終われるようにがんばりたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】