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連戦ラストはさいたまダービー

前節はヴァンフォーレ甲府を相手にスコアレスドローという結果に終わった浦和レッズ。4月末から続く5連戦も、残すところはあと1戦となる。最後に待つのは敵地・NACK5スタジアム大宮で行われる、絶対に負けられない戦い『さいたまダービー』大宮アルディージャ戦だ。

大宮はJリーグで12節を消化し、現在の成績は3勝3分6敗の勝ち点12。前節には、FC東京を相手に後半終了間際のゴールで白星を挙げたものの、リーグ16位で降格圏内と振るわない状況だ。ただ、ことダービーに関しての大宮には、これまでの調子などはあまり参考にならない。なぜなら大宮は、リーグでのダービーマッチになると非常に大きな力を発揮してくるチームだからだ。レッズは順位の上では2011シーズンを除いて大宮の後塵を拝したことはないが、J1での対戦成績に限れば6勝5分7敗と負け越している。現在の順位、そして今年はヤマザキナビスコカップで一度対戦して勝利しているとはいえ、決して楽観視することはできない。

大宮はFWズラタンがFC東京戦で負傷し、この試合の出場が危ぶまれている。しかしその代わりに出てくることが予想される長谷川悠はFC東京戦では決勝ゴールを決めた選手。187cmの長身を生かしたポストプレーやセットプレーでの高さには充分に注意しなくてはならない。また、中盤に君臨する家長昭博はそのキープやパスなどに独特の間やセンスを持っており、自由にすれば危険な場面を作られてしまうだろう。最後まで集中を切らさず、守備面の連係や個々が相手に厳しくアプローチをしていくことで、チャンスを与えないようにしたい。

そしてレッズとしては何と言っても原口元気に期待がかかる。ユース出身で、ダービーの意味を最も知るといっても過言ではない彼は、これまでの大宮戦でも幾度となく輝きを放ってきた。9番を身につけた彼が、初めて迎えるリーグでのダービーであり、爆発を期待したい。

このダービーという戦いに求められるものは内容ではなく、結果のみである。選手、スタッフ、そして、サポーターみんなの力を結集し、敵地に歓喜の雄叫びを響かせよう。浦和レッズへの愛を、誇りを、声高らかに歌い上げよう。今年2度目の『さいたまダービー』連勝へ。キックオフは5月10日(土)16時4分だ。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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