13日(水)、浦和レッズはユアテックスタジアムにて、明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第3節 ベガルタ仙台戦に臨む。前節の柏戦では、最後まで集中したプレーでゴールを死守し、久々の完封勝利に貢献した西川周作。アウェイでの仙台戦はレッズにとって鬼門とされる中、その壁を乗り越えて、明日も無失点で勝利する決意を語った。

「アウェイでの仙台戦は荒れるイメージがありますが、そういう戦いは明日で終わらせたいです。ユアテックスタジアムは雰囲気がいいので、そこが落ち着かないゲームになる要因かもしれません。ユアスタは声がこもって、なかなか外に抜けずらいです。前半は、浦和サポーターを背にしてゴールを守り、後半は仙台サポーターを背にします。追われている立場でのセットプレーでの守備のときはすごく圧力を感じます。あのような雰囲気でやれるのは、選手としてはすごく楽しいです。当然ホームとは違う雰囲気になるので、そこで自分たちが慌てずプレーできるかどうかです。相手というよりは、自分たち次第だと思います。

アウェイでなかなか勝てていませんが、それが逆にモチベーションになります。これまでもレッズはジンクスを破ってきましたし、ジンクスと言われないためにも、明日は結果で示すしかないです。とにかくチームが勝てるように準備したいです。

前節の柏戦では久々に完封勝利を収めることができました。ロングボールを多用する場面もありましたが、狙いを持って蹴った部分に関しては良かったと思います。ミシャ監督が与えてくれるアイデアの中から、一番いい選択肢を、僕たちがどのようにチョイスするかです。ただ蹴るだけではなく、監督が要求する自分たちのスタイルにトライしながら使いわけていきたいですし、自分たちでしっかり良い判断をして、無駄な失点を減らしていきたいです。

仙台はここ最近3失点が続いているので、固い守備から入ってくると思います。自分たちが前に出たところで、カウンターを狙ってくるイメージをしています。前線にはハモン・ロペス選手や西村選手、先発かどうか分かりませんがウイルソン選手もいます。背の高い選手が得点を取っているので、セットプレーには気をつけたいです。

仙台戦では多くのゴールを取れていますが、同じくらい失点をしてしまっているので、明日はしっかりと守備からゲームに入ることで、良い戦いができると思っています。守備は後ろだけではありません。チーム全体で前線から圧力をかけるときはかけ、行けないときはブロックを作って守備をしていきたいです。ブロックは引くだけではなく、ボールを奪いに行くという意識をみんなが持つことが大事なので、試合の入りから集中していきたいです。みんなで徹底的にリスクマネージメントをやろうということも確認しましたし、全員で良い声を出しながら、戦っていきたいです。

みんなでゴールを狙って、1-0でも泥臭く勝ちたいです。そして、もっと自信をつけるためにも、明日も無失点を続けたいです。1stステージの最初は完封試合が多かったですし、自分たちは負けないという雰囲気が出ていました。仙台戦も無失点で抑えて、内容も良くて結果も良いという、ミシャ監督が求める理想の結果を追求していきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】