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興梠慎三「いつも通りの自分たちのプレーをすれば勝つことができる」

27日(日)、浦和レッズはホーム・埼玉スタジアムで鹿島アントラーズとの一戦を迎える。12日の天皇杯から始まった中断明けの戦いで、1トップとして3得点を挙げているのが興梠慎三だ。以前所属していた鹿島との対戦では、前線で厳しいマークを受けることも予想される。そんな背番号30のストライカーに、古巣対決への思いを聞いた。

「昨年のように、燃える気持ちが空回りすることはなく落ち着いてゲームに臨めると思います。ここまでチームが良い形でやってきていますし、良いゲームができると思います。鹿島との対戦に慣れた部分もありますし、一緒にやっていた選手が少なくなってきたということもあると思います。もちろん、鹿島は毎年強いチームで手強い相手ですが、自分たちのプレーをすれば勝つことができると思います。

1トップは一番ゴールに近い位置ですから、もちろん得点が求められます。前でキープすることもできないと、攻撃の起点になりません。前で収まらなければなかなか良い攻撃ができませんから、体を張ったプレーを心掛けたいです。そういう意味でも、自分としては一番重要なポジションではないかと思っています。夏場の試合ですし、走り負けないことも大切になってきます。

前節の徳島戦では、シャドーのウメちゃん(梅崎)からのパスで得点を決めることができました。シャドーが前を向いた形でボールを運ぶシーンは、自分としては動きやすい状況です。その回数をもっと増やすことができれば、自分が良いところに走り込んでシュートを打つ場面を作れると思います。鹿島戦では、そういうシーンを多く作っていきたいですね。天皇杯の試合後に鹿島戦でハットトリックをするという大きなことを言ってしまいましたし、点を決めると言ってしまったので、実行しなくてはいけませんから。

間違いなく、浦和と鹿島のサポーター同士にはライバル意識があると思います。それは鹿島にいたときから感じていることです。個人としては、前にいたチームに負けたくないという思いは強いです。鹿島も自分に対してガツガツくると思いますが、ホームでたくさんのサポーターがいることはとても心強いです。あとは、自分がどれだけその期待に応えられるかです。いつも通りのプレーを心掛けていきますし、まずは落ち着いてプレーをすることです。今は首位にいますから、首位を奪われないことと勝ち点を増やすことを考えていきます」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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