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第9節 vs大宮 「1点が遠く、アウェイのダービーで敗戦」

30日(日)、浦和レッズはNACK5スタジアム大宮で、明治安田生命J1リーグ 第9節大宮アルディージャ戦を戦った。

試合は15時4分、レッズボールでキックオフした。静かな立ち上がりを見せた両チームだったが、時間がたつにつれて球際での激しさが増していき、「さいたまダービー」らしい攻防となった。

丁寧なパス回しと縦パスからのコンビネーションでゴールを目指すレッズは、ラファエル シルバ、興梠、武藤の1トップ2シャドーが相手DFに圧力を掛けていくが、得点には至らない。

一方、今季公式戦未勝利の大宮は、4バックにボランチ1枚が加わって5バックの形でレッズに対応。2トップまでの距離をコンパクトに保ちながら、攻撃時には両サイドバックを含めて全体が押し上げ、ゴールに迫ってきた。

22分、瀬川にDFラインの裏に抜け出し、1対1の状態で打たれたシュートは西川が左足でセーブ。32分には右サイドバック渡部のシュートを許すが、これは枠外。アディショナルタイムには左サイドバックの和田にシュートを打たれたが、これも枠外で難を逃れた。チャンスを与える回数は多くないが、いずれのシュートも相手がフリーで危険なシーンではあった。

レッズは、ハーフタイムに柏木を下げて青木を投入。53分には武藤を下げて李を入れ、ゴールを目指す。

しかし63分、レッズは自陣ペナルティーエリア左で茨田にシュートを決められて、先制されてしまう。

ミシャ監督は攻勢を強めようと、3枚目のカードをその3分後に切る。宇賀神に代えて駒井を出場させ、駒井が右ワイドに入り、関根が左ワイドに回った。69分にはラファエル シルバのシュートが相手DFに当たり、77分のカウンター攻撃のシーンも、駒井のクロスにゴール前まで疾走した青木が合わせることはできなかった。89分には駒井がDF2人をドリブルで抜いてビッグチャンスを演出。しかし、ゴール正面でフリーになったラファエル シルバのシュートはわずかに枠上へ外れた。

最後まで諦めないレッズだったが、先制してから守備ブロックを固めた大宮を崩すことができず、2016年6月15日のガンバ大阪戦以来となる無得点で敗れた。リーグでは横浜F・マリノスとの開幕戦以来となる今季2敗目を喫した。

次戦は5月4日(木・祝)14時2分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第10節、鹿島アントラーズ戦となる。

【阿部勇樹】
「引いてきて中盤を厚くする相手はいました。甲府もそうでした。そういう相手に対して我慢しつつ、1点目を先にどちらが取るかでしたが、先に取られて、試合をより難しくしてしまいました。

ダービーでしたし、勝たなければいけない試合でした。1試合なのかもしれないですが、ダービーなので、結果がすべてです。僕らも勝ちを望んでいましたし、来てくれたサポーターの方たちも勝ちを望んでいた中で、最高の結果を得られなかったわけですから、この結果を受け止めて、もう一回、考え直さなければならないと思います。試合は続きますから、課題をクリアにしてこの後の試合に向かうことだと思います。

勝って次の試合に向かいたかったですけど、しっかりと次に向かわなければいけません。ダービーに勝てなかったことは悔しいし、悔しい思いを大勢の人々にさせてしまったことは責任があります。それをぬぐい払っていくのは、この後の試合にしっかり勝つことです。そして、もう一度大宮との試合があるので、今日のような結果にならないようにしていかなければなりません。ここからまた進んでいかなければならないので、ネガティブに考えないでいければいいかなと思います」

(最後の方はロングボールが多かったが?)
「もっと高い位置でボールを奪えばチャンスがあったと思います。縦ばかりだと相手も対応しやすくなります。ただ、リスクマネジメントはどんな状況でもしっかりやらないといけません。僕らが勝っていても、負けていても、押し込まれていても徹底してやらないといけません。

負けは負けです。責任は感じています。ここまで来てくれたサポーターの方々には申し訳ないです。次はみんなが喜ぶ結果を出せるようにします」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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