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第8節 vs 神戸「平成最後のホームゲームを興梠弾で制す」

20日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第8節 ヴィッセル神戸戦に臨んだ。

満員のスタジアムで行われた平成最後のホームゲーム。レッズは興梠慎三の1ゴールを鉄壁の守備で守り抜き、リーグでの今季ホーム初勝利を飾った。

オリヴェイラ監督は前節からスターティングメンバーに変更を加えず、DFラインに森脇良太、マウリシオ、槙野智章を配し、両ワイドには山中亮輔(左)と橋岡大樹(右)を起用、セントラルミッドフィルダーに青木拓矢、エヴェルトン、柏木陽介を並べ、武藤雄樹と興梠慎三の2トップという陣容で試合をスタートさせた。

開始10分に早くも試合が動く。最終ラインでバックパスを受けようとした神戸の大﨑玲央がスリップしてボールが背後に流れると、興梠がすかさず反応してペナルティーエリアにドリブルで侵入する。スピードに乗ったまま切り返しで相手をかわそうとすると、戻ってきた相手DFに倒されてPK獲得。このチャンスを興梠自身が落ち着いて決めて先制に成功した。

スコアの上では優位に立ったレッズだったが、神戸に押し込まれる時間帯が続く。ただし、レッズの選手たちは慌てることなく統率されたブロックで相手を弾き返すと、左サイドの山中を起点としたカウンターやセットプレーからゴールに迫っていった。

37分にはCKのこぼれから武藤が強烈なミドルでゴールに襲いかかるも、ここはキム スンギュに防がれて追加点ならず。1点リードのまま前半を折り返した。

迎えた後半、立ち上がりから神戸の猛攻に晒される。バイタルエリアに侵入される危険なシーンを何度も作られるが、西川を中心に最後のところでゴールを許さない。

レッズにとっては痛いアクシデントに見舞われる。この試合、右サイドの攻防でダイナミックなパフォーマンスを披露していた橋岡が、ゴールライン際でスライディングを行った際に負傷して交代を余儀なくされる。57分、オリヴェイラ監督はエヴェルトンに代えて長澤和輝を投入すると同時に、橋岡に代えて宇賀神友弥をピッチに送り出した。

その後も守勢に立たされるレッズ。ポゼッションでも相手に7割以上ボールを握られる展開の中、71分には最後の交代カードを使って柏木に代えてマルティノスが投入される。

その後もなかなか攻撃の形を作れずに苦しい時間が続いたが、レッズの選手たちは研ぎ澄まされた集中力を最後まで切らさなかった。90分間に渡り相手の攻撃を跳ね返し続け、8節目にして待ちに待ったリーグでの今季ホーム初勝利を手にした。

次戦は4月24日(水)19時から全州ワールドカップスタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ2019グループステージ MD4 全北現代モータース戦となる。

【興梠慎三】
「ファン・サポーターのみなさんのために、みんな走れたと思います。でも、ちょっと見苦しい試合でしたよね」

(立ち上がりはいい形でいけたシーンもあったが?)
「後ろに重くなれば前に出て行けなくなってしまうので、そこら辺は後ろとラインを上げながらやれればよかったかなと思います。

でも、内容が悪くても勝つチームというのは強いチームだと思いますし、あとは内容をよくすれば、もっともっと勝ち点3を取っていけるのかなと思います」

(先制点のシーンについては?)
「PKを蹴らせてもらっているので、あれを決めるか決められないかで、チームの流れが非常に大きく変わってくると思います。蹴るからには絶対に決めないといけないという気持ちで蹴りますし、冷静に決められたので、良かったと思います」

(山中選手からのアーリークロスに入っていくシーンがあったが?)
「ヤマ(山中)はそれが一番の持ち味だと思いますし、あとは中の入り方です。ピンポイントで出せますので、あとは中にもっと人数をかけて入らないと得点できないと思います。どうやって人数をかけるかはやっている僕たちも模索していますが、今は我慢する時期なのかなと思います」

(ボールを奪った後が課題か?)
「そうですね。そこで簡単に見失ったりすると、ボールをまた奪われたりします。そこで大事にまわすことが大切かなと思います」

(切り替えのところで出て行けないのは、動けないのか、判断が遅れたりしているのか?)
「僕もそれは分からないです。守備でも高い位置で奪えたら、その分前に出て行けます。奪うところが低いと、全体的に下がってしまって、出て行けなくなると思います。高い位置でボールを奪えたらチャンスもできますし、そこら辺かなと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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