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第7節 vs G大阪「エヴェルトンの初ゴールで死闘を制す」

14日、浦和レッズはパナソニックスタジアム吹田で、明治安田生命J1リーグ 第7節 ガンバ大阪戦に臨んだ。

ナショナルダービーとなったこの一戦。負けられない気持ちが激しくぶつかり合う中、87分にエヴェルトンが加入後初ゴールを突き刺し、1-0で勝ち点3をつかみ取った。

AFCチャンピオンズリーグ2019(ACL)グループステージ MD3 全北現代モータース戦から中4日。オリヴェイラ監督はこの試合も3バックシステムを採用し、DFラインに森脇良太、マウリシオ、槙野智章を配し、両ワイドには山中亮輔(左)と橋岡大樹(右)を起用、セントラルミッドフィルダーに青木拓矢、エヴェルトン、柏木陽介を並べ、武藤雄樹と興梠慎三の2トップという陣容で試合をスタートさせた。

スタジアムは両チームのファン・サポーターの大声援で試合前から大きな熱気に包まれていた。選手たちは互いのサポーターの気持ちに応えるように、立ち上がりから激しいデュエルを繰り返していく。雨によりボールスピードも上がり、攻守が頻繁に切り替わるスピーディーなゲーム展開が続いた。

レッズはDFラインを高く保ち、コンパクトな陣形と鋭い出足で相手の攻撃を跳ね返していく。ボールを奪うと素早くショートカウンターに展じ、サイドに大きく開いてポジションを取る橋岡と山中を起点に攻撃を組み立ててゴール前に仕掛けようと試みていた。

中央ではエヴェルトンや柏木、武藤らがコンビネーションで相手のプレスを剥がし、ポゼッションを高めてゲームをコントロールしていく。自分たちのミスからカウンターを受ける危険なシーンもあったが、西川を中心とした最終ラインがゴールを許さなかった。

セットプレーからチャンスメイクするシーンもあったが、G大阪の守護神・東口の壁をこじ開けるには至らず、0-0のまま前半を折り返した。

後半立ち上がり、相手にやや攻め込まれるも西川の鋭い反応で失点を免れると、素早いカウンターからアタッキングサードに侵入し、コートを大きく使いながら攻撃を組み立てていく。山中は積極的にボールを引き出し、クロスなどでチャンスメイクしていった。

65分ごろからオープンな展開になり、両チーム共に勢いを持ってゴール前に迫っていくシーンが増えた。しかし、お互いの固く激しい守備陣がゴールを許さない。

いつ得点が入っても不思議ではない状態が続く中、82分にオリヴェイラ監督は武藤に代えてアンドリュー、83分には柏木に代えてマルティノスをピッチに送り出す。

すると87分、マルティノスのインスイングのCKから流れたボールにエヴェルトンが反応して右足一閃。値千金の決勝ゴールをネットに突き刺して見せた。

その後も猛攻を仕掛けてくるG大阪。レッズは相手を跳ね返し続け、ここまでの悪い流れを断ち切るように、アウェイで貴重な勝ち点3をつかみ取った。

次戦は4月20日(土)13時3分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第8節 ヴィッセル神戸戦となる。

【エヴェルトン】
(移籍後初ゴールだが?)
「このユニフォームを着ての初ゴールはものすごく特別なものです。自分たちの日々の練習が結果につながって心から嬉しく思います。まだまだ道のりは長いですが、しっかりと地に足をつけてチームとしての力を出していきたいと思います」

(用意していたゴールパフォーマンスを忘れるくらいの喜びだったか?)
「その通りです。サポーターの中に飛び込んで一緒に喜びたいくらいの思いでした。すごくうれしかったです」

(我慢が続く試合展開だったが?)
「非常に厳しいゲームでしたが、前半も後半も落ち着いて、ゲームに何が必要かを自分たちの中で理解しながらゴールのタイミングまでうまく待つことができました。そのチームの冷静さがあったからこそのゴールだと思います」

(アウトサイドでのシュートだったが?)
「一瞬一瞬ピッチの中では何が起こるか分かりません。常に準備をしておくことが必要ですが、咄嗟の判断が大切です。自分の判断に対してうまく嵌ったゴールだと思います。全てうまくいくわけではないですが、イメージ通りにいって良かったです」

(前半もシュートを打っていたが、攻撃に絡めているイメージがあったか?)
「それがうまくできる試合とできない試合があります。今日のように前線に近づいていくことができる試合はそれをうまく利用してゴールにつなげることが重要です。そうならない試合もありますが、チャンスがある時はしっかり決めていきたいです」

(なかなか勝てていない中で迎えた試合だったが?)
「我々にとって成長するための種になったと思います。今シーズンの目標は絶対に叶うと信じていますし、その目標に少しでも近づくことができた意味のある勝ち点3だと思います」

(ゴールが認められるまで少し時間があったが?)
「ゴールパフォーマンスを終えて、その帰りだったので、もめていることも気付かずに終わってしまいました」

(次節の相手は世界的にも有名な選手を有するヴィッセル神戸だが?)
「今まで自分たちがやってきたことをしっかりと継続するだけです。神戸戦もしっかりと集中した状態で90分間戦うことができればと思っています。11対11のゲームなのでまだどうなるかは想像できません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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