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第34節 vs横浜FM 「多くの時間で試合を支配するも1点を跳ね返せず、ホーム最終戦に敗れる」

12月2日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第34節、横浜F・マリノス戦に臨んだ。

41,618人の観衆がスタジアムに足を運んだリーグ最終戦、勝利でシーズンを締めくくりたいレッズだったが、後半の失点を跳ね返すことができず、0-1で敗戦。リーグ最終戦は、悔しい結果となった。

前半は多くの時間でレッズがボールを保持し、試合を進めた。リズムよくボールを動かしながらゲームを組み立て、サイドをうまく使った攻撃で、横浜FMを押し込み続けた。右サイドでは、リーグで8試合ぶりに先発した平川が、攻守に積極的なプレーを見せた。

守備でも、前線の選手から精力的に相手にプレッシャーをかけ、ボールを失った後にはすばやい切り替えからボールを奪い返す場面が多く見られた。

ゲームのペースを握る中で何度も相手ゴールへと迫ったレッズは、興梠が2度にわたってゴールネットを揺らすシーンを作ったが、いずれもオフサイドの判定でノーゴール。前半は0-0のままで終了した。

後半に入り49分、柏木のパスから興梠がシュートという、今シーズン何度も見られた形で横浜FMゴールを脅かした。しかし53分、横浜FMのパスワークから前田にミドルシュートを決められ、先制を許してしまった。

その後、同点を目指して攻撃を続けたレッズだったが、横浜FMの固い守備に阻まれ、なかなか決定的なチャンスを作ることができなかった。状況を打開すべく、堀監督は武藤、長澤、ズラタンと交代のカードを選択。選手たちも攻撃の意識をさらに強め、終盤は多くの時間で横浜FM陣内に相手を押し込み続けた。

終了間際の90+3分には、ズラタンのクロスを相手がクリアしたこぼれ球を走り込んだ宇賀神が左足ボレーで狙ったが、ボールはわずかにゴールの右へと外れてしまった。試合はそのまま0-1でタイムアップ。今シーズンのリーグ最終戦を、勝利で飾ることはできなかった。レッズは今シーズンのJ1リーグを14勝7分13敗、勝ち点49の7位で終えた。

試合後にはシーズン終了のセレモニーが行われ、淵田敬三代表からは今シーズンの総括とファン・サポーターの方々、支援してくださった方々への御礼、そしてこの後に控えるFIFAクラブワールドカップ2017への意気込みを語った。その後、選手たちはピッチを一周し、スタジアムに集まった方々に挨拶を行った。

レッズはこの後、アラブ首長国連邦(UAE)で開催されるFIFAクラブワールドカップ2017に出場。9日(土)20時30分(現地時間、日本時間25時30分)から行われる準々決勝では、UAEのザイード・スポーツシティ・スタジアムで、6日(水)に行われるアルジャジーラvsオークランドシティの勝者と対戦する

【興梠慎三】
「ここ最近の試合の中ではいい試合ができたと思いますけど、結果、負けてしまっているので非常に残念です。多くのファン・サポーターの方が最終節ということでスタジアムまで足を運んでくれたにもかかわらず、結果が出なかったことは非常に残念です」

(オフサイドでゴールが取り消されたシーンが2回あったが?)
「まだ映像を見ていないのでオフサイドだったかどうかは分かりませんけど、ああいう駆け引きをしながら、紙一重のところで勝負をしています。ちょっと早かった気もしますし、正直、ファン・サポーターのみなさんも選手のみんなも僕の得点を期待していたので、取れなくて非常に残念です」

(今シーズンを通してどうだったか?)
「Jリーグに関してはなかなか思うような結果は出ませんでしたけど、自分が一番欲しかったタイトルは獲れました。来年はJリーグで優勝して、またACLの出場権を勝ち取りたいと思います」

(今シーズンを通して、自身の成長や変化は?)
「いつも通り自分らしくやるだけだと思います。堀監督になってシステムも変わって、ちょっとしたとまどいはありましたけど、来年はキャンプから堀監督の下、攻撃面、守備面と、いろいろ調整できる時間があると思います。しっかり調整して、来年こそは全部のタイトルを獲れるようにがんばっていきたいと思います」

(クラブワールドカップに向けて、どんな準備をしていくか?)
「守るだけの試合にせず、攻撃的な試合をしたいと思います。ひとつでも上に進めるよう、がんばっていきたいと思います」

(対戦したい選手は?)
「特にいないですけど、決勝まで行ければうれしいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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