MENU

NEWS

第26節 vs磐田「終盤に追いつき、勝ち点1を奪取」

17日、明治安田生命J1リーグ第26節 ジュビロ磐田戦がエコパスタジアムで行われた。

13日にあったACL準決勝川崎戦の大逆転勝利から中3日。9日の柏戦から始まっている7連戦の3戦目となる試合で、堀監督は今季初のリーグ先発となる平川を4-1-4-1の右サイドハーフに起用し、試合をスタートさせた。

台風の影響による強い風が吹く中、試合はレッズボールで16時3分にキックオフ。3-4-2-1のフォーメーションでブロックを固め、リトリートした状態から相手のボールを絡め取ろうという磐田に対し、レッズはディフェンスラインから丁寧にビルドアップして敵陣に迫っていく。

冷静な組み立てをしながらも、中を固める相手に対しクサビが入りにくいと見るや、最終ラインに入った遠藤が相手ディフェンスラインの裏を狙ってパスを出すなど、攻撃の糸口を探っていった。

しかし、試合を動かしたのは磐田だった。

21分、レッズ陣内右のエリアで磐田にFKを与えると、磐田・中村の左足から正確なボールがゴール前に送られ、高橋にヘディングシュートを許す。西川が体勢を崩しながらどうにか弾いたが、飛び込んできたムサエフに頭で押し込まれ、先制されてしまった。

そのままのスコアで後半を迎えると、エンドが替わって風上に立ったところで攻勢を強めていきたいレッズは、平川に代えて梅崎を右サイドに入れ、同点ゴールを狙いにいく。しかし、リードして守備意識をさらに高める磐田に対し、突破口となる崩しのプレーをなかなか作れない。

68分、堀監督は矢島を下げてズラタンを入れ、前線に高さを加える作戦に出る。出足の遅れから青木と森脇が相次いで警告を受けるなど、疲労の色を隠しきれない中、それでも全員が全力を振り絞ろうとしていたときだった。

79分、青木がボールを奪われかけたところからこらえて必死にパスを出し、これを興梠が決めて1-1の同点に追いついた。興梠はリーグ17得点とし、再び得点ランキング単独トップに立った。

その後、88分に高木と交代して菊池が入り、3枚の交代枠を使い切って、なんとか勝ち点3を奪いに行ったが、試合はこのまま1-1で終了した。

レッズの次戦は9月20日(水)19時から熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われる天皇杯ラウンド16(4回戦)鹿島アントラーズ戦。なお、リーグ次節は9月23日(土・祝)16時より埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ第27節 サガン鳥栖戦となる。

【矢島慎也】
(今までより、ゴール前に顔を出した回数がすごく多かったが?)
「今日の試合で言えば、自分のところで決めるべきところを決められなかったからこうなったと思いました。チャンスには顔を出せているので、続けるしかないですね」

(このシステムになって、だんだんフィットしてきているのか?)
「その自信もありますし、ボールに関われる時間も増えています。守備も前から行けていて、後ろの連動もあります。だからこそ結果がほしかったところで、チームとしても個人としてもそうですけど、あの辺は自信を持っていきたいです」

(自身のシュートシーンもそうだが、オフサイドになるシーンが結構あったが?)
「ラインコントロールとかは、磐田の最終ラインは丁寧だったと感じたところはあります。でも、武藤君が背後に抜けたりとか、(興梠)慎三君が待っていたりしたところでは、通せる自信もありますし、通せてはいます。そこは川崎戦のときともつながっていますし、あとはやっぱり自分が、取るところを取らないといけないと思っています。続けるしかないですね。今日は3回くらいチャンスがありましたけど、これで入らなかったということは、練習も続けないといけないですし、次にチャンスをもらって、ああいうところに顔を出すところを止めたら、もうダメだと思います。

個人的に、あそこで自信がないわけではないですし、もともと、ああいうところも自分の得意なところだと思っています。最近になってチャンスが多くなってきているので、決めてチームを楽にさせたいというか、先制点を取る、取られるではちょっと違ってくると思うので、反省しつつ、自信を失っているわけではないですけど、取り戻していかないといけません。」

(前への飛び出しはいいタイミングだと感じたが?)
「武藤君、青木君、慎三君、(高木)トシ君とか、ラファ(ラファエル シルバ)、(柏木)陽介君とかも、結構合ってきている感じはありますし、わっさん(遠藤)が最終ラインから持ち運んで裏に出すときも、自分も行ったりしています。そういうところを続けることは大事だと思います。そこで止まってしまうとチャンスもなくなってくるし、やり続けることが大事だと思います。あとは裏に抜けたり、足元で起点になったりとか、最後のところでラストパスを狙う、というところは、引き続きこれまでどおりやっていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

第26節 vs磐田「終盤に追いつき、勝ち点1を奪取」 第26節 vs磐田「終盤に追いつき、勝ち点1を奪取」 第26節 vs磐田「終盤に追いつき、勝ち点1を奪取」 第26節 vs磐田「終盤に追いつき、勝ち点1を奪取」

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ