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第21節 vs鳥栖「ゴール奪えず0-1で敗戦」

11日、浦和レッズはベストアメニティスタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第21節、サガン鳥栖戦に臨んだ。

中断明け以降、負けなしで上位を追撃していたレッズだったが、5連戦の初戦となった今節は0-1で敗戦を喫した。

オリヴェイラ監督は、GKに西川、DFに岩波、マウリシオ、槙野が並び、右ワイドに橋岡、左ワイドに宇賀神、セントラルミッドフィルダーに柏木と青木が入り、武藤とファブリシオのシャドー、興梠のワントップという布陣で試合をスタートさせる。

試合序盤、レッズはDFラインで丁寧にボールをつなぎながらビルドアップを行い、興梠、武藤、ファブリシオへの縦パスを起点に、短いパスのコンビネーションでアタッキングサードの攻略にかかる。ゴール前に枚数をかけてブロックを形成されても、流動的な動きと効果的なサイドチェンジで相手を揺さぶり、突破口を探っていった。

金崎、フェルナンド トーレスといったタレントを擁する鳥栖の攻撃に対しては、コンパクトな守備体形を保ちつつ、組織的な守備ブロックではじき返していく。槙野は一対一の局面でも相手の自由を奪い、安定した守備でチームを支え続けていた。

前半途中に設けられた給水タイム以降、相手にリズムを掴まれ出したレッズだったが、押し込まれても慌てることなくカウンターを狙い、試合巧者なゲーム運びで試合全体をコントロールしていく。

0-0で迎えた後半、立ち上がりから主導権を握ってゲームを進めるも、53分、原川のコーナーキックをファーサイドの高橋に頭で押し込まれて先制点を許す。

その後もレッズはロングボールを効果的に使いながら、両ワイドを起点に攻勢に出るが、フィニッシュが決まらない。

65分、オズワルド オリヴェイラ監督は青木に代えて阿部を、橋岡に代えて森脇を同時にピッチに送り出した。これにより阿部はJ1通算550試合出場を歴代最年少で達成させた。

相手がゴール前にブロックを敷きだした75分には、興梠に代わり李が投入され、最後のギアチェンジが図られる。李は前線から懸命にチェイシングを行い、熱い闘志をチームにもたらしていた。

迎えた87分、キッカー柏木のコーナーにマウリシオが頭で合わせ、そのこぼれを李が押し込み、遂に同点に追い着いたと思われたが、ファウルの判定を取られてノーゴールとなる。

その後もレッズは最後までゴールを目指して走り抜くが、満員のサポーターに後押しされた鳥栖の守備を攻略できず、0-1で敗戦を喫した。

次戦は8月15日(水)19時4分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第22節 ジュビロ磐田戦となる。

【武藤雄樹】
(試合全体を振り返って)
「相手を押し込んだあとの崩すためのアイデアは前節のV・ファーレン長崎戦よりは出すことができたと思います。しかし、ゴールを決めきることができませんでしたし、ゼロでは勝てませんので、前線の選手が点を取らなければいけないと思います。今日は僕のところでチャンスがあったので、申し訳なく思います」

(最後のところで得点が奪えない要因についてはどのように捉えているか?)
「僕にとってはこの2試合は、ゼロでも意味合いが違うというか、崩すための意図は出せている試合だと思っています。その中で、最後のところは個の部分も出てくると思います。僕自身もあの一対一のシーンでボールを少しでも浮かすことができて、決める技術があれば、一つの勝敗の要因になったと思います。そこは個々の問題があると思うので、もっとがんばらないといけないと思います」

(クロスバーに直撃するシュートもあったが?)
「今日に関しては僕が点を取る形に近いというか、僕の得意な部分が出ていました。僕が点を取るためにはペナルティーエリアの中に入って、スペースに対して走り込んでいくことが必要だと思っています。押し込む時間も長かったですし、僕がゴール前に入るシーンも多かったので、僕にもチャンスは来ると思っていました。最後に決められるかは僕の力の問題なので、今日に関しては決めきることができなくて、チームに貢献できずに申し訳なく思います」

(連戦の疲労はあるか?)
「やはりこの暑さですので、疲労はありますが、それはどのチームにもあることです。日程は変えられませんので、チーム一丸となって戦っていくしかないと思います。この暑さの中でも最後まで走りきることがトレーニングの成果として出せていると思いますので、ここからの連戦で、しっかり勝ち点3を取れるようにがんばりたいと思います」

(李選手のゴールが取り消されたシーンについて)
「終わってしまったことなので仕方ないとは思いますが、先ほど映像で見返してみても、ファウルと言われると疑問が残ります。ただ、審判が決めたことですし、何かを言っても変わることはないので、残念だったとしか言いようがありません」

(次節、ジュビロ磐田戦に向けて)
「中断明け、ここで一度負けてしまいましたが、またホームに戻ってやれるということで、ファン・サポーターのみなさんの期待に応えられるように戦いたいと思います。ゴールを決めないと試合には勝てないので、ゴールを決められるようにがんばりたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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