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第18節 vs広島「首位・広島をアウェイで撃破」

28日、浦和レッズはエディオンスタジアム広島で、明治安田生命J1リーグ 第18節、サンフレッチェ広島戦に臨んだ。

リーグ前半戦に破竹の勢いで勝点を積み上げ、首位を独走する広島に対し、レッズは鮮やかなコンビネーションで流れの中からゴールを奪い、4-1で勝ち点3を掴み取った。

オズワルド オリヴェイラ監督は、ベルギー1部リーグ、シント=トロイデンVVへ完全移籍した遠藤のポジションに岩波を起用。前節のセレッソ大阪戦で足に痛みを抱え、出場が心配されたキャプテン柏木も先発に名を連ねた。

前半、レッズはDFラインから丁寧にビルドアップを行い、相手陣内でのボールポゼッションを高めていく。岩波はタイミング良く縦に付ける鋭いパスを供給しながら攻撃のスイッチを入れていくが、広島のディフェンスを攻略できない。

守備では、パトリックをターゲットマンにボールを集める広島に対し、槙野を中心とした出足の早い守備で決定機を作らせなかった。サイド攻撃に対しても、橋岡と宇賀神が豊富な運動量と粘り強い守備で、決定的なクロスの供給を防いでいた。

均衡が破られたのは25分、右サイドを起点にファブリシオと青木がパス交換を行い、3人目の動き出しでボールを受けた武藤が粘りながらスルーパスを供給。走り込んだ興梠が落ち着いてゴール左隅にシュートを決めて先制する。

しかし38分、自陣のペナルティーエリア前で相手にFKを与えると、キッカー柴﨑のボールを千葉に頭で合わせられ、同点を許した。

後半、立ち上がりから攻守が素早く切り替わる試合展開の中、徐々に広島のパトリックが存在感を発揮し始める。クロスから2度の決定機を作られるが、西川のファインセーブでゴールを許さない。

58分、オズワルド オリヴェイラ監督は武藤に代えて阿部を投入。オープンな展開の中で、相手に自由に使われ始めた中盤のスペースを埋めて安定感をもたらした。

迎えた71分、宇賀神のクロスに反応した柏木がゴール前で倒されPKを獲得。これを興梠が落ち着いてゴールに突き刺し2-1。さらに76分には、カウンターで右サイドを抜け出した柏木がそのままペナルティーエリアに侵入し、右足でクロスを供給すると、駆け上がってきた宇賀神が冷静に右足で合わせて3-1、相手を突き放す。

試合終了のホイッスルが鳴り響く直前には、ファブリシオが来日初ゴールとなる4点目を豪快に決めて、4-1。首位・広島を相手に、アウェイで貴重な勝ち点3を掴み取った。

次戦は8月1日(水)19時3分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第19節 川崎フロンターレ戦となる。

【宇賀神友弥】
(今日の試合を振り返って)
「立ち上がりから、前から行くことを意識してチームとして試合に臨んでいましたし、その中で、ようやく流れの中から点を取ることができました。ただ、強みとしているセットプレーから失点して、試合を振り出しに戻されて、難しいゲームになったかなと思います。チームとして全員がハードワークした結果が、今日の勝利につながったと思います」

(ゴールシーンを振り返って)
「オズワルド オリヴェイラ監督になってから、ウィングバックもリスクを取って中に入っていくことを要求されていましたし、僕自身、そこが少し足りない部分だと感じていました。今日はリスクマネジメントの部分を少し緩めにして、ゴール前に入っていったことで、あのゴールにつながったと思います」

(クロスが上がった瞬間、どのようなイメージが頭に浮かんだか?)
「(柏木)陽介なら見てくれるなとは思いましたけど、ボールが来ているときに、GKがいないことも、僕がフリーなことも分かっていたので、時が止まったように長く感じました。しっかりと決めることができてよかったです」

(ファン・サポーターも喜んでいると思うが?)
「特にここ数試合は納得のいかないプレーが多かったですし、ここでしっかり結果を残して、まだまだやれるという姿を、自分が試合に出ている意義を表現しなければいけないと思っていました。自分と同じポジションでやっている菊池や荻原といった選手がいる中で、まだまだポジションを譲る気はないといったプレーができたと思います」

(次節に向けての意気込み)
「夏場の連戦で非常に厳しいですが、川崎フロンターレというすばらしい相手とホームで戦うことができますし、今日のような試合ができれば、必ず勝利を掴むことができると思います。平日開催ですが、たくさんのファン・サポーターのみなさんに足を運んでいただきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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