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第12節 vs 湘南「後半に逆転許しホームで敗戦」

17日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第12節 湘南ベルマーレ戦に臨んだ。

レッズは前半に2ゴールを奪い試合を優位に進めるも、後半アディショナルタイムに逆転ゴールを許し、リーグ3連敗となる痛い敗戦を喫した。

3日後にはACL(AFCチャンピオンズリーグ)のグループステージ突破をかけた北京国安戦を控える中、オリヴェイラ監督はこれまで固定してきたスターティングメンバーに大幅な変更を加えた。GK西川周作、DFラインは右から岩波拓也、阿部勇樹、鈴木大輔。両ワイドには宇賀神友弥(右)と荻原拓也(左)を配し、セントラルミッドフィルダーには柏木陽介、長澤和輝、柴戸 海が起用され、2トップにはマルティノスとアンドリューが位置した。

試合は序盤から激しいデュエルが繰り広げられる。お互いに高い位置からプレスを仕掛け、ボールを奪うと素早く攻撃につなげていく。攻守が目まぐるしく入れ替わるため、立ち上がりからややオープンな展開となり、マルティノスや荻原拓也はスペースを使った積極的なドリブルで敵陣を侵略していった。

22分、マルティノスが相手ペナルティーエリア右のスペースでボールを引き出すと、相手を引きつけて中央の柴戸にパスを送る。柴戸は素早くゴール前の長澤に鋭い縦パスを通すと、長澤は相手を背負いながらもファーストタッチで反転して前を向き、落ち着いて先制ゴールを突き刺した。

勢いに乗るレッズは、その後も全員がタイトな守備を繰り返し、分厚い攻撃につなげていく。25分には長澤とマルティノスが中央で相手を挟み込んでボールを奪うと、マルティノスはドリブルでペナルティーエリア手前までボールを運び、アンドリューにスルーパスを供給。これをアンドリューが落ち着いてゴールに流し込み、待望のレッズ加入後初ゴールを決めてみせた。

31分には湘南の杉岡に強烈なミドルシュートを決められたかと思ったが、判定はノーゴール。その直後にGKと交錯したアンドリューが負傷し、試合再開後に一度はピッチに戻るが痛みに耐えられず自ら交代を要請した。40分、アンドリューはピッチを後にし、長いリハビリの時期を乗り越えたファブリシオが埼玉スタジアムのピッチに送り出された。

2点のアドバンテージを得ていたレッズだったが、後半開始してすぐの47分、ビルドアップの途中でボールを奪われると菊地にペナルティーエリア手前から豪快にシュートを叩き込まれてスコアを2-1とされてしまう。

試合はさらに激しさを増し、オープンな展開となる中、76分、オリヴェイラ監督はマルティノスに代えて山田直輝をピッチに送り出す。

79分には左サイドからバイタルエリアに侵入され、またも菊地にゴールを許し2-2の同点とされてしまう。

追加点が欲しいレッズは86分、長澤に代えて汰木康也がピッチに送り出される。ファブリシオは積極的にペナルティーエリア外からシュートを放つがゴールには至らなかった。

2-2のままゲームが終了するかと思われた90+4分、カウンターから山根の一撃を浴びて2-3。そのまま試合終了のホイッスルが鳴り響き、レッズはリーグ3連敗となる悔しい敗戦を喫した。

次戦は5月21日(火)19時から埼玉スタジアムで行われる、AFCチャンピオンズリーグ2019 グループステージMD6 北京国安戦となる。

【長澤和輝】
(今日の試合を振り返って)
「後半の早い時間帯に失点してしまって、そこから守備を保てずにずるずる行ってしまいました。最終的に、本当に悔しい負けにつながってしまいました」

(先制点を振り返って)
「柴戸選手からいい形で縦パスが入ることが、お互いの目が合ったことで予感できていたので、速いターンからゴールにつなげようと思いました。それがうまくいって良かったです」

(後半の試合運びについて)
「後半の早い時間帯に失点してしまったので、あそこの入り方は全員で意識してやらなければいけなかったなと反省しています」

(ACLの北京国安戦に向けて意気込みを)
「中3日で本当に勝たなければいけない試合がすぐに来るので、頭を切り替えて全員で戦っていけたらと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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