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第12節 vs清水 「点の取り合いとなった試合は引き分けに終わる」
20日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第12節、清水エスパルス戦に臨んだ。
27度を超える暑さの中、レッズは最後まで力を振り絞って戦ったが、試合は3-3の引き分けに終わり、ホームスタジアムに集まった33,458人の前で勝利を掴むことはできなかった。
ミシャ監督は、前節に続いて宇賀神を3バックの右に据え、両ワイドは右に駒井、左に関根を起用。1トップに興梠、2シャドーに李と武藤という前線の組み合わせとなった。リザーブには、ケガから復帰した梅崎が、今シーズンで初めてリーグのメンバーに名を連ねた。
レッズは立ち上がりの1分に興梠が右ポスト直撃のシュートを放つと、その後もアグレッシブな攻撃から清水ゴールへ接近。ボールを奪われても相手陣内ですぐさま取り返し、再び攻撃へと移る戦いで、試合のペースを握った。
先制は24分。興梠、武藤とつないで左サイドへとボールを展開し、パスを受けた関根がペナルティーエリア内に進入してシュート性のボールを送ると、相手に当たった浮き球に反応した興梠が左足で見事なオーバーヘッドシュートを決め、ゴールネットを揺らした。
その後は、落ち着いてボールを保持しながらゲームを進め、宇賀神、駒井の右サイドの連係などからチャンスを作っていった。守備でも、清水の攻撃に守備陣がしっかりと対応して自陣ゴール近くでの危険な場面は作らせず、1-0とリードして、前半を終えた。
後半もレッズがボールを保持する展開が長く続き、前線でのコンビネーションなどからチャンスを作っていく。そして57分、右サイドで駒井が縦にドリブルを仕掛けてクロスを入れると、背番号30が今度はヘディングシュートでゴールに突き刺し、2点差とした。これで興梠は、リーグ12試合目で早くもゴール数を二桁の10点とした。
しかし64分、中盤でボールを奪われて清水の速攻を受けると、鄭 大世に左足でミドルシュートを決められ、スコアは2-1に。さらに69分には自陣左サイドを攻め込まれたところから交代出場していたミッチェル デュークにシュートを打たれ、ポストに当たった跳ね返りをまたしても鄭 大世に決められて同点。71分にはチアゴ アウベスに左足ミドルシュートを決められ、逆転を許してしまった。
レッズは、阿部が3バックの右、宇賀神が左ワイドへポジションチェンジし、駒井をボランチに据える攻撃的な姿勢を打ち出す布陣に変更。すると、74分、駒井の縦パスを関根が落とし、ペナルティーエリア内でボールを受けた興梠が冷静に清水ゴールへとボールを流し込み、ハットトリックとなるゴールで、スコアを3-3の同点とした。
ミシャ監督は、高木、ズラタンという攻撃のカードを切り、さらに84分には柏木に代えて矢島を投入し、勝ち越しゴールを狙っていった。
しかし、6分のアディショナルタイムへと移り、分厚い攻撃から清水ゴールへ迫ったが、ゴールを奪うことはできず、試合は3-3の引き分けに終わった。
次戦は、24日(水)15時(現地時間・日本時間)から韓国・済州総合競技場で行われる、AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 第1戦、済州ユナイテッドFC戦。ラウンド16突破を懸け、まずは敵地で勝利し、優位な状態でホームでの第2戦を迎えたい。
【興梠慎三】
(試合を振り返った感想について)
「内容的には良かったですが、2点取って逆転されてしまいました。1点目は自分のミスからの失点だったので、チームに迷惑を掛けてしまいました。間違いなく勝ち点3を取らなければいけないゲームでした。この暑さでお互いに厳しい戦いでしたが、ハードワークできなかったのかなと思います」
(今シーズン2回目のハットトリックとなったが?)
「個人的に点が取れることはいいことですが、ハットトリックしても勝ち点3を取れなければ意味がありません。勝ち点3を取れなかったことの方が悔しいです。
1点目は、身体も反応して、難しい体勢でしたがコースに飛べば入ってくれるだろうという感覚でした。3点目は、駒井がボランチに入って縦パスを入れてくれるようになったので、中で崩して、関根とワンツーでうまく崩せたと思います。1点目の失点が自分からだったので、どうにかして追いついて逆転したいと思っていました。いい時間に追いついて同点ゴールを取れたことは良かったです。
自分のイメージとしては、スルーしたときに関根がシュートを打つのかなと思って立ち止まっていたのですが、後ろにタッチした瞬間にもう一回来るのではと思って走り出したらボールを出してくれたので、冷静に決めることができて良かったです」
(今日は1トップでのプレーとなったが、自身の役割について?)
「もちろん一番前にいる選手なので得点は取らなければいけないですが、一番の仕事は、前で身体を張ってボールをキープすることです。そういう意味では、少しは貢献できたのかなと思います」
(次はACLの済州戦となるが?)
「アウェイで難しい試合になると思いますが、勝ちにいきたいと思います」
(好調の要因については?)
「特に変わったことをしていないので、それが一番いいのかなと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
27度を超える暑さの中、レッズは最後まで力を振り絞って戦ったが、試合は3-3の引き分けに終わり、ホームスタジアムに集まった33,458人の前で勝利を掴むことはできなかった。
ミシャ監督は、前節に続いて宇賀神を3バックの右に据え、両ワイドは右に駒井、左に関根を起用。1トップに興梠、2シャドーに李と武藤という前線の組み合わせとなった。リザーブには、ケガから復帰した梅崎が、今シーズンで初めてリーグのメンバーに名を連ねた。
レッズは立ち上がりの1分に興梠が右ポスト直撃のシュートを放つと、その後もアグレッシブな攻撃から清水ゴールへ接近。ボールを奪われても相手陣内ですぐさま取り返し、再び攻撃へと移る戦いで、試合のペースを握った。
先制は24分。興梠、武藤とつないで左サイドへとボールを展開し、パスを受けた関根がペナルティーエリア内に進入してシュート性のボールを送ると、相手に当たった浮き球に反応した興梠が左足で見事なオーバーヘッドシュートを決め、ゴールネットを揺らした。
その後は、落ち着いてボールを保持しながらゲームを進め、宇賀神、駒井の右サイドの連係などからチャンスを作っていった。守備でも、清水の攻撃に守備陣がしっかりと対応して自陣ゴール近くでの危険な場面は作らせず、1-0とリードして、前半を終えた。
後半もレッズがボールを保持する展開が長く続き、前線でのコンビネーションなどからチャンスを作っていく。そして57分、右サイドで駒井が縦にドリブルを仕掛けてクロスを入れると、背番号30が今度はヘディングシュートでゴールに突き刺し、2点差とした。これで興梠は、リーグ12試合目で早くもゴール数を二桁の10点とした。
しかし64分、中盤でボールを奪われて清水の速攻を受けると、鄭 大世に左足でミドルシュートを決められ、スコアは2-1に。さらに69分には自陣左サイドを攻め込まれたところから交代出場していたミッチェル デュークにシュートを打たれ、ポストに当たった跳ね返りをまたしても鄭 大世に決められて同点。71分にはチアゴ アウベスに左足ミドルシュートを決められ、逆転を許してしまった。
レッズは、阿部が3バックの右、宇賀神が左ワイドへポジションチェンジし、駒井をボランチに据える攻撃的な姿勢を打ち出す布陣に変更。すると、74分、駒井の縦パスを関根が落とし、ペナルティーエリア内でボールを受けた興梠が冷静に清水ゴールへとボールを流し込み、ハットトリックとなるゴールで、スコアを3-3の同点とした。
ミシャ監督は、高木、ズラタンという攻撃のカードを切り、さらに84分には柏木に代えて矢島を投入し、勝ち越しゴールを狙っていった。
しかし、6分のアディショナルタイムへと移り、分厚い攻撃から清水ゴールへ迫ったが、ゴールを奪うことはできず、試合は3-3の引き分けに終わった。
次戦は、24日(水)15時(現地時間・日本時間)から韓国・済州総合競技場で行われる、AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 第1戦、済州ユナイテッドFC戦。ラウンド16突破を懸け、まずは敵地で勝利し、優位な状態でホームでの第2戦を迎えたい。
【興梠慎三】
(試合を振り返った感想について)
「内容的には良かったですが、2点取って逆転されてしまいました。1点目は自分のミスからの失点だったので、チームに迷惑を掛けてしまいました。間違いなく勝ち点3を取らなければいけないゲームでした。この暑さでお互いに厳しい戦いでしたが、ハードワークできなかったのかなと思います」
(今シーズン2回目のハットトリックとなったが?)
「個人的に点が取れることはいいことですが、ハットトリックしても勝ち点3を取れなければ意味がありません。勝ち点3を取れなかったことの方が悔しいです。
1点目は、身体も反応して、難しい体勢でしたがコースに飛べば入ってくれるだろうという感覚でした。3点目は、駒井がボランチに入って縦パスを入れてくれるようになったので、中で崩して、関根とワンツーでうまく崩せたと思います。1点目の失点が自分からだったので、どうにかして追いついて逆転したいと思っていました。いい時間に追いついて同点ゴールを取れたことは良かったです。
自分のイメージとしては、スルーしたときに関根がシュートを打つのかなと思って立ち止まっていたのですが、後ろにタッチした瞬間にもう一回来るのではと思って走り出したらボールを出してくれたので、冷静に決めることができて良かったです」
(今日は1トップでのプレーとなったが、自身の役割について?)
「もちろん一番前にいる選手なので得点は取らなければいけないですが、一番の仕事は、前で身体を張ってボールをキープすることです。そういう意味では、少しは貢献できたのかなと思います」
(次はACLの済州戦となるが?)
「アウェイで難しい試合になると思いますが、勝ちにいきたいと思います」
(好調の要因については?)
「特に変わったことをしていないので、それが一番いいのかなと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】