今シーズンはルーキーイヤーながら、公式戦で2得点。さらに9月29日の柏レイソル戦では、ポポの劇的な決勝ゴールにつながるアシストも挙げている矢島慎也。シーズン中盤にはなかなか出場機会に恵まれない時期もあったが、ここへ来て存在感を増している。
10日(水)は天皇杯3回戦・カマタマーレ讃岐戦。リーグ戦、前節の敗戦から学び、さらに強くなった浦和レッズの姿を、多くの人々に見せなければならない。大切な一戦を前に、矢島が意気込みを語った。

矢島慎也
「前の試合からはもう切り替えてやるしかないですし、監督も一直線に進むしかないという話をしていました。今、自分たちがやっているサッカーは間違っていないと思うし、これを突き詰めていけば、良い位置を狙える力もあると思っています。
柏戦は短い時間でも結果が出せましたし、自分が思っているようなプレーでのアシストではなかったですが、プロになって、短い時間で結果を出すことも大事なことだと思っています。そういう意味では柏戦は良かったと思います。チームは優勝争いをしていて、そういう中で試合に出るというのは自分にとっても本当に良い経験だと思っています。日々の練習でも全力を出していけば自分のレベルアップにもつながると思います。
後半に入ると相手の体力も落ちてきて、相手のディフェンスラインにも隙ができてくるので、自分が途中から出たらそういうところをついていければいいと思っています。
そういう中で流れもうまく変えられればいいと思います。相手がJリーグのクラブであろうが、それ以外のクラブであろうが、自分にとっては1試合1試合がアピールの場なので、チャンスがあれば、どんどん試合に絡んでいきたいですし、結果も残していきたいです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】