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王国浦和のプライドを胸に勝利を

24日、雨の埼玉スタジアムで中国ナンバー1の広州恒大に逆転勝利し、再び上昇気流に乗り始めた浦和レッズ。次の戦いとなるJリーグ第8節清水エスパルス戦は、4月27日(土)17時4分より、同じく埼玉スタジアムで行なわれる。
Jリーグでは前節の大宮アルディージャ戦で黒星を喫しているだけに、ここは絶対に負けられないところだ。ACL広州恒大戦から中2日での試合となるが、選手は皆、「しっかりと体を休めて良い準備をし、必ず勝つ」と意気込んでいる。
今シーズンの清水は、就任3年目のアフシン・ゴトビ監督の下、開幕から4試合白星なしと大きくつまずいてのスタートとなった。
ところが、第5節のサガン鳥栖戦で勝利を収めると、続く第6節のジュビロ磐田戦にも勝って連勝。第7節セレッソ大阪戦は1-1と引き分けたが、先制されてから追いついてのドローだっただけに、チームを覆うムードは依然として悪くなさそうだ。また、ヤマザキナビスコカップを含めると公式戦5試合負けなしで、3月の嫌な流れを完全に払拭して埼スタにやってくることになるだろう。
清水が4月に入ってから一気に成績が良くなったのはなぜか。理由の一つは守備の安定だ。直近のカップ戦(23日、大宮戦)では2失点を喫したが、それ以外の4試合を見れば、奪われたゴールはわずか1。後方でブロックを作り、少ない手数でゴールに迫る形が定着している。
そして、もう一つの要因は1トップとしてプレーするFWバレーがフィットしてきたこと。直近の公式戦5試合で4得点を挙げており、とにかく要注意なのだ。
バレーといえば、大宮、ヴァンフォーレ甲府、ガンバ大阪でプレーしていたことを覚えている人も多いだろう。2008年夏から昨年まで中東クラブでプレーしており、今シーズン4年半ぶりにJリーグに復帰。開幕当初はエンジンがかかっていなかったが、ここに来て急激に調子を上げてきた。身長190cm、体重95kgの巨漢は勢いに乗せるとやっかいな相手。レッズとしては、バレーに良いボールを配球させないこと、スピードに乗ったプレーをさせないようにすることが重要になる。
とはいえ、レッズはミシャ監督が話すとおり、相手うんぬんよりも、どこまで自分たちのサッカーに徹することができるかがポイントになる。中盤の阿部や啓太がしっかりとボールを支配してスムーズにビルドアップすること。そして前線の3人が良い距離感を保ってチャンスを作り、ボランチや最終ラインが機を見て攻撃に絡んでいければ、自ずとゴールが生まれるはずだ。
もちろん、守備面では球際や攻守の切り替えなど、基本的なところを含め、各自がしっかり役割を果たしていくことが大事になる。
レッズと清水はともに「サッカー王国」を自負する街をホームタウンとするチームでもある。「王国は浦和」。そのプライドを胸に、ピッチとスタンドが一丸となって勝利をつかみ取ろう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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