18日(水)、浦和レッズは埼玉スタジアムに韓国のFCソウルを迎え、AFCチャンピオンズリーグ2016 ノックアウトステージ ラウンド16第1戦を戦う。厳しい相手の揃ったグループステージにおいて、武藤雄樹はチームトップの3ゴールを記録。とりわけホームのシドニーFC戦、広州恒大戦では、決勝点となる先制点を決めた。チームを牽引する背番号9は、この試合でもゴールすることを誓うと共に、重要な試合へ向けて、ファン・サポーターへの共闘を呼びかけていた。


「ここまで勝ち上がったのは僕自身も初めてですし、ここから自分がどういうプレーをできるのか、すごくワクワクしています。相手もすごく強いチームですし、広州戦のようにお互いがぶつかり合う、楽しいゲームができると思っています。そこでまた結果を出したいという、強い気持ちを持っています。

韓国勢ということで、球際ではすごく厳しく来るでしょうから、最初の5分、10分で絶対に負けずに、浦和レッズの強さを見せないといけないと思います。勝ち上がるためにはホームで失点してはいけません。攻撃的なサッカーを見せながらも、失点ゼロを継続して、勝って2戦目に臨めれば最高です。1戦目が、本当に重要だと思います。

ACLでのゴールは、すごく自信につながっています。広州戦で決めたゴールもそうですし、開幕のシドニーFC戦で最初に決められたゴールも、自分の中では印象深いです。明日は厳しい試合になると思いますけど、チームを勝利に導くゴールを今年のテーマに掲げているので、次も決めたいです。

最初に勝ってアウェイに行けると、相手には焦りが出てくると思います。ホームで最初に相手を叩いて、自信を持ってアウェイに臨むのも、勝ち上がるためには大切なことだと思っています。

FCソウルは攻撃的なチームだと思いますし、前の2トップはすごく強力だと感じています。特にアドリアーノ選手はハットトリックを2回している、特別な能力を持った選手なので、自由にさせてはいけません。

埼玉スタジアムの一番の魅力は、ファン・サポーターのみなさんだと思います。選手たちは熱い応援に突き動かされるので、ぜひそういう雰囲気を作っていただきたいです。まずは、みなさんを熱い気持ちにできるようなプレーを、選手は見せないといけません。その意味でも、試合の立ち上がりはすごく大事だと思います。気持ちで負けないようにしたいです。

相手はとても強いですし、選手だけの力では勝ち上がれないと思うので、ファン･サポーターのみなさんの熱い後押しを受けて、共に闘いたいです。そうしたらきっと、勝利が待っていると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】