22日(土)、浦和レッズはガンバ大阪とJリーグ第32節のゲームを戦う。この試合を勝利することでリーグ優勝が決まる大一番だ。開幕戦での対戦では、1-0で勝利を収めた。その決勝ゴールをマークしたのが、槙野智章だ。常にポジティブな声を発信し、攻守に熱く闘う背番号5は、ミシャ監督3年目の集大成としてチーム全員で明日のゲームに勝利することを誓った。

「ここまでチーム全員で良い準備をしてきました。ミシャ監督も言っていましたが、ここまで来られたのは、一人一人のハードワークもそうですし、チーム全員の力です。試合メンバーには18人しか入れませんが、それ以外の選手も高いモチベーションでやっているからこその結果です。明日は総力戦で、みんなの力で結果を出せればと思っています。

ガンバ大阪は質の高いチームですが、僕たちの今までのスタイルは相手がどうこうではありません。自分たちがどれだけいつもどおりのサッカーができるかですから、相手のことを意識することはありません。

結果的に、今シーズンは開幕戦のガンバ大阪戦での自分のゴールからスタートすることができました。自分で始まったものは、自分で終わらせることができれば良いですし、良いスタートと良い終わり方ができればと思います。自分たちのサッカーはまだまだだと思いますが、開幕戦で良いサッカーができたことと、ゼロに抑えることができたことは、今年の浦和はやるんだということを示すことができたゲームになったと思います。何かの巡り合せですが、自分がプロ初ゴールを決めた相手もガンバ大阪戦でしたし、良い縁があるのかなと思います。

ミシャ監督が来て3年目ですが、メンバーが変わりながらもやろうとしているサッカーがブレることなく、時間を掛けて質の高いサッカーを作り上げてきています。3年目の正直ではないですが、チームとして良い結果を出したいです。今まで掲げていたのが攻撃主体のサッカーですが、点を取るだけがサッカーではありません。その中でチームとして出た課題が守備だったと思いますし、それを改善できた結果は今の順位が物語っていると思います。攻撃だけでなく、守備の精度の高さも明日は出したいです。もちろん結果が全てですが、これがチャンピオンだというくらいの自信と、見ていて楽しいサッカーを繰り広げたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】