10日(日)、浦和レッズはベガルタ仙台と対戦する。鈴木啓太が出場停止ということもあり、柏木陽介には普段以上にボールのつなぎ役としての期待もかかる。豊富な運動量と正確なパスで後方と前線をつなぐ『浦和の太陽』に、明日のゲームのポイントを聞いた。

「仙台は規律がしっかりとしていて、なかなか難しい相手かもしれませんが、前回の広島戦を見ても割とスペースがあると思います。柏戦のように怖がってプレーするのではなく、中があるから外がある、外があるから中があるというのをもう1回明確にしてプレーできれば、うまくスペースを使えると思います。後は失点をしないことを心がけたいです。
仙台は浦和が焦るのを待っていると思います。その中でも去年に関してはチャンスを作れていましたが、ミス絡みの失点で苦しい展開になりました。今年に関しては、いい試合をできていたけれども最後に追いつかれてしまいました。しっかりと自分たちで回すところと前に行くところのメリハリが必要だと思います。最近は切り替えよくボールを取られた後に守備ができています。それを続けて高い位置でボールを取れれば、楽な展開になると思います。
ここまで来たら、やるべきことをやるということです。今までやってきたことを繰り返しやるということと、前がかりになり過ぎないことです。後ろの選手が上がってくるところとそうでないところのバランスとメリハリをつけて、後ろからいいタイミングで上がってくるというのが大事です。あとは、セットプレーで得点を取れるようにできればと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】