前節のヴァンフォーレ甲府戦、終了間際の失点で引き分けになったものの、何度もファインセーブでレッズのゴールを守っていたのがGKの山岸範宏だ。大きな声でのコーチングと安定したシュートストップで、後方からレッズを支えているベテラン守護神に明日のゲームに対する意気込みをきいた。

「明日のゲームでしっかりと勝利をするために自分たちが何をすべきかです。理想は高いところにありますし、そこを目指すために自分たちがハードワークをすることは毎試合変わりませんが、相手がいることですから当然うまくいかないことも出てきます。そういう中でもしっかりと勝利という結果をつかんで帰ってきたいと思います。ただ、一番は相手を上回って勝つことです。
湘南は状況的にも残留争いをしていて、失うものはなく残留するために必死で戦ってきます。ホームでもありますし、いつも以上のパワーを持って走ってくると思います。僕らがそれを受けるのではなく、上回って勝てるようにいい準備をして試合に臨みたいと思います。
的確なタイミングで的確な言葉を言えるのが一番いいコーチングです。それを自分の理想としてやっています。時には怒鳴ることもありますし、チームをリラックスさせるようなこと、選手の気持ちを乗せるようなコーチングもします。状況に合わせて柔軟にやっていきますが、チームを締めるという意味では自分の立場や役割というものもありますから、ポジティブな要素をチームに浸透させていきたいと思います。
今週、自分自身としてもチームとしても良い準備ができていると思います。あとは、それをしっかりと勝利に結びつけることが大事です」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】