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天皇杯4回戦、勝って元日に向けて突き進んでいこう

第92回天皇杯全日本サッカー選手権は9月1日に開幕し、すでに3回戦までを終了した。2回戦でヴォルカ鹿児島を2-1、3回戦ではカマタマーレ讃岐を2-1で破って勝ち上がってきた浦和レッズは、4回戦で12月15日(土)16時より、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にて横浜F・マリノスと対戦する。

横浜FMとの今シーズンJリーグでの対戦成績は1勝1敗で、互いにアウェイでの試合で勝利を収めてきた。また、リーグ最終成績は、レッズが15勝10分9敗、勝ち点55で3位だったのに対し、横浜FMは13勝14分7敗、勝ち点53で4位。ほぼ互角だったと言っていいだろう。

ただし、互いに拮抗した成績を収めてきている中にも、注意すべき点がある。最終戦こそ快勝したものの、シーズン終盤に黒星が増えていたレッズに対し、横浜FMは9月22日以降の9試合で5勝3分1敗と好成績を収めた。そして、最後の2試合は連勝でシーズン終了。僅差でACL出場権を逃したということで天皇杯優勝へのモチベーションも高く、良い流れを保っていると思われる。

横浜FMの強みはやはり強固な守備にある。中澤佑二、栗原勇蔵のセンターバックコンビは高さと強さがあり、失点33は18チームで最も少ない数字だった。一方、攻撃面でも個の力の強さは侮れない。22試合10得点のマルキーニョスは要注意。中村俊輔が蹴るセットプレーもしっかりとケアしなければならない。

レッズはミシャことペトロヴィッチ監督が腰の治療のため、日本を離れていることで、今回の試合では堀孝史コーチが代わりに指揮を執ることになる。ミシャ監督の戦術で戦うことに変わりはないが、ポジション争いの激しい先発メンバーの選考や試合中の交代策などは堀コーチの個性が出てくるはず。ポジティブな目線で堀コーチの采配を見ていきたい。

天皇杯はノックアウト方式で行なわれる。つまり、負ければそこで終わりということ。今シーズン限りでレッズを離れることが決まっている田中達也、ポポにとっては、レッズのユニホームに袖を通す最後の機会になるかもしれないのだ。

思えば天皇杯2回戦は達也が同点ゴールを決め、ポポが決勝点を決めた。3回戦でもポポは90+3分に劇的な決勝ゴールを決めている。勝利の立役者がチームを去るのは寂しいが、だからこそ1つでも多く勝ち上がり、1つでも多くの試合で一緒にプレーしようと選手たちは燃えている。

勝って23日(日)の準々決勝にコマを進め、29日(土)の準決勝、さらには1月1日(元日)の決勝へと突き進んでいこう。もちろん、来シーズンへつながるパフォーマンスにも期待したい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

天皇杯4回戦、勝って元日に向けて突き進んでいこう

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