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天皇杯3回戦 vs熊本「高木の今季初ゴールでラウンド16進出へ」

12日、19時3分より浦和駒場スタジアムで、第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦 ロアッソ熊本戦が行われた。

レッズは、GKに榎本、3バックは右から長澤、遠藤、田村、ボランチに青木と矢島、右ワイドに駒井、左に菊池、シャドーは梅崎と高木が務め、ワントップにズラタンと、6月21日の2回戦と9人が同じ先発メンバーで臨んだ。また9日のリーグ新潟戦からは先発全員が替わっている。

レッズは前線から相手の最終ラインへ積極的にプレスを掛けるが、熊本は早いパス回しで対抗し、良い位置でボールを奪えない。5分に、左CKからズラタンがヘッドで両チームを通じた初シュートを放つが、これはバーを越えた。また20分には、ズラタンからパスを受けた高木が左サイドを持ち上がり、そのクロスにズラタンがヘッドで合わせるが、これも決まらなかった。

熊本は、レッズのパスを奪って攻撃を仕掛けるが、前半はシュート2本に終わった。

このまま折り返しかと思われた前半アディショナルタイム。ズラタンが倒され、熊本ゴールから約20mの位置でFKを得る。キッカーの高木が鋭く右足を振り抜くと、無回転シュートはGKの手前でワンバウンドしゴールイン。レッズが先制して前半を終えた。

後半、レッズは菊池に代えて武藤を投入。武藤はシャドーに入り、梅崎が左ワイドに回った。

レッズは攻撃時のバランスが改善され、徐々に主導権を握っていく。62分には田村の縦パスから梅崎が、わずかにGKにセーブされるシュートを放ったほか、66分にズラタンに代わってオナイウ阿道が入ると、さらに前線の動きが活性化し、シュートチャンスを作っていった。

一方で守備では、決定機をほとんど作らせず、後半はシュートをゼロに抑えて、危なげない内容で、高木が挙げた1点を守り切り、順当に勝利で試合を終えた。次回、4回戦の組み合わせは抽選で決定する。

レッズの次戦は7月22日(土)19時より、ヤンマースタジアム長居にて繰り上げ開催される、明治安田生命J1リーグ第22節 セレッソ大阪戦となっている。

【高木俊幸】
(試合を振り返った感想は?)
「結構厳しい試合になってしまいました。なかなか追加点が取れずに1-0という結果でしたけど、しぶとく無失点で勝利できてよかったです」

(決勝点となったゴールを振り返って)
「とりあえず、これを決めないとやばいぞ、という気持ちで蹴りました。感触的には、蹴った瞬間に入るかなと感じましたし、いい精神状態といいフィーリングで蹴れたと思います。ああいう距離でのフリーキックもレッズにはあると思わせることができて、相手も余計にファールができなくなると思います。そういったプラスの要素をもっと引き出せるように、蹴る側として、責任を持って結果を出せればと思います」

(後半はどんなことを意識していたか?)
「なかなか前半、自分たちのところがボールを引き出せませんでした。うまく自分たちのボールにできていなかったので、動きをより意識してアクションを起こしながら、プレーしようと思っていました」

(FKのチャンスが2本あったが?)
「2本目は、いい質ではありましたが、それよりも壁の選手の身体能力が上回った感じでした」

(すぐ、ドルトムントとの試合があり、その後にはリーグ戦が待っているが?)
「連戦で厳しい日程が続きます。それでもしぶとく結果を出していくことが今は大事だと思います。これからは、もっと内容の伴ったゲームをして、結果を出していければと思います」

(ゴール後や試合後にはファン・サポーターから自身のチャントが歌われていたが?)
「昨年作ってもらってから、その試合の後からゴールが取れなくて、歌ってもらう機会がなかったので、ようやく歌ってもらえました。でも、久しぶりの得点にも関わらず、歌ってもらえたことはうれしかったです。自分のチャントが歌われれば、それだけ結果が出せている証明になります。スタジアムで馴染みのあるチャントになっていけるように、結果を出していきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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