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天皇杯 準決勝 vs鹿島「マウリシオのゴールで決勝の切符をつかむ」

12月5日、浦和レッズは茨城県立カシマサッカースタジアムで、天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 準決勝、鹿島アントラーズ戦に臨んだ。

2006年大会以来の優勝と、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目指すレッズは、マウリシオのゴールを守り抜き、1-0で決勝進出の切符をつかみ取った。

1日に行われた明治安田生命J1リーグ 第34節、FC東京戦から中3日。FC東京戦の出場を見送った興梠や武藤らがスターティングメンバーに名を連ね、DFライン中央には、負傷により一時離脱していたマウリシオが復帰。今シーズン唯一残されたタイトル獲得とACL出場権獲得に向けて、一戦必勝の決意で試合をスタートさせた。

試合序盤、中盤での激しいデュエルが繰り広げられる中、レッズはなかなかよい形でボールを持てず攻撃の形を生み出せない。やや守勢に立たされる時間が続くも、槙野を中心に身体を張った守備で決定機を阻止していった。

主導権を握れないまま迎えた27分、レッズは一瞬の隙を見逃さなかった。右コーナーキックを奪うと、柏木のインスイングのボールにマウリシオがファーサイドで頭で合わせ、先制点をゴールネットに突き刺してみせた。

その後、鹿島優位の展開は変わらないものの、レッズは気持ちのこもった全員守備で相手の圧力を跳ね返し、1点リードのまま前半を折り返した。

迎えた後半、立ち上がりからお互いにチャンスを演出していく。レッズは、武藤が昌子からボールを奪い、ドリブルで持ち込み自らシュートを放つも、惜しくもGKに防がれて追加点ならず。

51分、オズワルド オリヴェイラ監督は興梠に代えて、FC東京戦で2ゴールをマークした李をピッチに送り出す。

レッズの守備はさらに安定感を増していく。ボールを持たせるところは持たせながら、局面でしっかり身体をぶつけて相手の自由を奪っていった。

65分、ピッチに倒れ込んだ武藤が自ら交代を要求するアクシデントに見舞われる。武藤はそのまま担架で運び出され、代わって柴戸がピッチに送り出された。

すると72分、今度は青木がピッチ中央で倒れ込み、担架で運び出されてしまう。オズワルド オリヴェイラ監督は代わりに阿部を投入するも、早くも交代カード3枚を使い果たす苦しい展開となった。

その後、レッズはうまく時間を使いながら試合をコントロールして進めていく。長澤は運動量を落とすことなく中盤での守備に奔走し、身体を張って相手の攻撃の芽を摘んでいった。

1-0のまま試合は90分を経過し、アディショナルタイムは5分。レッズは鹿島の猛攻を全身全霊を込めた守備で跳ね返し続け、マウリシオのゴールを守り抜き、1-0で勝利をつかんだ。

次戦は12月9日(日)18時から埼玉スタジアムで行われる、天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 決勝 ベガルタ仙台戦となる。

【マウリシオ】
(今日の試合を振り返って)
「まず初めに、僕らにとって特別な一週間でした。監督の誕生日を含め、いい準備をこの試合までにしてきたと思います。今日がどれだけ難しい試合になるかということをお互い想像していたんですけど、やはりアジアのチャンピオンと戦うということは簡単ではないということを思い出させられました。

しかし、自分たちのやろうとしていたことをあまりうまくできませんでしたが、時間が経つにつれて、得点も決めることができて、そして徐々に自分たちのペースを掴むことができました。最後までしっかりと全員で戦ったおかげで、勝利ができたと思います」

(どんなことに気をつけて試合に入ったのか?)
「やはり相手が我々の裏のスペースを使おうとしているところを、できるだけ注意をお互いに高く保つようにしたんですけど、徐々に自分たちのバランスが取れたおかげで、しっかりと最後まで戦って、この結果で終わることができました」

(ゴールシーンを振り返って)
「ものすごくうれしいです。なぜかわからないですけど、12月になると得点を決める機会が多くなることが最近起きています。この今日の得点というのは、自分の家族に捧げたい得点でした」

(決勝への意気込みは?)
「最後の最後まで全員で戦って、必要な限り血を流して、自分たちのファン・サポーター、自分たちのチーム、監督のため、何が何でも勝利したいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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