MENU

NEWS

天皇杯返還式にオリヴェイラ監督、宇賀神が出席

13日、『天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会』の開幕記者会見および天皇杯返還式が、東京都文京区にあるJFAハウスで行われ、前回大会優勝チームを代表して、オズワルド オリヴェイラ監督と、2018年12月9日の決勝戦で優勝を決めたゴールを入れた宇賀神友弥が出席した。

公益財団法人日本サッカー協会(JFA) 田嶋幸三会長と須原清貴実施委員長が今大会の概要を説明した開幕記者会見の後、天皇杯返還式が実施され、宇賀神友弥からJFA 田嶋幸三会長へ天皇杯が返還された。その後、登壇したオリヴェイラ監督と宇賀神の2人が今大会への意気込みを語り、最後に、『挑』というテーマ作成された今年のポスタービジュアルに、それぞれから意気込みメッセージを書き入れ、返還式が終了となった。

[返還式での質疑応答]
(前回大会は宇賀神選手にとって特別な大会になったのでは?)
宇賀神友弥
「そうですね、決勝であのような印象に残るゴールを決められたというのは、自分の人生の中でも非常に貴重な経験ができたのではないかと思っています。(ゴールの瞬間は)本当に時が止まったかのような瞬間でしたし、サッカー選手としてそのような瞬間は何回か訪れるときがありますが、まさにその1回だったと思います」

(今年の天皇杯初戦は母校である流通経済大学と対戦する可能性があるが?)
宇賀神友弥
「非常に怖いですね。ジャイアントキリングという言葉が前の映像の中にも出ていましたが、僕も2009年、大学生のときにガンバ大阪と対戦したことがありまして、大学生は失うものは何もないですし、絶対に勝ってやるという気持ちには計り知れないものがあると思いますので、それがましてや母校ということであれば本当にやりづらく、少し恐れています(笑)」

(プロとしてアマチュアを迎えるうえで心がけるべきところは?)
宇賀神友弥
「先ほども言ったように、失うものがない相手というのはとても強いと思います。ただ、そういう相手に対して、それ以上の気持ちを持って戦うということを僕は意識しています」

(前回大会のチャンピオンとして、今回どのように大会に臨みたいか?)
オズワルド オリヴェイラ監督
「最初に私がみなさまに伝えたいことは、宇賀神選手の去年の天皇杯での重要な場面はあの得点だけではありませんでした。準決勝で宇賀神選手がゴール前でゴールに入りそうなボールをかき出したということがあったからです。ですので、スーパーゴールだけではなく、守備でも大きく貢献したということで、2018年の天皇杯での宇賀神選手の存在は非常に大きかったと思います。今回の大会について私の気持ちをまとめますとこうです。本日こちらの天皇杯を返却します。1月1日まで取っておいてください。ふたたびこれを獲りにきます」

(新しい国立競技場での決勝に対してはどのような気持ちがあるか?)
宇賀神友弥
「この天皇杯に出場するすべての選手が新国立競技場での最初の試合に出場したいと思っていると思いますし、僕自身もこんなにすばらしい機会は絶対にないと思っているので、決勝に進出し、カップを掲げる姿を今から想像しています」

オズワルドオリヴェイラ監督
「宇賀神選手の言った通りです。宇賀神選手の名前は深く天皇杯の歴史に刻まれていると思います。私自身も3回天皇杯で優勝しましたが、これで十分という気持ちは全くありません。4つ目のタイトルを獲りたいと思いますし、特に新国立競技場で天皇杯決勝が開催されるということでその気持ちが更に高まっています」

(どのような気持ちでポスターに意気込みを書き入れたか?)
宇賀神友弥
「先ほどレギュレーションの説明の際にもありましたが、この大会はトーナメントですので、『一戦必勝』です。どんな試合内容でも、勝ち続けなければ優勝はありません。優勝に懸ける思いを強く持って挑みたいと思います」

オズワルド オリヴェイラ監督
「『今一度、勝ち獲りたい』という意味を書きましたが、最後にビックリマーク(!)が4つあります」

(あと1度優勝すると歴代最多の優勝回数になるが、そこに挑戦する思いは?)
宇賀神友弥
「自分自身が浦和レッズでプロサッカー選手としてプレーしているうえで、歴史に名を残すような偉業を成し続けたいと常に思っていますし、そのためにチーム一丸となって優勝を目指したいと思います。そして、監督個人としても4回優勝したことがある監督はいないと思いますので、監督と一緒に記録に挑みたいと思います」

オズワルド オリヴェイラ監督
「記録を作る先駆者になる、歴史を作るということはどのクラブも望んでいると思いますが、先ほどの映像で見たように、特に天皇杯のような歴史のある大会で達成すればすばらしいことだと思います。それができればとても光栄です」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ