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天皇杯準々決勝 vs神戸プレビュー「1ヵ月ぶりの公式戦、9年ぶり天皇杯制覇へ向けて」

9年ぶり天皇杯制覇へ、浦和レッズの今シーズン最後の戦いが再び始まる。『第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会』準々決勝・ヴィッセル神戸戦は、12月26日(土)13時4分より、ヤンマースタジアム長居でキックオフされる。

Jリーグチャンピオンシップ準決勝ガンバ大阪戦を終えてから約1ヵ月。この間に公式戦はなく、コンディション維持という面では苦労する状況だったが、チームは19日にFC東京とのトレーニングマッチ(45分×2本、30分1本)を行うなど、きっちりと調整を積んできた。

FC東京戦で2得点を挙げて好調ぶりをアピールしたのは、シーズン終盤になってグッと調子を上げていた李忠成だ。1点目は、前線の選手で敵陣を崩し、最後は武藤のワンタッチパスから左足で決めたゴール。2点目は関根のパスからのシュート。「1点目はすごく良いビューティフルゴールだった。2点目は決めるだけだった」と得点シーンを振り返った李は、「本番(神戸戦)に向けて体の準備も結構できていて、準備は着々と進んでいる」と手応えを口にした。

神戸に対しては11月22日の2ndステージ最終節にもゴールを決めている李。良いイメージを持続しながら次戦を迎えるだろう。

今シーズン、クロスの質を飛躍的に上げ、多くのゴールをアシストしてきた関根は、天皇杯に向け、「去年も今年もリーグでは同じような結果になってしまった。全員がそれを受け止め、来年に向けての材料にしなければいけない」と固い決意を持っている。

守備的にくることが予想される神戸に対しては、両ワイドの攻防がゴール奪取のカギを握ってくるはず。相手との駆け引きでも大いに成長を見せた1年の締めくくりとして、関根への期待は一層高まる。

ネルシーニョ監督の招聘など、大型補強を図った今シーズンの神戸は、リーグ戦10勝8分16敗、勝ち点38で年間12位と成績を伸ばすことができなかった。特に2ndステージは失点30と守備の歯車が狂い、レッズも最終節では5-2で勝利している。

とはいえ、ヤマザキナビスコカップでは初のベスト4入りを果たしており、決して侮ることはできない相手だ。レッズが勝利するにはしっかりボールをつなぎ、球際で厳しく、そして攻守の切り替えを速くしてカウンター攻撃を早めにつぶすことが重要になってくる。

リーグを終えてから1ヵ月がたったが、選手の胸には今なおあの悔しさが鮮明に残っている。天皇杯は今シーズンに残された最後のタイトル獲得のチャンス。まずは神戸戦に勝利し、準決勝に駒を進めたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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