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天皇杯決勝 vsガンバ大阪プレビュー「9年ぶりの載冠へ」

9年ぶりの戴冠まであと1つ。『第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会』決勝は、2016年1月1日(金・祝)14時15分より、味の素スタジアムでキックオフされる。相手は昨年度覇者であるガンバ大阪。浦和レッズにとっては決勝戦で戦うのにふさわしい、最大のライバルとの対決だ。

準々決勝のヴィッセル神戸戦(3-0)と準決勝の柏レイソル戦(延長1-0)で2試合連続無失点勝利を収めてきたレッズは今、自信に満ちあふれている。

攻撃陣では4回戦のFC町田ゼルビア戦から天皇杯3試合連続得点中の李忠成が、絶好調をキープしている。ベンチスタートとなった柏戦でのプレータイムは30分間で、興梠慎三も同様。結果として李の興梠の2人は体力を温存して決勝戦に向かうことになっており、中2日での3試合目ということを考えれば、これは好材料と言えるだろう。

またズラタンは、ゼロックススーパーカップとチャンピオンシップ準決勝を含めて今シーズンのG大阪戦4試合中3試合でゴールを決めている。李や興梠が先発するなら途中出場が濃厚だが、ズラタンがベンチに控えていること自体がG大阪に脅威を与えることになるはずだ。柏戦でサイドを制圧した関根にも期待が懸かる。

一方、柏戦で左膝を痛めた柏木の出場は微妙な状況だ。万が一、柏木を欠いて試合をスタートさせることになるとすれば、ゲームメークにおいて多少の難しさが出てくることも予想される。だが、そこは選手個々の質の高さを誇るレッズ。キャプテン阿部を中心にチーム全体で足りないところを補いながらしっかりと試合を進めていくに違いない。

対するG大阪は準々決勝でサガン鳥栖に3-1、準決勝でリーグチャンピオンのサンフレッチェ広島に3-0と快勝して決勝に進んできた。2試合で6得点を挙げた攻撃陣の中で最も警戒したいのは、4得点のFW宇佐美貴史だ。9月26日のリーグ柏戦を最後に3ヵ月間ゴールから遠ざかっていたとは思えない好調ぶり。シュートに迷いがない今の宇佐美の様子を見ると、とにかく前を向かせないことが大事になってくる。

レッズ戦でもゴールを決めている長沢 駿も2試合連続得点中。ポストプレーで起点になるパトリックや倉田 秋を含めて注意すべき選手は多い。

そんな中、頼りがいのある状態をキープしているのが2試合連続無失点の守備陣だ。西川周作を中心に柏戦でクリスティアーノを見事に抑えた槙野をはじめ、全選手が集中力高くプレーできているのが強み。セットプレーを含めてしっかりとゴールを守っていきたい。

レッズが天皇杯決勝を戦うのは、優勝した2006年度以来9年ぶりとなるが、前所属チームで決勝を経験してきた選手は多い。那須と橋本は柏に所属した第92回大会でG大阪に1-0で勝って優勝しているほか、西川、槙野、李、石原も決勝の舞台を経験している。もちろん啓太、平川も元日決勝を知っている。

元日にサッカーのできる喜びを噛みしめながら、チームが久しく手にしていないタイトルに向かって一丸となって戦おうと、選手は燃えている。2015シーズン最後に頂点に立ち、2016年に最高のスタートを切るべき舞台である天皇杯決勝。すべての思いと力をそこに結集させよう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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