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天皇杯ラウンド16(4回戦) vs鹿島 プレビュー「熱く、冷静に戦い、ベスト8進出を」

11大会ぶりの優勝を目指して戦う第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会ラウンド16(4回戦) 鹿島アントラーズ戦は、9月20日(水)19時より熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われる。

グルージャ盛岡(岩手県)との2回戦を3-2、ロアッソ熊本(J2)との3回戦を1-0と、いずれも1点差で勝ち上がってきた浦和レッズにとって、今季の天皇杯で迎える最初の大一番だ。

鹿島はFCマルヤス岡崎(愛知県)との2回戦を5-0、モンテディオ山形(J2)との3回戦も5-0、と圧勝続きで勝ち上がってきた。メンバーが替わってもそつのない試合運びをしてきた印象だ。

J1リーグではここまで19勝1分6敗、勝ち点58。2位の川崎フロンターレに勝ち点差6をつけて首位にいる。

今季は石井正忠前監督が指揮を執った第1節から第12節までは7勝5敗だったが、大岩剛監督に交代した後の14試合で12勝1分1敗と大きく勝ち点を伸ばした。

AFCチャンピオンズリーグとルヴァンカップはすでに敗退しており、天皇杯にはリーグ同様のウェートを置いて臨んでいるはずだ。

得点源は2人いる。11ゴールの金崎夢生と9ゴールのレアンドロだ。今季初めて日本にやってきた24歳のブラジル人FWレアンドロは、リーグ前節のアルビレックス新潟戦でハットトリックを達成。金崎も2試合連続得点中と要注意だ。

守っては昌子源と植田直通の日本代表センターバックコンビが高さを生かしてボールを跳ね返す。また、前半戦でゴールマウスを守っていたGKクォン スンテが第17節柏レイソル戦で手指を骨折して戦線離脱した後は、ベテランGK曽ヶ端準が先発を務めている。

鹿島との試合はリーグ戦であれカップ戦であれ、どの大会でも必ず白熱した厳しい90分になる。今回は珍しく早いラウンドでの対戦となっているが、互いに意地をぶつけ合う一戦となるのは間違いない。

連戦の影響でコンディション的に優位に立つことのできないレッズとしては、まず試合の入り方に十分注意し、集中したゲーム運びをしなければいけない。走り負けないことや球際で競り負けないことも、もちろん重要になる。

今回の対戦でここ数年とは違っていることがある。レッズが新たに4-1-4-1のシステムを導入していることだ。実戦で取り入れてからはまだ3戦しかこなしていないが、試合を重ねるごとによいシーンが増えてきている。武藤雄樹が「4バックの相手に対して前からハメやすい」と話しているように守備面で効果的であるのはもちろんのこと、攻撃面ではコンビネーションプレーでサイドを崩してくというアプローチも期待できる。

レッズはリーグでは鹿島との勝ち点差が18に開き、厳しい状況にある。来季ACL出場権獲得のためには、過密日程であっても勝ちたい大会である天皇杯。そして、どんなときも絶対に負けたくない相手である鹿島。気持ちは熱く、戦略では冷静に戦い、ベスト8の座を勝ち取ろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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