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天皇杯ラウンド16(4回戦) vs鹿島 「2点差を追いつく粘りを見せるも敗戦、天皇杯をラウンド16で終える」

20日、浦和レッズは熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で、第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会ラウンド16(4回戦) 鹿島アントラーズ戦に臨んだ。

レッズは、一時は0-2から同点へと追いつく粘りを見せたものの、2-4で鹿島に敗戦。天皇杯をラウンド16で終えた。

試合が始まり、先にスコアを動かしたのは鹿島だった。7分、土居のスルーパスから中村にディフェンスラインへの裏へと抜け出され、最後はラストパスを受けた金崎に先制点を奪われてしまった。

その後、レッズは両サイドの高木や駒井、中盤に入った長澤を起点にパスをつないで鹿島を押し込み、ボールを失っても相手陣内で奪い返す積極性を見せ、試合の主導権を握った。長い時間ボールを保持し、パスワークやセットプレーからズラタンや槙野が惜しいシュートを放っていったが、ゴールを挙げるには至らず、0-1で前半を終えた。

後半もレッズが立ち上がりから攻撃を仕掛けるシーンを見せたが、49分、鹿島のパスワークから自陣ペナルティーエリア内に進入してきたレアンドロと榎本が接触し、鹿島にPKの判定。これを金崎に決められ、点差を2点に広げられてしまった。

反撃したいレッズに59分、左CKのチャンスが訪れた。ゴール前へと入れたボールは相手GKに弾かれたものの、こぼれ球を拾った槙野から森脇へとボールをつなぎ、最後はズラタンが右足シュートで押し込んで、1点差へと追い上げるゴールを決めた。

さらに69分、長澤がドリブルで鹿島陣内に攻め上がって右サイドにパス。そこに走りこんだ遠藤がクロスを入れると、ファーサイドでフリーになった武藤がトラップから右足を振り抜き、ボールは相手GKの股間を抜いてネットを揺らして、レッズが2-2の同点に追いついた。

勢いづき、一気に逆転を狙ったレッズだったが、次の1点を取ったのは鹿島。74分、レッズ陣内左サイドのスローインからパスをつながれて中村にシュートを打たれ、榎本が弾いたボールは右ゴールポストの内側に当たり、ゴールに入ってしまった。

またしてもビハインドとなったレッズは、同点を目指し、交代出場の矢島やオナイウ阿道らが惜しいシュートを放っていった。しかし90分、カウンターから土居にヘディングシュートを決められ、試合はそのまま2-4で終了。準々決勝に駒を進めることはできず、レッズはベスト16で本大会を終えた。

次戦は9月23日(土・祝)16時4分から埼玉スタジアムでキックオフとなる、明治安田生命J1リーグ第27節 サガン鳥栖戦となる。

【武藤雄樹】
「トーナメントなので、勝たなければ意味がありません。特にリーグ戦がなかなか厳しい状況の中、タイトルもそうですが、ACLに繋がる大事な試合なので、みんなで勝利を目指した中で負けてしまったことは、ファン・サポーターのみなさんにも申し訳ない気持ちです」

(後半途中から左ワイドに入りゴールも決めたが?)
「ワイドのポジションに入ってもやれると自分の中でも思っていました。ドリブルで仕掛ける部分も、中に入ってボールを引き出すところの自分の良さは、ワイドでも生かせると今日分かったので、自分の中でも自信になりました。堀監督がどう考えるかは分かりませんが、チームの一つのオプションになっていければいいと思います」

(攻撃だけを考えればポジティブな試合だと思えるが?)
「相手のボランチの脇に、うちのシャドーが入っていって、アンカーの青木と3枚で回したり、中盤はうまくくぐり抜けていたと思います。チャンスは多く作り出せていたと思うので、2点取っても4点取られているので、もっと多くのゴールを決めなければいけない試合だったと思います。チャンスの数を考えれば、もう少し精度を高めて多くのゴールが取れたと思っています」

(次は埼スタでのサガン鳥栖戦になるが?)
「結果が出ていないですし、リーグ戦も厳しい順位にいますが、今はとにかく一つひとつ勝利を求めて戦うしかありません。鳥栖戦の次にはACLの上海上港戦もあるので、ホームでしっかり勝って、自信を持って上海に乗り込めるように自分自身もゴールを決めて、リーグ戦で結果を残し、チームの勝利に貢献したいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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