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大槻 毅監督会見(2/20)

2月20日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(去年の金曜日はなかなか結果が出なかったが、どういったことが要因として考えられるのか?)
「今回のようにJリーグだけを考えた金Jだった場合と次にACLなどを控えていた金曜開催のJリーグは違う中身だったかなとは思っています。結果的には勝てなかったので、明日は何としても勝ちたいと思っています」

(明日はリーグ開幕戦だが、大槻監督としては34分の1という捉え方なのか、特別な意義を持つという捉え方なのか?)
「特別な意味ということで言うと、先週はシーズンが始まるに当たって選手たちに『ホームで来てくれる人たちに変化やチャレンジしている姿勢を見せたいね』という話をしました。今回はリーグで開幕ということで、また先週とは違った形でリーグに対して我々がどういう姿勢でいるのか。もちろん戦う姿勢を見せるつもりだし、結果を求めたいと思いますが、ここまでやってきたものをいかにみなさんに、特にファン・サポーターの方たちに届けられるか、そういうことが大事だと思っています。だから34分の1ではありながらもそういった熱みたいなものはあります。また終盤の1試合とは違って、相手も我々のこと、我々も相手のことを全てわかっていたり、分析できているわけではないので、不確定な要素が多いと思います。だからこそ、我々自身がやってきたことが試される一戦なのかなと思っています」

(不確定な要素が多い中で湘南の印象は?)
「先日のルヴァンカップとは中盤のメンバーも代わってくるのかなと思いますし、あとはケガ人がいるようにも見受けられます。システムも変えてきていると思います。いろんなチームのスタイルはありながらも、やる人が変わると少しずつ変わってくると思います。特に指揮を執る人が変われば絶対に変わるものがあると思います。そういったところを見ています。ルヴァンカップの大分戦も見ましたが、まだわからないことの方が多いです」

(明日はレッズと湘南の試合しかないが、他のチームの選手やスタッフも注目して見ると思う。サポーターだけではなく他のチームにもレッズがこう変わったという姿を見せたいという気持ちはあるか?)
「今日、選手たちにも話しましたが、我々の試合だけということで日本中のサッカーに興味がある人やサッカー関係者は注目して見てくれると思います。だからこそのモチベーションも沸いてくるでしょうし、そういった試合で良いゲームができるように、ということは選手たちに話しました」

(キャンプが終わった際に「試合をしながら突き詰めていくことになっていくと思う」と話していたと思うが、YBCルヴァンカップを終えて、選手起用については試しながらやっていきたいと思っているのか、ある程度は固めていきたいと思っているのか?)
「どういう形で固まっていくかはわかりませんが、トレーニングの中で良かった選手は見逃さずにしたいですし、起用していきたいと思っています。その上でメンバーが11人揃って『このメンバー』ということが固まっているということではなく、我々のやり方でいつも良い選手が出ていくというやり方の方に固まっていくような方向を目指していきたいと思っています。その基準となるのがキャンプでやってきたことだと思うので、もう一度内容として1試合やって見えたものもあるので、そういったことをしっかりと加味しながらメンバーを選んで戦っていきたいなと思っています」

(ルヴァンカップのベガルタ仙台戦で良かったからと言って次のスタメンが確定しているわけではないということか?)
「もちろんルヴァンカップで良かった選手は当然良い成果として見させてもらっていますし、それを継続して4日間の練習でやってくれている選手たちがほとんどでした。彼らは何か問題がなければ。あともう一つは継続してやってきていて良い選手を見逃したくないですし、そこは見ていきたいです。あとは相手とのやり方とのマッチアップがあります。どこが強い、弱い、こういうタイプが合う、合わないということも踏まえて、良いメンバーで戦いたいと思います。その前提がトレーニングで良い選手を起用したいということです」

(4バックの手応えは?)
「4バックでも3バックでも本当はどちらでもいいんです。何でもいいんですが、引き続きトライしてより良いものになっていけばいいなという感覚はありますが、手応えがあると言えばあるし、ないというわけではないし(笑)、すごく手応えがあるという感じではないですが、全くないということはないです」

(どの辺に一番の手応えを感じているのか?)
「バランスのところだと思います。距離感などについては良いんじゃないかと思っています。攻撃や守備ではなく、距離感やバランスは良いんじゃないかと思っています」

(ルヴァンカップ後の会見で興梠慎三選手がトレーニングで負傷したと話していたと思うが、今日のトレーニングは興梠選手の姿を確認できなかった。彼の状態は?)
「非公開なので(笑)」

(VARがリーグで本格的に使用されることになったが、選手たちに監督から伝えたことはあるのか?)
「去年、我々はルヴァンカップのプライムステージで鹿島と対戦したときにVARが採用されていて、アウェイの試合でも点が入った後に少し間が空いたり、もう経験しています。VARを見る、見ないも含めて、去年試合をやったときにボックスの中で怪しい場面があったら必ず見るものかなと思っていましたが、そうでもありませんでした。きちんと笛が鳴るまでプレーをして、オフサイドはゴールに向かっていると流して続けるということもありますから、とにかく笛が鳴るまで、何かが決まるまではプレーし続けることが重要なのかなと思っています」

(できるだけプレーを止めずにやっていこうということを審判から説明されたと思うが、その後の変化は感じられたか?)
「止めないでやる方がいいと思います。ルヴァンカップもそういうシーンはありました。ただ、ファウルはファウルなので、ファウルを流してはいけないし、ファウルはファウルとして取るべきだと思います。そういうところのジャッジを明確にするためにVARが存在するのかなと思います。今までレフェリーの方だけが映像を見られませんでした。僕も今はベンチでもタブレットで映像が見られますし、ファン・サポーターの方々もDAZNでライブで見られます。レフェリーは非常に苦しい状況だったと思います。そういう状況を助けるという意味でも良いシステムだと思いますし、良い運用の仕方になればいいなと思います。レフェリーはこれまで大変だったんじゃないかと思います」

(4バックと3バックでもいいと言いながら今年は大きく変えたが、現有戦力を見たときに4バックの方が良いと思ったのか、あるいは何かポジティブなものを植えつけけたいから4バックにしたのか?)
「選手の特長を生かしたいなというのが大きな理由としてありました」

(キャンプの終わりにも「思ったよりポジティブなものが出ている」と言っていたが、それから2週間経ってさらにポジティブな驚きはあったのか?)
「1回試合をしたことでまだここはやれるとか、ここまでやってきてよかったところとか、また成長の種が見つかりました。選手にも言いましたが、ここまで来て良かった部分に関しては今まで積み上げてきた部分だし、もっと積み上げられる部分も見つかりました。そういったものが見つかったのは非常にポジティブだと思いますし、それが勝利という結果で得られたのはもっとポジティブだったと思います。それをうまく続けていきたいなと思っています」

(改めて、今シーズンのリーグ戦の目標は?)
「ACL出場圏内と得失点差プラス二桁です」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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