前節鹿島アントラーズ戦、前半39分。パスを出した宇賀神友弥に言わせれば、宇賀神が頭に思い描いた通りのプレーを原口元気は行ない、見事にゴールを陥れていた。その得点の形――切り返しで相手をかわしての右足フィニッシュ――は、原口自身が「イメージ通りの完璧に近いゴール」と語るものでもある。
3連勝中と好調の清水エスパルスとの試合を前に、不慣れなワントップでも結果を残しはじめている原口が力強く語った。

原口元気
「暑い日が続いていますが良い練習ができているので、良いゲームができると思います。監督は厳しいところもありますが、監督のおかげでうまくなれると思っているので、毎日大原に来るのが楽しみですし、毎日楽しくできています。
前節は前半は良いゲームができたと思うので、次の清水戦でも鹿島戦前半のような試合をできればと思っています。自分のゴールについては、良いコンビネーションからボールを引き出せて、その後も自分のイメージ通りの完璧に近いゴールでした。手応えはありました。でも、1試合だけじゃなく2試合3試合と続けて決めていければと思っています。
清水は今勢いもありますし、若くて良い選手がたくさんいるので『負けたくない』という気持ちは強いです。優勝争いができるかは、この何試合かに懸かっていると思います。ここから踏ん張って、みんなで自分たちのサッカーを積み上げていきたいです。
サポーターのみなさんも、暑くて大変でしょうけど、必ずゴールを決めて、連勝しますので、一緒に戦ってもらえたらうれしいです。」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】