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先制するも惜敗に終わる

3月19日、浦和レッズは日立柏サッカー場で柏レイソルとヤマザキナビスコカップの大会初戦、予選リーグ第1節を戦った。レッズは梅崎が先制ゴールを挙げたものの、2点を奪われ逆転負けを喫した。
レッズはリーグ広島戦から多少メンバーを入れ替え、3バックの中央に永田、右アウトサイドに関口が入り、阿部と柏木がボランチを務めた。1トップ2シャドーは李、梅崎、原口でスタート。試合は19時4分にレッズボールでキックオフされた。
開始当初からレッズがボールを持つ時間が長い試合展開となった。セットプレーも多く獲得し、柏木が正確なキックを李、槙野、阿部といった選手たちに合わせてチャンスを演出していった。
17分、レッズは先制点を挙げる。柏木の縦パスを李が相手バックラインの裏へフリックすると、宇賀神が一気に走り込んでシュートを放った。ボールはゴールポストを直撃したが、こぼれ球を梅崎が押し込み1-0とした。
後方からボールを保持し、1トップの李が縦パスをうまくフリックする攻撃などを見せながらゲームを進めるレッズだったが、柏の攻撃の局面になると、1トップのレアンドロが左サイドに流れてくる攻撃に手を焼く展開となった。左サイドで起点を作り逆サイドへ運ばれる場面も作られ始める。
それでも永田や西川を中心に失点ゼロで抑えていたが、前半終了間際にゴール前の混戦でPKを与えると、これをきっちり決められ同点。この43分の失点により1-1で前半を終えた。
後半からレッズは関口に代わって濱田が出場。森脇が右アウトサイドにポジションをあげた。立ち上がりから両チーム攻撃に決め手を欠く展開となったが、55分に原口のドリブル突破でチャンスを作ったのを契機に、レッズの前線が躍動し始める。63分には槙野の左サイドの突破から中央に折り返したボールに梅崎が合わせる決定機も作り出したが、最後のところで柏守備陣のブロックにあった。
柏に大きなチャンスを作らせることなくゲームを進めていたレッズだったが、相手のカウンター攻撃からコーナーキックを与えると渡部にヘディングシュートを決められ、79分に逆転を許してしまった。
レッズは槙野も積極的に高い位置を取り、同点ゴールを目指して攻撃を続けていく。83分には梅崎のクロスから李がゴールネットを揺らしたが、判定は惜しくもオフサイド。86分には、これがプロデビュー戦となる関根をピッチに送り込み、攻撃の手数を増やしていくが、最後までゴールを挙げることはできずに1-2で敗れた。
レッズの次戦は3月23日(日)、埼玉スタジアムで無観客試合として行われる第4節、清水エスパルス戦に臨む。

【梅崎 司】
お互いに良さが出たゲーム展開だと思います。自分たちも良い形を作れていたと思いますし、時間帯によっては柏にも良い攻撃でフィニッシュまで持ち込まれていました。そういう展開の中で後半はどちらが先に点を取るかというところで、奪われてしまいました。その後も我慢強く戦えたと思いますが、最後は結果につながらなかったです。
(先制ゴールについては?)ウガが良い形で中に入って受けて、最初はスルーパスを受ける動き出しをしていました。シュートを打つかなと判断して切り替えてこぼれ球を狙いました。ちょっと当たらなかったですが、あそこに詰めていることに意味がありますし、今シーズンの1点目を取れたのは大きな前進だと思います。
(後半、槙野からのボールでチャンスになった場面については?)すごくブラインドになっていたので、準備はしていましたが、合わせるので精いっぱいでした。ただ、ギリギリのところでも落ち着いてコースを狙えれば良かったですし、決めたかったですね。
(李を含めた前線のコンビネーションについては?)すごく良い感覚でコンビネーションもでき、連動性もありました。チュン君の体の強さやポストプレーが生きていましたし、自分としては生かせるように、プレーを引き出せるようにしたいです。
(終了後に、サポーターから大きなコールが送られていたが?)今、クラブにはいろいろなことがありますが、広島戦で勝利を見せることができました。今日、負けはしましたが、自分たちの気持ちの入ったプレーは見せることができたゲームだと思います。結果は残念ですが、ああやって負けた後でも後押ししてくれたのはすごくありがたいことですし、また僕らもサポーターのために頑張らなくてはと思った瞬間でもありました。とても感謝しています。
(週末のゲームに向けては?)今日のゲームは終わったことなので、切り替えて次のリーグ戦で勝ち点3を奪えるようにしたいです。特殊なゲームですが、結果で僕らは上に行くんだということを示して、それをサポーターにプレゼントしたいです。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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