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予選リーグ突破へ向け、勝ち点3を

先週末の名古屋グランパス戦での劇的な勝利の余韻が残る中、16日(水)にはヤマザキナビスコカップの徳島ヴォルティス戦が、埼玉スタジアムで19時30分にキックオフされる。

対戦相手の徳島は、大塚製薬サッカー部を前身に持ち2005年にJ2へ加盟。昨季はリーグ4位の成績を残すと昇格プレーオフを勝ち抜き、J1への切符を勝ち取った。Jリーグへの加盟もJ1への昇格も『四国勢初』、名実ともに四国のサッカーをけん引する存在だ。

しかし、初めてのJ1の戦いでは大苦戦をしている。ここまでの公式戦は8戦全敗。リーグでの得点1、失点22はともにワーストであり、攻守ともに大きな壁にぶつかっている状態だ。

徳島はナビスコカップ第1節のアルビレックス新潟戦で、多くの若手選手を起用してリーグ戦と大きくメンバーを入れ替えている。第2節は試合が無かったため、今度のゲームに同じ考え方で臨むかは予想しづらい。だが、先週末のリーグ戦ではレッズ在籍経験を持つセンターバックの青山 隼、期限付き移籍中のボランチの小島秀仁、FWの高崎寛之の3選手がチームの核となるセンターラインを占めている。彼らが古巣対決となる埼スタでのレッズ戦へ向け、モチベーションを高めていることは想像に難くない。レッズの強みも弱みも知る3人は、間違いなく警戒すべき存在だ。

一方で、レッズにとっても名古屋戦から中3日で迎える平日のゲームである上に、徳島戦後は中2日で大事なリーグの川崎フロンターレ戦を控える。ミシャ監督が、ある程度のメンバーの入れ替えを行っても不思議ではなく、スターティングメンバーを予想するのは普段以上に困難だ。ここまで出場機会が少ない選手たちも強い気持ちで臨むはずだが、どの選手がピッチに立ったとしても、ミシャ監督が常に強調する『運動量、球際、セカンドボール』の部分で相手を上回ることが、勝利を得るための前提条件だ。

この試合は、レッズにとってナビスコカップのタイトル獲得へ向けて非常に重要な一戦だ。7チームのうち上位2チームが準々決勝へ進出する予選リーグにあって、浦和レッズは第2節を終えて1勝1敗。全6試合の中間地点となるこの第3節が、勝ち残りへの分水嶺になると言っても過言ではない。埼玉スタジアムで行われる決勝戦で優勝カップを勝ち取るためにも、求められるのは勝ち点3だ。

レッズは4月に入って公式戦3連勝と、シーズン開幕から続けていた内容の良い試合に結果が伴ってきた。好調の波に乗っている今、ファン・サポーターの大きな後押しを得られるホームゲームでこの波をさらに大きなものにし、快進撃を続けたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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