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中断明けは天皇杯からスタート

2014FIFAワールドカップブラジルの開催により、中断期間に入っていたJリーグ。浦和レッズはこの期間に静岡県静岡市の清水ナショナルトレーニングセンターJステップにてトレーニングキャンプを行い、じっくりとチーム力を高めてきた。そして迎えるリーグ再開に先駆け、7月5日からは第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会が開幕。昨年同様、年齢、アマチュアやプロの垣根なく88チームが出場、日本一を争う。レッズは7月12日(土)18時より浦和駒場スタジアムにて千葉県代表・浦安SCとの2回戦を戦い、この大会でのスタートを切る。

なお、本年度の大会では例年サッカーファンに親しまれてきた「元日・国立」の決勝戦というシチュエーションが、国立競技場の改修工事・2015年1月に開催されるAFCアジアカップとの兼ね合いから47年ぶりに変更。決勝戦は12月13日(土)に横浜市・日産スタジアムにて行われることが決まっている。

初戦の相手となる浦安SCは、本大会2年連続2度目の出場。現在は関東サッカーリーグ1部に所属しており、今シーズンは全18節の半分を消化した時点で7勝2分の成績を記録、リーグ首位に立つチームだ。カテゴリーとしてはレッズの属するJ1より4つ下に位置するチームだが、それだけに失う物は何もない。J1のクラブと公式戦で対戦するのはクラブ史上初めてということもあり、高いモチベーションを持ってこの試合に臨んでくることだろう。こうした勢いに対して下手に受けに回ると思わぬ苦戦を招くことにもなりかねないだけに、まずは「この一戦に必ず勝利する」という強い気持ちを持って戦う必要がある。

そしてこの試合では、メンバー構成にも注目したい。下位カテゴリとの試合ではテストの意味をかねてこれまで出場機会の少なかった選手が起用されることも往々にしてあるが、この試合は中断期間明けの初戦となるだけに、翌週より再開されるリーグ戦を見据えてベストに近いメンバーで臨むことも考えられる。一方で昨年の3回戦・モンテディオ山形戦でユース所属の選手が起用されたように、若手にチャンスを与える可能性もあるだろう。ミシャ監督がどのような意図を持って試合に臨むのかも気になるところだ。

かつて浦和レッズは2005年・2006年の天皇杯において、Jリーグクラブとしては初となる連覇を達成している。しかしその後は準々決勝進出が最高と、結果を残せていない。再び日本サッカー界に覇を唱えるためにも、まずはこの試合にしっかりと勝ち切り、3回戦へと駒を進めていきたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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