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中断前最後の試合、ホームで勝ち点3を

5月26日の第13節柏レイソル戦を、第12節サガン鳥栖戦とまったく同じ6-2というハイスコアで制し、今シーズン2度目の3連勝を飾った浦和レッズ。次の戦いは5月29日(水)19時30分よりホーム埼玉スタジアムで行なわれる第9節ベガルタ仙台戦だ。
これはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ出場による未消化分の試合。リーグ中断前の最後に組まれたこの一戦を終えると全18クラブの試合数が横並びになる。現在3位につけているレッズは仙台戦に引き分け以上で2位に浮上するが、勝って勢いを継続したまま中断期間を迎えたいという思いは誰もが一緒。非常に重要な一戦だ。
仙台は2002、2003年に続き、7年ぶりのJ1参戦となった10年こそ14位と苦しんだが、11年には4位と躍進し、昨シーズンは年間を通じて上位をキープ。サンフレッチェ広島と終盤まで優勝争いをしながら最終順位2位と、素晴らしい結果を残した。
指揮を執るのは6年目を迎えた手倉森誠監督。堅牢かつ出足の鋭い守備をベースとし、カウンター攻撃で点を奪うというスタイルがベース。ゲームメーカーの梁勇基が蹴る精度の高いキックも重要な生命線だ。
さらに昨シーズンからは守備力に攻撃力も加わっている。ゴール前で強さを発揮する赤嶺真吾が11年に続いて14得点と力を維持しつつ、助っ人FWウイルソンが13ゴール。1年間のチームの総ゴール数は11年の39得点から59得点へと大きく伸びた。
ただ、今シーズンはACL出場が重くのしかかり、調子を上げられずにいる。3、4月に挙げた勝利はわずか2。5月11日の第11節には大宮アルディージャ戦の無敗記録を21で止める勝利を収めて今シーズン初の連勝を飾ったが、その勢いも長くは続かなかった。チーム得点王のウイルソンが4得点、赤嶺が2得点と得点力に陰りが見えるほか、球際の激しい守備で鳴らす角田誠がレッズ戦は出場停止となっている。
反対に、仙台をホームに迎えるレッズは攻撃が絶好調だ。5月の4試合で挙げた得点は17。ここ2試合はシュート25本で12点を挙げており、1試合少ないながらもチーム総得点は18チーム中トップに立っている。
6得点でチーム得点王の原口元気を筆頭に、11人もの選手が得点を決めていることからも分かるように、どこからでも得点できるのが今のレッズの強み。先発メンバーのみならず、マルシオ リシャルデスや矢島慎也といった途中出場の選手がゴールを決めているのも層の厚さを物語っている。
また、今シーズン仙台からレッズに移籍してきた関口訓充は26日のレイソル戦で4試合ぶりに途中出場を果たした。日頃の練習の成果から久しぶりとは思えないフィット感を見せ、「仙台は堅守で来ると思う。攻守の切り替えをしっかりやって、カウンターに気をつけて戦えればいいと思う」と話ながら出番を心待ちにしている。
中断前最後の一戦は、多くのチャンスを作って決めるべき所で決めるのはもちろんのこと、4月14日の湘南ベルマーレ戦以来となる無失点勝利にも挑みたい。勝ち点3を取って気持ち良く中断を迎えよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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